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タカシ・ファンタジー  作者: zaq2
EP7:ほらぁ……ファンタジー?
31/34

(-A 。;;):帰ってからも、疲れとれない……

 寒さのきびしい日が続き、小雪のちらつく日もある昨今ですが、いかがお過ごしでしょうか。



 タカシです。





 あれから一年近くがたちました。


 業界内でのお家騒動的な事で決着がついたとの連絡があり、自分にもそのお詫びと称して、何らかの便宜を色々と図ってくれるとのことで……



 二人が帰ってきたという事は、現代社会においては色々と問題があると思います。

 例えば、戸籍とかそういうのが……


 駄目でもともとと思い、思い切ってはそういう事に関しての何らかの手続き関連を全部お任せする事と、手狭になるであろう現在の住処からかけ離れた高額なマンション住まいを希望してみました。



 通りました……。

 二人の戸籍も手に入りました……。


 この世の中、どうなってんの?と思いましたが、「餅は餅屋です」という事で濁された様な、そうでもないような……


 なお、二人の苗字が自分と同じなのは、どういう事なんでしょうか?

 えっ?管理責任があるから?都合もあるから?いや、そこは別にしてもかまわ……

 二人の威光?意向?……そういうのを察したので、それ以上はやめておきました。



 新居に関しては、イニシャルコストなどの経費云々をあちら持ちで結論が付きました。

 場所は、某一等地すぎる場所にそびえ立つ代物です。



 そびえ立つ代物です……

 業界、恐ろしい所……



 一通り、そういう事を経験しては、今は一人暮らしていた一般的なマンションから、高額マンションへと移り変わりました。



 なお、家賃の月数十万は自腹で行わなければならなく、結局、業界の人の依頼を優先的に受けざるえないという事で……


 今まで働いていた職場を依願退職しては、その業界の仕事一辺倒となっていきました。


 そもそも、家賃で給与が全部吹っ飛びかねない金額と、その金額すらも余裕でカバーできる新規の業界のお仕事と比べたら、そうせざる得なくなったわけとも言います。



 ただ、その仕事内容が、昼夜問わず依頼があれば請け負うという仕事をこなしていっていたある日……ふと思いました。



 あれ?前の職場よりも、"働く環境が悪くね?"と



 ふと、転職後に経験している、いままで仕事内容を振り返ってみると……


 平日だろうと休日だろうと定時なんてものは存在しません。物によって徹夜だってあります。

 空いた日は寝る事がほとんどで遊ぶなりの予定を組める余裕がありませんし、そんな日に急ぎの連絡があれば、期日までに妖案件を解決しておくことにでもなれば、休める日すらなくなります。


 最悪、同時進行で十件以上もひと月の間に依頼としてだされ、日本全国津々浦々、業界の人と一緒に行脚する羽目もありました。



 あれ?

 高級マンション住まいでも、津々浦々に移動してたら、そんなに住んでない気が……?


 それでも家賃払わないといけないし……

 というか、住んでる意味、あるのでしょうか?



 ・・・



 考えないようにしましょう。

 そうして、一年以上、そういった生活を続けていました。



 そうそう、レイの方は留守番をしてもらっていますが、いつの間にやらスケジュール管理を行うようになり、今では秘書的な仕事をこなしています。


 そして、いつの間にか免許を取得しては送迎を……?



 なぜか特殊と大型と牽引に自動二輪と、全部運転できる?フル免許とってるの?

 あと、スケジュールがぎっしり詰まってるのをキッチリ進めるのも不思議で……

 え?秘書検定受けてたって?いつ取ったの?そんな余裕あったの?



 ……まぁ、レイの事はおいておきます。

 電脳世界などで色々と調べていたりしますし……



 そして、テールの事ですが、業界人が経営する私立高校に通っています。

 あの事件のお詫び?で学費は免除となって助かってます。



 そのテールも、自分がようやくマンションに帰ってきた時、「おかえり!!パパ!!」という言葉と共に、体当たりとベアハッグをしてきます。



 ただ、全力の突進と締め付けが、疲れた体に行ってくるのはやめてください……

 いまも、やられています……このまま続けられると死んでしまいます……



 成長したテールの姿は、どこからみても綺麗な清楚系の大人の女性という姿に変わり始めており、何でも芸能の方の業界の人からも、スカウトがあったらしいほどだそうです。


 ただ、本人は乗り気はまったくないために、そちら方面に行くことはなく、仕事業界の方へと進むためにと、学校に通う事にしたそうです。



 学校の成績はというと、一般的な身体能力に関しては問題ないのですが、学力に関しては魂が混ざった存在を活用してか「ズル」をして……好成績をたたき出しては、褒めてとその結果を見せに来ました。


 だから、ズルはダメだと……え?してない?教えてるだけ?

 オウルさんがそうおっしゃるのなら……はい、勉強の指導お願いします。


 そんな事を、目覚めた融合された魂の一つのオウルさん(フクロウの頭してる方)から勉強を教わっての結果だったみたいです。


 そんな疑いをかけたやりとりをしていたら、頬を膨らませて怒っている仕草をし、両手で叩いてきたりと、見た目清楚系のわりには、結構活動的とでもいうか……



 いや、それより、先ほどからのベアハッグが決まりすぎてて、息が……

 ちょ……まって……勉学を疑ってすいません、いや、止めて、マヂで

 許してください、なんでも……



 いや、何でもとは言ってませんよ?何でもとは?一緒にお風呂?いや、年ごろの娘さんがそういうのはダメでしょ?



 だから、さらに力いれて……顔をそんなにこすりつけてきたら、息が……ちょ……




(ゴキッ

 アビャ?!




 ・・・




追伸:

 気が付いたら、医療系の様な個室でベッドの上でした。

 枕元の袖机(そでづくえ)には、カタカタと震えるハバリさんがいます。


 ただただ背中と胸にある痛みの方がきつく、身動きというのができないです……

 痛いし、苦しいし……



(-A 。;;):帰ってからも、疲れとれない……


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