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蛹の殻  作者: アラdeathM
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最後の団子 ~それが干からびてしまう前に~

先日、グリーンスパン元FRB議長が、

「米国にもマイナス金利が及ぶのは時間の問題」

と発言されたようですね。


以前、アメリカだけマイナス金利にならずに済むのだろうか、

みたいなことを申しましたが、


やはり逃げ切れない、このまま抜け出すことはできないようです。


今度は、リーマンの数倍のボリュームに対して、

利下げ余地も量的緩和(非伝統的金融政策)余地も僅かです。


アメリカも、たった2.5%までしか上げられずに、

結局利下げサイクルに入りました。


ドイツを除き財政余地も限られ、

そのドイツも、ドイツ銀行対策に担保を取られていると考えれば、

必ずしも余地ありとは言えません。


あとはMMTでしょうか?


企業より国家がつぶれにくいのは、別に偉いからでも何でもなく、

ただ1企業よりも多くの属性を包摂しているから、というだけです。

日本国債は国内でファイナンスされているので大丈夫と言われますが、

つまり国の中に債権者と債務者の両方が含まれているということです。

(債権と債務が同額であるとしても、

必ず名義合わせの大波が起こるだろうとも申しましたが・・・。

逆に企業がよくつぶれるのは、国よりも属性が偏るからです。)


しかし、マイナス金利で、国内金融機関は海外に投資するしかなく、

その分(海外との金利差を利用できる)外資が国債を買っているため、

今はたぶん15~20%は国外債権者になっているものと思います。

日本国債危機は、十分に起こりうる状況に近づいています。



上にも下にも行けず、どんどん狭い範囲に追いやられるばかりですが、

どうしてこうなってしまった、いえ、どうしてこうなってしまうのでしょうか?


よく、消費税導入が悪かったとか、金融政策を間違えたからだ、

(そのせいで30年も失われた時代が続いてしまった。)

とか言われますが、


それでは、

もしも消費税導入がなければ、もしも金融政策を間違えなければ、

今頃は人口2.2億人くらいで、「丁度良い」感じになっていたとでも?


あるいは、待機児童対策から婚活まで、

子育て支援、少子化対策に本気で取り組んでいれば、

さらに痛みを伴う年金改革を断行していたならば、

産めや増やせやの右肩上がりになっていたのでしょうか?


残念ながら、この場合の間違いとは、道順の一つに過ぎません。

かなり以前、部屋に合わない、不足した絨毯を引っ張り合うだけ

と申しましたが、あっちに引っ張ればこっちが足りない、そっちに

引っ張ればこちらが・・・、

そんな状況になるだけなのではないでしょうか。

(数十年単位の違いは十分あるので、やはり間違いはダメですが・・・。)


日本化、ジャパナイゼーションなどと言っても、

世界はまだ「ジャパンライン(造語)」に到達していなかっただけです。

それは、やり方さえ間違えなければ回避できる、というようなものなの

でしょうか?

(今が安心なら未来が不足し、未来が安心なら今が足りない。)


ドイツのヴィルヘルム2世とヒトラーの戦略はかなり違うようですが、

いずれも第一次、第二次大戦を引き起こしました。


自由落下は激突するまで分からない(感じられない)?

この世界は落下し続けている?



前回、解決とは、未来へ矛盾を放り投げることと申しましたが、

つまり、今は「未来との雪合戦」をしているに過ぎません。

(危機と危機との間は雪玉の届く距離。より遠くまで投げること

ができれば、より長く雪合戦をすることができます。

孫よりもっと先の世代が相手なら、それこそ罪悪感も少ないでしょう。)


これまでは、

強制的に孫子にガンビュセスのクジを引かせてきました。

しかし、もう当たりクジしか残っていないというのに、

他に引いてもらえそうな対象は見当たらないのです。

だからといって、一体いつまで引かずにいられるのでしょうか?

(10人中、クジに当たった1人を残り9人で食べるという、

ガンビュセスの籤が実際にあったかどうかは不明ですが、

敗走時ではなく、無謀な砂漠横断進軍中に起こったとも言われます。

ウィキペディアには「ガンビュセス2世は放縦な暴君であった」とも。)


年金バブル崩壊。

最大のバブルは年金だったのかもしれません。

「すべてのマンションは廃墟になる」 榊淳司著

ではありませんが、すべての年金(理想)は・・・。


年金制度の築年数は、

保険料徴収が開始された1961年築とすれば約58年、

そろそろ建て替えの時期なのでしょうが、

もしも、すべてのマンション(年金)は廃墟になる、

のであるとしたら・・・。

(1961年以前にも、

生活保護に似た年金制度はあったものと思われます。)


今度もまた、理想は平均寿命すら超えられないのでしょうか・・・。


インフレ税でも徴収しきれない国の(簿外)債務量は、

一体どのくらいになるでしょうか?

年金のマクロスライドは、減額するためのものかと思いますが、

物価連動債などもありますので、

インフレ税でも100%徴収することはできません。

(逆に、インフレ徴税を100%防げる仕組みもありません。)

そもそも、債務や人口をどこまで減らせば良いのでしょうか?


