表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
unkな会社に殺されて  作者: 印西牧の原終点
4.貴族の戯れ
44/122

2.嵌められた感

テーブルに乗っているのはシャケ、鱒、サーモン、トラウト、鮭。同じやないかい。

マリューボの特産がこのサーモントラウトなのだそうだが、色味が赤すぎる。

なんでも異世界のオキアミが真っ赤だからだというが、ビーツかというくらいの赤さだ。


怖くなったので鑑定するのだが、どれも"毒なし、美味"と出るので目をつぶって食べる。

「濃ッ。でも美味い…。」

そして脂がヤバい。

アレか。元の世界(あっち)で言うノルウェー産にあたるのか。南北の違いってだけで。



腹八分目にはちょっと足りないくらいになったので

泥下の蓮(レンコン)の団長らが座っている所に行く。

「お待たせしました。」

「やっときたか。ムグラー殿、彼が迷い人のハサマです。

ハサマ。この方はムグラー殿。大変な美食家であるミアー卿と懇意にしていらっしゃる商会長だ。」

「話は聞いておりますぞ、ハリコの山菜を非常に鮮度の高い状態でお持ちだとか。」

「え、ええ。」

自己紹介する間もなく本題を切り出される。

なにか切羽詰まっているとでもいうのだろうか。


「単刀直入に申しますと、話が本当であればあなたの持ってきた商品を買い取りたい。」

「…この街は許可制では?」

「商人間の取引までは禁じられていません。

許可制なのは街の物価をコントロールするためですから。」

このおっさん相場操作(プレイヤー)側の人物か…厄介の予感しかしない。

「…まずはモノを見てからにしませんか?」

「それもそうですな。いやいや、急かしてしまい申し訳ない。」

そういって泥下の蓮(レンコン)の団長達と共に別室に案内される。



防諜設備らしきものがあちこちにある部屋に着き、"不可視の商品棚(プロダクト・シェルフ)"の起動を促される。

どうやら能力はある程度バレている様だ。まあ、道中で特に隠してなかったし当然か。

どうせバレてるならばと堂々と"商品棚(シェルフ)"を起動し、商品を陳列する。

「これらが俺の仕入れた商品になります。」

「!!これは…素晴らしい。」

ムグラーのおっさんが目をむき、商品を手に取る。

仕入れた当時そのままの商品だ。おまけに鑑定を使ってるので質も良い。

「是非!是非この品を買い取らせて頂きたい!」

肩に手を置きぐわんぐわん揺すってくるおっさん。

ちょ、首折れるからヤメテ…


スーパーで売ってるサーモントラウトってどっちを指すんでしょうねぇ

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