('A`;):まさか、そんなコト、アルハズハ…
熱い風がいつからか涼しく、そして冷たくなっては、衣替えをしなくてはと思え始める時分、いかがお過ごしでしょうか。
タカシです。
「ただいまー!パパー!!」
「すみません主殿、時間がかかってしまいました」
今現在、唐突に表れた二つの存在に抱き着かれていました。
ひとつは、かなり成長している恰好で、今までの魔物成分がどこいったのか、どこをどうみても《《完全な人》》になっており、どことなく子供っぽさの面影が少し残ったまま、正面から抱き着かれては、自分の胸あたりにつよく頭をこすりつけています。
そして、もう一つの存在はといえば、姿恰好はあまり変わらない物の、質感というのがはっきりと感じられ……なにしろ、かなりのボリューミーな部位が背中に接触させてきては、自分の首元に顔を埋める恰好で静かに抱き着かれてました。
そんな中、『なんじゃこ奴ら……貴様との縁が見え……だが残念じゃの?儂が紡いでおる』という声が聞こえてきましたが、そこは聞かなかったことにしておきます。
それよりも、先ほどから自分に対して送られる、回りの視線の方が痛いのですが……
さて、こうなった状況を思い返してみます。
‥‥‥
‥‥
‥
まず、業界人(?)からの話を聞いた際に、とてつもなく嫌な感じをヒシヒシと感じていたのですが、ハバリさんから必ず受ける様にと指示を受け、しぶしぶと受ける形となり、そのまま何事もなく当日となりました。
当初の予定で、多数の同業の業界人(?)が集まっては、目的地となる"とある山の頂上"目指して、周囲から登っていくという山狩り的な方法で対応していくという話になりました。
自分の担当はその一つに割り当てられ、また、自分と共に行動する形で同門らしき宗派の人達が二人ほど付き添う形で、自分を含めて合計三人がその一区画の担当となりました。
そうして、時間になっては山頂に向かって上り続け、その道中に、どうみても角が付いている赤い肌や青い肌、たまにオレンジ色風な肌をしている和製のモノノケたちが、まるで我を忘れたかのように襲ってきては、それらを駆逐しながら進みつづけては、山のいただきに到着しました。
山の頂きに到着したのは一番最後だったと覚えています。
他の人たちからの報告で「一番探していた対象が、まったく見つかっていない」という事で、リーダー格の人がこの場所におびき寄せるという話になり、何かしらの儀式が始まりました。
それを待ちぼうけをする形で眺めていたら、ハバリさん曰く、《人為的に異界という現象(?)を起こしている。気を付けろ。》と、
言われた矢先、そのリーダー格と数名を残してその異界(?)に飲み込まれ、その異界の中に現れた何とも言えない、精神面がガリガリ減っていくようなグロイ存在がいました。
その存在はといえば、業界人(?)の人たちを、一人、また一人と取り込んでいくような形で飲み込んでいき、こちらも勢いに任されて飲み込まれ……たかと思えば、ハバリさんの機転により、球状の見えない壁になんとか守られて……《安心せい。護ると言うたであろう?》という事でした。
そして、ハバリさんは、この存在を倒すには「体内にある真なる心核となるモノ」を破壊する必要があるとか何とか……と、告げてこられました。
ここまで来たら嫌な予感がする方向に突き進むのが正しいんだろうな?と思いながら突き進み、それらしい球状の物が付着している空間に到着した際、あれじゃないかな?とハバリさんに伝えると"さすがじゃの。さて、ここからは、我の出番かの?"という事でバトンタッチし、あっけなく一刀両断する事に成功しました。
が、こんどは切り開いたところから、大量の黒い色の水波が洪水のごとくに流れ出し、その流れに流されては、異界の外へと放り出されていました。
周囲をみると、先ほど取り込まれていた人達も、何とか脱出できたかと思えば、いきなりリーダー格の人から攻撃をうけ、鍔迫り合い状態の時に何か"邪魔をするな""ニエ"がどうとかこうとか言われ続けていましたが、急にリーダー格の人に、先ほどのその切り裂いたさいに現れた黒い水?みたいなのが纏わりついては姿がキモチ悪い恰好に変貌していきました。
その存在に対してハバリさんから"堕ちた畜生と同等で、救いようが無い存在じゃな。比良坂にすら逝けぬ存在になりはてておる、死した神といったところじゃろうな"との事で、"切り伏せなければならない存在"という事でした。
ですが、ハバリさんはといえば、さきほど自分を守りながら核を壊す為に色々と力を使い果たしたがために消耗しきっており、対応するには厳しいと言われたため、一旦、身体の自由を返してもらっては、こんな状況の中でも"何故か嫌な感じが《《一切しない方向》》に"身体を動かし続けては、逃げの一手の行動をとっていきました。
ただ、そうしていたにも関わらず、どこでどうやったのかわからないのですが、なぜか知らないうちに相手の胴体(?)液体(?)と思しきところを斬っていたみたいな恰好になっていました。
すると、その切断面の亀裂から、こんどはまぶしい光が照らし出されたかとと思えば、その中から二つの影が現れて……
‥
‥‥
‥‥‥
と、冒頭にあるこの状況につながります。
いや、まだ目の前に、大きな黒い水塊というか、気色悪い肉片?液体?というか、その中に、リーダーらしき顔が浮かび上がっている存在が、すごい形相で襲い掛かっ……
「邪魔しないで!」
「邪魔ですね……」
何か、抱き着かれた二つの存在から放たれた攻撃?
一つはよくわからない斬撃みたいなものに細かく切り刻まれ、もう一つの方はといえば、細切れにしたモノ?を極太の光線(?)みたいなのによって、綺麗に消えては、晴れ晴れとした青い空を作っていました。
周囲にいた同業(?)の人は、何が何だかわからないままな表情をしてましたが、自分も、結局何が何だかよくわかりませんでした。が、
「強くなったでしょー!褒めて褒めてー!!」
「テイル、それは他の方が力を貸してくれているからで‥‥‥」
「マーマうるさい!パーパのところに帰って来れたんだから、いいじゃない」
《なっ?!ママにパパじゃと!?聞いておらん!聞いておらん!聞いておらん!!》
「ですが、テイルの力だけでは、この道は開けなかったですよね?」
「む、そうだけど……けど、今はそれでもいいじゃないパーパがいるんだから」
《いや、まて、正式に契り得たのは、この伊都之尾羽張であるからにして……》
……とりあえず、よくわかりませんが、終わった。
という事で良いのではないでしょうか?
あと、『姦しい』という漢字の意味が理解できたという事も付け加えておきます。
追伸:
嫌な予感が微かに残っていたので、その感じがする方向に近づいていくと
リーダー格の人が儀式か何かやってた祭壇らしき物に淡く光る物体がありました。
これ、壊さないとマズかったりするのかな?と思いながら、何気なく手に取り、
ビリツと何か電気が流れた感覚と"それに触れるでない!"という言葉が同時で、
思わず、拾い上げた手からこぼれ落としては、落下していった玉が地面に触れ、
粉微塵に吹き飛び……
え……?
粉微塵に吹き飛……び?
('A`;):まさか、そんなコト、アルハズハ…
ハバリ「(んん!?厄介なヤツに魅入られておる……"戯れ"という次元ではないぞ……これでは、ますます離れる訳には)」
判定三回:成功・成功・失敗 → 成功
矯正イベント発生:〇〇サマのいたずら
二つの存在の介入を許可される。




