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ヒスティマⅠ  作者: 長谷川 レン
第四章 一匹狼
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たった一人の家族

「でね~。この鳥はかの有名な不死鳥〝フェニックス〟に最も近い存在なんだよ~」

「日本語訳すると火の鳥だから?」


それしか思えませんでした。


「う……名前は関係ないと思う……」

「じゃあなんで?」

「そ、それは……」


口ごもる。ほんとは知らないんじゃないかなと思い始める。


「おばあちゃんが言ってたから……」


なるほど。真陽さんなら知ってそう。

それに真陽さんの孫だからそれくらいの精霊は使役できそうだしねと一人で納得する。


「マナちゃんって真陽さんのこと好きなんだね~」

「うん! だってたった一人の家族だもん~」

「え!? 一人!? ……えっと……ごめん」


気を悪くしたかな?

僕が無神経なばかりに……


「え? なんでリクちゃん謝るの~?」

「だって……たった一人の家族って……」


そういうことなのだろう。

親は……その……亡くなっている……みたいな。


「あ! まさかおばあちゃんしか生きていないって思ってる?」


コクコクと頷く。


「心配ないよ~。ちゃんと向こうの世界では元気に生きているから~。この世界ではたった一人という意味だよ~」


なんだ。そういうことか。よかった~。


キーンコーンカーンコーン


「あ! もう時間! 一回帰って先生に報告しよ~」

「うん。わかった……けど……」


元凶の膝にいる可愛らしい神の断片がいる。

いまだに寝ているルナの顔がよく見える。

仕方ないので揺すって起こす。


「ルナ~。そろそろ起きて~」

「スースー」


う……起きない。

いや、むしろ起こしたくない!

プニプニと頬をつつく。その隣で、


「く! リクちゃんの膝枕とか羨まし……膝痛そうだから早く起こそうか!」


なんかいまマナちゃんの言葉から変な単語が聞こえてきた気が……。


「ほらルナ! お・き・な・さ・い~!」


ルナを僕が揺すっていたよりも早く動かすマナ。

僕の膝の上で揺すっているのでとっっっっっっても痛いです。ここは我慢……だよね。


しばらく揺すっているとルナが目をパチリとあける。


「あ。やっと起きた~。もう授業終わってるから一回還ってくれないかな~? 先生に報告しに行きたいし」


マナの言うことなどまるで聞いていないかのように立ち上がり、森がある正反対を眺める。


「あの~……聞いていますか~?」





「一つの敵意が近づいてくる……」


「「え?」」


敵意? それって……

すみません。

題名がシリアスっぽいですが残念ながらシリアスではないのです。


嘩来はどうしたのかだって?

……気にしないでください。


誤字、脱字、修正点があれば指摘を。

感想や質問も待ってます。

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