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最弱スキル【騒音】で追放された俺、嫁が全員ヤバい件について。 〜無自覚バカのゆるゆる異世界ハーレム生活〜  作者: 荒高 まっぽ


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第七十話 工場稼働!!でもトラブル多発。

パン工場、ついに本格稼働です。


新しい職場、新しい従業員、新しい朝の地獄。


すんなり始まるわけもなく、今回も問題児がやらかします。


シズカとベーカの胃が心配になる回ですが、どうぞお楽しみください。

いよいよ工場が稼働しました。


リートウサン一家も引っ越し済み。


社宅は防寒仕様の豪華な一軒家。


前の家より広く新しいです。


家族みんな満足ですね。


メモとヒトニは同じ事務所で経理をしています。


アイボはリモートでネット関係の仕事をしていました。


ヒトニは軽く昼食をメモと共にして色々話を聞いています。


メモは禁止事項のノイズバカを口にはしませんでした。


それでも悲しみは鈍いヒトニにも伝わりました。


(シズカから聞いていたが悲しみようがすごいな。付け入るスキはありそうだ。あまり職場で女漁りはよくないがモクモクと会えないし…。)


「何かありましたら何でも相談してください。僕これでも経験豊富なんで。」


メモはノイズ推しをしていたのは男性不信です。


だからヒトニの好意は届きません。


(なんか怪しい。)


「ありがとうございます。何かありました真っ先にヒトニさんを頼ります。」


ヒトニは満足そうです。


メモの社交辞令に気がつきませんでした。


一方工場では。


初日なので1時間早く、朝の3時から工場は稼働しています。


ベーカは工場長なのでもちろん無遅刻。


従業員は寒い中何とか出勤してきていましたが、1人だけいません。


そうです。


キラです。


シズカが直々に起こしに行きました。


「早く起きてください。初日からそんな態度だと切りますよ。」


「お母さんまだ寝かせて。あと5分。」


「私はお母さんじゃありません。」


「!?シズカさん。はい。起きます。」


結局キラは朝ごはん抜きで仕事でした。


初日なのでまずは研修を合同でします。


機械の動かし方。


パンの作り方。


ベルトコンベアから流れてくるパンのチェック。


キラはこっくりこっくりしているのでベーカからも怒られました。


「あなたのことはシズカさんから注意するように聞いてます。

しっかりしてください。

親御さん泣きますよ。」


「ちょっと首がかくかくしただけです。大丈夫です。」


言い訳も意味がわかりません。


やっと工場でパンが作られます。


これでやっと帝都グランドチャンピオンのパンが美味しくなります。


一回目はベーカが生地作りの見本を見せましたが二回目はキラが入れるイースト菌を忘れて生地がダメになりました。


キラは何度かミスをして何度か叱られましたが何とか1日を終えたのでした。


くたくたです。


帰宅後は爆睡。


翌日もまた遅刻するのでした。


シズカとベーカはキラの扱いをどうするか真剣に話し合いました。


「シズカさん、彼はわしから見てもダメだと思います。十分義理は果たしました。

切りましょう。」


「ベーカさん、彼はここを建てた工務店の方の親戚なんです。簡単には切れないんです。

1ヶ月様子を見ましょう。それでダメなら私たちはあきらめましょう。」


こうしてキラの余命は1ヶ月と決まりました。


キラは改心できるのか?


それとも見捨てられるのか?


それはまだ先の話。


今回はここまで。


次回をお楽しみに。


第七十一話に続く。

キラ、初日から通常運転でした。


むしろ初日でこれなら、今後に期待しかありません。

悪い意味で。


そしてヒトニも地味に動き出しました。


怪しい男は、だいたい自分を経験豊富と言いがちです。


工場は無事に動き出しましたが、人材面はまだまだ波乱の予感。


キラの余命一ヶ月、果たして延命されるのか、それとも予定通り切られるのか。

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