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詩全集4

Blue Ruins

作者: 那須茄子
掲載日:2026/07/05

地平線の消失、確認

引き際はとうになくなり

始めたからには

やりきらなければ

死ぬだけとなった

この素晴らしき世界のなか


小さい身体で

小さい夢を

小さい脳みそで

小さく魅せられる

満足はない

不満は数え切れない

星を見れば

壊したくなるものの名前を

付けたくなる

これはきっと破壊衝動の一歩手前



地平線の消失、確認

引き際はとうになくなり

始めたからには

やりきらなければ

死ぬだけとなった

この素晴らしき世界のなか


肉を剥ぐことを覚えた子供は

また老いた屍を漁り

見事干し肉と成した

そうやって理不尽に抗い続けた結果は

弱い者へと集る共食いと皮肉のつくりかた

もう長くはない、この青い球志意たましい



間違っていなかったの繰り返しを経て

繰り返せない先を知った哀れな僕らには

どんな結末を用意してもらっているのだろう

それは半笑いで破った手紙の内容と似ているのかもしれない


ありがとうを分からないと変換できてしまう

この素晴らしき世界のなか

地平線の消失、確認

引き際はとうになくなり

阿呆しか産まれない箱庭の完成で

人間は無知に為り下がる






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― 新着の感想 ―
  知らないままなら喜楽でいられた?  知ってしまった哀しみ怒り  子のままでは居られないと  強がってはみたけれど  こぼれる弱音の色は ぼやけて暗く鳴る虹色  あしたは明るい日になると …
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