しかし、人口構成が改善(高齢者割合減少)すれば良いとか、

あるいは人口が減れば良い、というのは短絡的と言えます。

確かに、少子高齢化が、核と共に文明の蓋になっていますが、

蓋は防御でもあるので、それがなくなればより危険なのです。



今、マーケットでは皆が同じ方向を向いています。

中央銀行の言いなり、何も考えず流れに追随するだけです。


それは競争がない状態、競争を喪失していることと同義です。

取引は、別々の方向を見ている者同士で成立するものなの

ですから。今は、資本主義が共産主義に昇華?しているような

状態と言えます。


確信から迷いへ。

相互確証破壊から、「最後の団子」に変わってしまいました。

最後の団子は、誰もが手を付けにくく、互いに見合わせて

しまいますが、つまり我慢をしている状態です。

我慢こそが平和であり、理想そのものではありますが、

決して無限に続けられるものでもありません。

(相互確証破壊も我慢なのかもしれませんが、

それでも、信じられる我慢は安心に近似します。)



二度と国境が変更されない。

(それはとてもありがたく、素晴らしいことですが。)

理想という行き止まりになってしまった。

理想はバックストップにはなりません。

理想は時間の否定なのです。

(空間的なバベルの塔は、神の逆鱗に触れましたが、

時間軸に対するバベルの壁もまた、危険な掛けとなります。)

(何だかここだけ読むと、戦争肯定と思われるかもしれませんが、

私は、戦争するくらいなら降伏を選びます。

まあ中世以前なら、降伏して奴隷になると申し出ても拒絶され、

包囲内にいる全員が殺される、なんてことも少なくなかったの

かもしれませんが・・・。

私が申しあげたいのは、

残念ながら、理想は決して終点にはならず、

いずれ確実に覚悟を迫ることになる、ということです。

どんなに素晴らしいことでも、それが理想である限り、

必ずリスクという副産物を堆積させます。

理想とこの世界との拒絶反応とでも言えるでしょうか。)



ブラジルのトランプとも言われるボルソナーロ大統領、

のせいなのかどうかはともかく、

熱帯雨林火災について、

(地球の肺がん?)


熱帯雨林がサバンナへと変貌してしまう回復不能ラインは、

当初は全体の40%が破壊されたら回復不能と考えられていた

ようですが、地球温暖化でアマゾンの気温も上昇しているため、

20─25%程度と見る学者さんもいるようですね。


なお、気候学者カルロス・ノブレ氏は、

「すでにアマゾン熱帯雨林の15~17%が破壊された」

と考えているそうです。


○○国のトランプなどのように言われる人が増えていますが、


トランプ虫(チュウ、あるいは目⇒モク)は、

絶望の花(嫌悪の花)に群がっているだけで、

花を咲かせた訳ではありません。


花が咲く時期を待っていたかのように、

そしてそれに一斉に群がる昆虫のように、

矛盾は一気に表面化し、

危機が一斉に群がって来るのです。


ここへきて、また新たなランナーが参戦しデッドヒート?

温暖化の前に酸欠という選択肢?

(アマゾンがなくなっても、酸素にはほとんど影響しない

という説もありますね。ただその説をとっても、間接的な

影響というか、生物サイクルの2周目、3周目において、

結局酸素濃度の減少に至る、そんな可能性もありそうな

気がしますが・・・。)


南極大陸が開けて(氷床融解)、

海水面の上昇で沈んだ都市との換地処分が可能なら、

それが唯一の解決(結構先の未来までは大丈夫という意味)、

つまり最終戦争の回避となる可能性はあるかもしれません。

まだ地球には、新大陸が残っていたというわけです。

(地球がすっかり変貌してしまうほどの状況でしょうが・・・。

地方都市の再開発でさえ、何十年と掛かる場合がありますので、

平和裡には難しいでしょうが、世界の主要都市が水没したという

衝撃が、一致団結を呼ぶということはあり得るのかもしれません。

何一つ支払わずに、新時代への扉を開くことができれば良いの

ですが・・・。)


海水面が上昇するとすれば、

不動産所有は高台が良いかもしれません。

南極の氷床がなくなるほど(大げさ?)であれば、

海水面はかなり上昇するのではなかったでしょうか?

よって、相当内陸よりの方が適しているのかもしれません。



貿易戦争に勝者はないが、

自由貿易には、もう敗者しかない?


恐竜は、空への進出が可能でした(鳥類への進化)が、

(進化とは、失われた(失われゆく)環境からの逃避?)

人類の宇宙への進出は、実際のところ絶望的です。


恐竜が大型化していく過程、という意味での大波については、

それが滅びるまで、途中、調整と言える調整はありませんでした。

(知りませんが、たぶん。)

つまり、適当な大きさまで一旦戻ってやり直す、みたいな、

そんな都合の良いことは、どうやら起こりそうにありません。


最初の生命がIPS細胞のようなものであるとすると、

それは何もない、文明が崩壊したような状態に似ています。

もちろん、そこから神を作ることは決してできず、

ただ可能性を制限することしかできません。

ある可能性を制限すると心筋細胞になり、

あるいは他の可能性を制限することで、

万能細胞は脳細胞へと変化します。


ケムトレイルでも核でも何でも、

人口を減らせば解決するというものではありません。

引き潮というか、下降波が来るか、

それともこのまま神となるかのどちらかです。

(ケムトレイル⇒裏で世界を支配する組織?が、

人口を減らすために毒だかウイルスだかをまいているとか?

あるいは生殖能力を減退させるために環境ホルモンをまいて

いるとか? まあ、さすがにそれは・・・。)

(人口減少は多くの場合悲劇であり、下降波とイコールですが・・・。)


少子高齢化は、ソフトランディング的反射(スイッチ)ではありますが、

どんな理由であれ、減り始めたらきっと止められないでしょう。

スーパーハードランディング化に至ることは不可避と思われます。

ソフトランディングの駆動力(右か左かの選択権)はあっても、

制動力(前と後ろの時間制御⇒法則改変権)を持たないからです。


宇宙は、生物進化の対象にはなっていなかったのです。

(AIという)仮想進化では実はなりません。

AIに置いて行かれる可能性はありますが、

人間は、AIが脱ぎ捨てた蛹の殻となるのでしょうか?

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