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俺達はリビング兼ダイニングに座ってお茶を飲んで休憩していた。
「あ~なんか色々疲れる一日だった・・・・・大規模で襲撃されるのって初めてだったか?・・・・・やっぱ数の暴力ってすげぇな」
「それにしては見事な指揮でしたぞ主殿。あれが無ければ我とライラ殿は包囲され魔法の餌食になっていたでしょうな」
お茶を飲みながらコクコクと頷くライラ。
「俺達は数が少ないのが利点だからな。逃げ回る体力も有るから一度に相手する数さえ減らせりゃ何とでもなるんだよ。その為の訓練だったって訳」
「なるほど」と感心しながらお茶を啜るアレス。
「まぁ反省はここまでにして、腹減ったろ飯にしようぜ」
そう言って調理場へ行き作り置きしておいた目玉スープを次元収納から取り出し、温めながらリザードマンステーキを焼いていった。
大量のステーキが次々と消えて行き、幸せそうに腹を撫でる二人を見て無事で良かったと心の底から思った。
食後のお茶を飲んでいる二人に「風呂の準備してくる」と言って風呂場に行き、湯船に水を張って風呂釜に火を焚いてから部屋に戻り、二人に風呂の説明をする為に風呂場に連れて行った。
「まず此処で服を脱いで其処の籠に入れます・・・・・って今脱ぐな、入る時は基本男女別だぞ・・・で、このドアを開けて中に入る・・・・・あれが浴槽であの中に浸かるんだが、浸かる前に桶でお湯を掬って軽く洗ってから入ります。少し浸かってからこの布にこの石鹸を付けて全身を綺麗に洗ってお湯で石鹸を流したら温まるまで浸かる・・・・・解った?」
「ん~・・・軽く洗ってお湯に浸かって綺麗に洗って温まるまで浸かる?」
「そうそう、そんで出たらこの布で拭いて服を着ると。あ、着替えはちゃんと用意しといた。こっちがライラでこっちがアレスな、じゃあライラから入りな。俺らは部屋で待ってるから」
「え、主様から入るんじゃ・・・・・」
「ああ、俺は最後にのんびりするよ。俺は眠らないしお前ら疲れただろ。風呂入ると凄く眠くなるから出たら直ぐ寝るといい」
俺とアレスはリビングへ戻り、暫くしてライラが出て来ると次はアレスが入り最後に俺の番になった。
「あ~すげぇ楽しみだ・・・やっぱ日本人は風呂に入らないとな~・・・・・」
服を脱ぎ、かけ湯をして軽く洗った後に湯船に足を入れると、お湯から押し戻される様な感覚が。
「ん?何だこりゃ?すげぇ浮力が掛かってる様な・・・・・」
そのまま力技で片足を湯船の底に付け、もう片足を浮かせた瞬間、底に付けた足が底から離れ、後ろ向きに倒れそうになって慌てて湯船の淵に手を付いて事無きを得た。
「ふぅ~・・・危ねぇ・・・どうなってんだこれ?・・・・・まさか・・・木箱だから・・・なのか・・・水に沈まないと・・・・・」
色々と試してみるが浮力が強過ぎてどうにも沈まないので、鉄の塊を抱えて湯船に座ってみる。
「・・・・・・・達磨か俺は・・・・・算盤責めにも似ている様な・・・・・くそっ!・・・これじゃ落ちつかねえし、かえって疲れるだろ!」
結局体だけ洗って風呂場から出て、二人の服を洗濯して空き部屋に干してリビングで悶々と過ごした。
「・・・野郎・・・ぜってぇ許さねぇ・・・必ず見つけ出してやる・・・・・死ねない様にして永遠に苦しめてやる・・・・・」
俺は二人が起きて来るまで、どう責めるかを考え続けるのだった。
ここまで読んで頂き有り難う御座いさす。




