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17話〜呪い・続〜

「テルさん! と王女様?! は、話は伺ってます、こっちですどうぞー」


「ありがとうアメリアさん」


「ギルマスー、ギルマスーー! 来ましたよー、王女様までいらしてますーー」


「新人の頃から変わらないわね、アメリアは……」


「……そうだね」


「来たかテル! 話は聞いてるぞ」


「ライリーさん3人は?」


「向こうの部屋だ、サブマスと作戦立ててる、でだ、なんで王女さんまで来てるんだ?」


「! ライリーあなた、ちょっと変異種倒したからって調子乗ってんじゃないのかしら?」


「はっ?! なんだ最近なんも出来なくてギルド頼って来てんのは王女さんの方だろ?」


「なんですってー! 暇そうだから仕事あげてるんです、わたしは!」


「ちょっと2人共やめなよ!」


「王女さんが絡んでくるからよー」


「あんたでしょ!」


「まぁまぁまぁ、ヒカル落ち着いてよ」


「まったく、こんなやり取り昔したなー、テルといると()()()を思い出しちまうなー」


「わたしの事かしら?」


「ヒカル!」


「名前は一緒だったな、たしかな」


「ライリーさん!」


「だーかーらー! それが()()()だって言ってんのよ!」


「はっ?! 何言ってんだこの嬢ちゃんは? なんとかしてくれよテル、話が進まねー」


「いいライリー、よく聞きなさいよ!………………」


「……わっははははは! 王女さんが勇者の生まれ変わりって! 大丈夫かよ?」


「ヒカルってばもう……」


「ぐぬぬぬぬっ、信じないならいいわ! テルにあの事ばらすわよ?」


「あー? なんだってんだ?」


「10何年前かしら、わたしとテルが旅立つ前の夜……」


“ガタンッ”「な、なんでお前がそれを……まさか! な訳ねーよな?」


「ぼくが寝ちゃった後に……ライリーさん……」


「まだあるわよ! 女の口説き方わたしに教えるとか言って」


「まっ!! まさか?!」


「アメリアのおし……」「わーーっ!」


「なに? ライリー叫んだりして?」


「や、やめてくれ! 悪かった、俺が悪かった……本当なのか? おいテル?」


「……うん」


「信じらんねーよ……ほんとにあの、魔獣の解体中にゲロしてたヒカルだってのか?」


「やめろーー! その話はいいでしょ? わたしよ!」


 2人の過去のばらし合いはしばらく続いたけど、結局アメリアさんの話の続きは聞けずにライリーさんはヒカルを信じてばらし合いは終わった。


「……こんな事があるなんてな」


「ライリー、それじゃ話戻すわよ!」


「おー、そうだな! 会議室に行くか」


(……やっとか)


「どうだ、《サミー》決まったか?」


「はい、やはり自分と部下とで探すのが最善かと」


「そうだな、探すまでは任せた方がいいだろな」


「テルさん、王女様、自分が見つけて参ります、お任せいただけませんでしょうか?」


「どう思う? テル?」


「うん、サミーさんならこっちから頼みたいくらいだよ」


「わかったわ、サミーお願い出来るかしら?」


「はい、王女様」


「お前たち3人もそれでいいな?」


「はい……」


「それじゃ今日は解散だ、明日の朝ここでサミーの報告を聞こう」


「わかったわ」


「サミーさんお願いします」


「お任せを、それでは」


 サミーさんが出た後、皆それぞれ解散した。ぼくはヒカルを城まで送り村へ帰った。疲れていたぼくは明日に備える為、早めに休み朝を迎えた。


「来たわね! テル!」


「皆さんおはようございます」


「揃ったな! じゃ始めるか! サミー!」


「はい、昨日の結果から申しますと、マントの人物を見つける事は出来ませんでした」


「そー簡単にはいかねーか」


「それらしい者の目撃者は複数人確認出来ました、しかし目撃は全て変異種が現れた時の避難中の様です」


「なるほどな、つまり日頃はマントせず普通に生活してるって事だな?」


「はい、そう考えて間違いないかと」


(だとすると、種族を隠す為のマントじゃないのかな?)

「あの、この国でエルフを見かけませんか?」


「エルフ? いや、見た事ねーな? テル何か心当たりあるのか?」


「……実はよく似た呪術を昔エルフの国で見た事あって、ヒカル覚えてる?」


「もしかして……あの捕らえた盗賊?」


「うん」


「言われてみると……確かにそうね!」


「なんだ? つまり紛れてるエルフを探せばいいのか?」


「わからない、でもエルフが関与してるのは間違いないと思う」


「わかった、サミー!」


「はい!」


「ところでさ? そのマントの目的は何なのかしら?」


「目的? そりゃー……おいテル何が目的なんだ?」


「えっ!? いや……でも狙われたのは、変異種と戦う強い人だよね? 変異種を守ろうとしたのかな?」


「何の為に変異種守るのよ? 畑襲われて自分だって食べれなくなるじゃない! あっ!?」


「なるほどな! 帝国って訳だな」


「そうね! わかったわ、行くわよテル!」


「えっ!? 行くって帝国に?」


「畑よ! 今日作る予定だった畑! 予定通り作るわよ!」


「そうか! そうだね」


「ライリー、目的がこの国を飢えさせる事なら、昨日作った南の畑に現れるかも!」


「おー、わかった! サミーに南の畑周辺を見張らせる!」


「お願い! マノンだっけ? あなた達孤児院周辺を見張ってくれる?」


「あっ、はい?」


「頼むわね! あそこには養鶏場があるの」


「ヨーケイ? わ、わかりました、アンナ行こう!」


「それじゃ、ぼく達は畑作りだね、どこの畑?」


「東の畑よ! 行くわよ!」


 本当に帝国の仕業なのか? エルフが関与しているのか? 気になる事は多いけど、ヒカルの言う通りだと思う。畑を作りに行こう。


おざきです

貴重なお時間をわたしにいただき感謝します

お読みいただきありがとうございました♪

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