('A`;):エッ?アッ?外国の人!?…フ,フ、フー・アー・ユー?
小暑が過ぎ、夏本番を迎えますが、暑さに負けずご活躍のことと思います。
タカシです。
あれから、大きな街?の神殿へと連れ込まれる形で軟禁?されながらも、数日?数月?が立ち・・・
というか、陽の光すら入ってこない、風呂トイレ付の豪華な、まさにゴージャスともいえる部屋?屋敷?から一歩も出られないという状況は、もう監禁では?と思います。
そんな折、三食昼寝付きのニート?生活にほとほと飽きてきた頃、神輿に担がれるままに魔王討伐隊なるものが結成される形になりました。
そうして、あれよあれよという間に魔王がいるといわれる大陸に向かっては、降りかかってくる火の粉を攻略(やんわり表現)にしながら進み続けました。
これまでの旅で問題があったとするならば、随伴されている鎧甲冑姿の方々や聖職者姿の方、雑務を行われる方々と、とにかく自身の世話に近しい人たちが、みな女性という点でしょうか。
こういった状況を鑑みれば、"異世界チートハーレムじゃないか!"と思われる方がいるとは思います。
ですが、ここで違うのは、みなさん目が死んでいます。
それはもう、こちらを見る視線に"ハイライトがありません"という状態です。
旅路が続けば続くほど、魔王軍なる敵性勢力を撃破していけばいくほど、それはより一層顕著にあらわれており、こちらから声をかけてみるも、身体を強張らせては、怯えた状態になられます。
いただく食事なども、震える手で持ち込まれる状態です。
何もかもが"恐れ多い"という事を言われますが、本当に「恐れられている」としか思えません。
特に、こちらが一番まいった事と言えば、夜、眠っていたときに《《不穏な気配を感じて目を覚ますと》》、女性の方が完全に死んだ目で感情もなく部屋の中に立たれてこちらを見続けていました。
正直、怖すぎです。
心霊的なホラーと言うより、サイコ的なホラーすぎて、心がまったく休まりませんでした。
なので、用が無いときは近づかないでほしいと願いました。
その後も、何とか信用と信頼の・・・いや、自分が安全であるという事を知ってもらおうと、お手伝いをしたりと努力してみようと思いました。
ですが、それらお手伝いを行おうとする度に、魔王軍(?)が空気を読まずに強襲をかけてくるため、その都度《《対応》》していけばいくほど、隔たりが大きく発生しているのを肌で感じてしまいます。
そうして、信頼の回復どころか、こちらに畏怖の念が大きく成長した状態で、魔王がいるという本拠地が見える場所までたどりつきました。
正直、やっと終わるのか…と、安心していた自分がいました。
目の前に見える魔王軍の本拠地・・・
いえ、お城ではあるんでしょうが、こちらが思っていた西洋風ではなく中華風とでもいうのか、周りがしっかりとした石塀で、正方形みたいな城壁?で囲まれているといった感じです。
そして、そのほとんどが黒塗りというのが、とてつもない威圧感を感じさせてくれます。
また、その石堀の周辺には、見渡すだけでも、空も地面もとんでもない数の魔物たちが隊列をなして埋め尽くしています。
これが、俗にいう「船が七分に、海が三分」という奴でしょうか?
ある意味、存在数がとてつもないその魔物たちの集団を前にしていましたが、隊長格と思しき人の"我らには使徒様がおられる!天は我らに味方している!突撃!!"という怒声とともに突撃していく討伐隊が・・・
って、えぇえぇっぇ?!
こちらが、何故にそういう行動にとったのか?と驚くまもなく、担がされている神輿(物理)と一緒になって敵陣まっただ中に運び込まされていく自分という存在です。
神輿に乗っているのは、現代人の体力なめてはいけません。
そんな高い位置から見渡せる内容は、"多勢に無勢じゃないのか?"と思ったのですが、危険的な感じが一切感じる事もなく、目に入るモノすべてを無力化?灰燼?していってる自分がいるという始末です。
たまに、"《《どこからともなく》》飛んでくる飛び道具"みたいなのがあったりしますが、気にしないでおきます。
今までの道中でもあったことなのですが、なんとなく"危ないかな?"という感覚があり、その場所を避けておくと、あたる事もなく躱す事がわかっていました。
今回も同様に火の粉をはらっていってましたが・・・やはり多勢に無勢です。
自分がよくても他の人たちはそうもいかず、魔王城から、絶え間なく次々と現れてくるクリーチャーも含まれる大群によって、徐々にこちらの方々も倒れていきます。
やはり、こんなに相手が多いとまずいよな・・・と思い、こうなりゃ思いつく事の《《出し惜しみは無し》》にしたほうがいいなと、意を決しました。
空を見上げてみれば、燦々と輝くお天道様があります。
道中、あぶない光線の類はやめておこうと心に近い、別の方法を模索していました。
その答えとして、太陽光を集光し、ソーラーのレイ的なものをパク・・・思いつきました。
光の屈折を調整できる事は確認済みです。
そうして、集めるだけ集めるために腕を蒼天に掲げては意識を集中し、とにかく集めるだけ集めた、集光したもの相手の居城に向かって攻撃をと、光魔法で構築を操作しては腕を振り下ろし・・・
一瞬世界が暗闇に閉ざされたかと思えば、次の瞬間、目が明けてられないほどのまぶしい光があらわれたかと思えば、大きな風が吹き荒れ、こちらも神輿から振り落とされるほどでした。
その後、目に入った光景といえば、晴天にそびえたつ、大きなきのこ雲を見上げて・・・
あるぇ・・・
えーっと・・・
そうは、ならんやろ・・・そう思いたかったです。
後に残るは、いつの間にかいなくなっていった魔王軍?たちと、更地?灼熱帯?と、いったところでしょうか・・・
と、とりあえず、そうして魔王?は滅んだみたいです。
なにしろ、その後に女神様が降臨し"魔王は滅びました"という言葉と共に公認状態のお墨付きとなりました。
魔王、見たことないんですが、これでよかったのでしょうか。
とりあえず、降臨された女神様は金髪ブロンドの美しい定番的な方でした。
敬具
追伸
(駄)女神様からお声をきいて、ようやく元の世界に戻ってきました。
数か月の旅路だったとは思ったのですが、
飛ばされたその日のコンビニのトイレの中で、
よく見るハイブリッド車がコンビニ店内に突っ込んでました。
ああ、これが噂の踏み間違いなのだなと思いました。
そうして、自分は関係ないなと買い物を済ませては、アパートへと戻り、
玄関を開けて懐かしい我が家(賃貸)へと入ると、
「お待ちしておりました。主様」という言葉とともに、
白く輝く人型の何かが目の前にいてカタマリました。
('A`;):エッ?アッ?外国の方!?…フ,フ、フー・アー・ユー?
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女神「ふぅ・・・やっと厄介者がいなくなりました。地形が変わるだけですんで、本当に助かりました。そういえば・・・何か忘れてるような?そうでもないような?」
帰還転移にスキル返納不可によるファンブル発生
・進化
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・融合
・暴走
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二回目の判定は次話




