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俺は眠る二人を見ながら今後の方針とアレスの訓練内容を決める為にステータスの確認をした。


―――――――――――――――――――――――――

 ステータス(偽装中)

 名前:パンドラ LV25 HP 1700/1700

  属性:闇 耐久力:270

  スキル:属性攻撃耐性 闇属性攻撃 天地無用

   物理攻撃耐性 ステータス偽装 魔法攻撃耐性

   所持限界量増加 自動修復(中) 並列思考

   状態異常耐性 

 眷属:犬獣人♀〔名前:ライラ〕

    オーガ♂〔名前:アレス〕

―――――――――――――――――――――――――

―――――――――――――――――――――――――

 種族:犬獣人♀ 名前:ライラ LV16

  HP 410/410 MP 270/270

  筋力:255 体力:235 素早さ:380 技術:140

  知力:140 精神力:140 幸運:45

  スキル:五感強化 高速思考 剣術 咆哮 身体強化

   言語操作 投擲 状態異常耐性

  装備:グラディウス×2 布の服 布のズボン

   革の胸当て 革のブーツ

 眷属契約〔契約主:パンドラ〕

―――――――――――――――――――――――――

―――――――――――――――――――――――――

 種族:オーガ♂ 名前:アレス LV9

  HP 280/280 MP 120/120

  筋力:250 体力:230 素早さ:180 技術:80

  知力:70 精神力:80 幸運:25

  スキル:剣術 身体強化 言語操作 物理攻撃耐性

  装備:グレートソード 布の服 布のズボン

   革鎧 革の靴

 眷属契約〔契約主:パンドラ〕

―――――――――――――――――――――――――


(お、自動修復(中)になってる。これから先の事を考えると多少の無茶が出来るのは有難いな。ライラは順調と言えるだろう。アレスはやっぱりパワー系か・・・持ち味の筋力を伸ばしつつ技術を上げる方向で行くか。スキルは感知系と投擲が欲しいな)


色々と考えているうちに2人が起きて来たので、適当な木材で手合わせをして貰った。


(ぐぁ・・・・・まさか此処までの差が有るとは・・・主殿申し訳ない・・・・・)


(気にするな予想通りの結果だ。アレス、お前は力はあるが早さが足りない。おそらく種族的な事も有って早さは力程上がらないだろう。だから技術を上げる。力任せに剣を振り回すんじゃ無くて刃物の使い方を学び、全ての動作を洗練させ無駄な動きを無くす方向で行こうと思う)


(1日も早くライラ殿に追いつき、主殿のお力になれるよう精進致します)


(よし、それじゃ飯を食ったら移動するぞ)


食事が終わり移動する前にアレスに丸太を6本渡して両脇に抱えて歩くように言い、剣は背中に背負わせた。


(ライラは若干早めに歩け。アレスは遅れずに付いて来るんだぞ)


移動を開始して俺は直ぐに怒号を飛ばした。


(アレス!ドタドタ歩くな、ライラの動きを良く見ろ!そんなんじゃ直ぐに疲れて動けなくなるぞ!)





(唯歩くだけじゃ無くて考えながら歩け!どう動いたら効率が良いか考えて試しながら歩くんだ!)





(顎が上がってきてるぞ!呼吸の仕方も考えるんだ!周囲の警戒も怠るな!)




暫くしてアレスの遅れが目立って来たので休憩する事にした。


(よく頑張ったなアレス。だいぶ良い感じになってきたぞ。ライラは食事の用意を、薬草も忘れない様にな)


(主様・・・私の時よりずいぶん厳しい気がするんですけど・・・・・)


(ライラは基礎からだったけどアレスは違うだろ。それに一度付いた癖ってのは矯正するのが難しいんだよ)


(ライラ殿、お気持ちは有難いのですが、我は不器用故体で覚えるしかないのだ)


(今日の移動は此処までだ。食後はライラとの手合わせと投擲の訓練、後は刃物の使い方を教わるように)


(ライラ殿、お手数をお掛けしますが手加減無しでお願い致します)


食事と休憩を挟みライラとアレスは手合わせを始めたが、ライラが一方的にアレスを打ちのめすだけだった。何度か手合わせをし投擲の訓練をした後に、アレスはライラに刃物の使い方を習い調理の手伝いもした。

食事を終えてまったりしていると、アレスが一日を振り返り話し始めた。


(・・・主殿、ライラ殿、ご指導戴き有難う御座いました。我は今までこれ程充実した1日を過ごした事は御座いません。これからも宜しくお願い申し上げます)


(・・・ククク・・・お前は本当に堅苦しいなぁ・・・だが、其れだけ真面目だって事だ、その分信用も出来るし悪くはないな)


(そうですねぇ・・・アレスさんが仲間になってくれたお陰で私も手合わせが出来ますしね)


(まぁ暫くは今日と同じ訓練だ、2人共もう休むと良いぞ)


2人は余程疲れていたのか横になると直ぐに眠ってしまった。

俺は周囲の警戒をしつつ2人が良い関係を築けている事に安堵した。

ここまで読んで頂き有難う御座います。

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