10.新人戦 本戦1回戦その2
「さっきも言ったが負けたぜクロノ」
新人戦会場の選手用通路そこで先ほどまでMoBで戦っていたクロノとクマノがいた
「ありがとうございました、クマノさん」
「だが、次にやる時は俺が勝つからな!」
「いえ、僕も負ける気はありませんよ!」
「ハッハハ、言うじゃねーか、いいかお前は俺に勝ったんだから絶対に優勝しろよな」
「はい!勝ち進んで見せます!」
「それじゃあな、次の試合の勝者がお前の対戦相手しっかりと見とけよ」
クマノはそう言って選手用通路を去っていきクロノもティタノマギアの面々がいる席へと向かった
◯
「よくやったなクロノ、先輩として鼻が高いぜ」
クロノが皆のいる席まで行くとリョクが労いの言葉をかけると他の面々もクロノにおめでとうと勝利の賛辞をかけた
「ありがとうございます!皆さん」
「まっ、席につけよ、始まってるぜ、この試合の勝者がお前の相手だが、多分相手はあっちの方だろうな」
そう言ってリョクが顎で指したのは、九本の尾を持つ狐型のMoB
「始まってそこまでの時間は経ってないが見るからに優勢なのはあっちだな」
クロノが狐型のMoBに目を向けてからすぐに九本の尾が分離するとその分離した尾から同じ姿のMoBが現れた
「厄介なのはあの能力だな、相手の虎型MoBも動きはかなりいいが、狐型の分身に翻弄されて攻撃がまともに当たってない」
リョクの言う通り9体に分離した狐型MoBに翻弄されるように虎型MoBの攻撃は当たらず、逆に狐型MoBの攻撃は虎型MoBに当たっていく
試合はそのまま一方的な狐型MoBの攻撃が続き、ついに虎型MoBの耐久値がゼロになり勝負がついた
『決着〜〜〜!!!!分身で翻弄し!相手に攻撃の隙を与えずに自分は相手に攻撃を仕掛け続ける!!勝ったのはマラク選手!!』
「対戦相手が決まったな、クロノお前の次の相手はあのマラクって奴だMoBはキュウビ、分身系の能力だ、厄介な相手だな」
「大丈夫です、勝って見せます!」
「そりゃいい、期待してるぜ」
第二試合が終わりその後も続いて三、四と試合が続いていき、ついに第一回戦の最終試合第八試合が開始されようとしていた
『さあさあ!!一回戦も最後になったぜ!!!第八試合選手の入場!!まずは、その巨大な鼻から繰り出される攻撃で予選で敵をバッタバッタと薙ぎ倒して行った討伐会社ダンガーラン、ゴダイ選手!!!』
実況の紹介により入って来たのは白い象型のMoB
『そして!!優勝候補の大本命!!ラグナレク社マサムネ選手!!!』
一角獣型MoBのユニコーンに乗ってマサムネが入ってくる
『それでは!!一回戦最終試合の開始だー!!!』
試合開始の合図が鳴る
「優勝候補だと持て囃されているが、ここでお前を倒すのがおいどんだどん!」
「…」
「おいどんのアイラーヴァタの攻撃を受けるがい…」
試合が始まって僅か、観客の声が止まり静寂に包まれる
大きな体をした象型MoBの体に穴が空いていた、そしてそれからすぐにその巨大が倒れ込む
『しょ…勝負あり!!まさかの出来事に一瞬会場全体が静寂に包まれた!!一瞬!本当に一瞬!!試合が開始して10秒ほどでの決着!!!勝者マサムネ選手!!!!』
会場がどっと湧き会場が一気に盛り上がる
「あれが今のマサムネ君の実力…」
クロノはマサムネの試合を見てマサムネの実力を思い知る、そして第二試合へと向って行った




