「あみだくじのF」 ~3度目のオオカミ~
阿弥陀くじは、日本独特ないし日本発祥らしいですが、
走り出した阿弥陀くじには、せいぜい横線を入れること
しかできません。
横線を入れるだけでは、段々密になってしまいますので、
あたかも周波数(F)が上昇して行くようにも見えます。
周波数の最大と最少は定義されていないと思いますが、
(放射線から電波くらいまでが利用されていますので、
その両外の波は無視しても良いくらいなのだと思います。)
その周波数が、その時のバブルの波長とフィットする時点が、
真の崩壊タイミングになるように思われます。(バブル共鳴)
なお、ミンスキーモーメント(信用収縮に転じる瞬間)とは、
ついうっかり鏡を覗いてしまうこと、と言えるのかもしれません。
それは相手に対する不安というよりも、
自分に対する(鏡に写し出された)不安なのです。
(相手銀行の信用力に疑念が生じると言うより、
本当は自行の資金繰り等に対する不安が表面化してくる、
ということなのだと思います。)
クジの横線は、時間稼ぎというより、バブルとの波長合わせ、
又はバブルを探知/捕捉するレーダー波のようなものなのでは
ないでしょうか。
以前、ローレンツ力による等速円運動は、
エネルギーを消費せず永続する?ということに触れましたが、
それは叶うことのない理想の形です。
現実は放物線になってしまいます。
放物線とは、ローレンツ力を受けそこなったもの、
等速円運動のなり損ないとも言えるでしょう。
大体ピークの8割くらいまで減少した値点、
あるいは起点から8割くらい経過した時点から、
本当のバブル崩壊が始まることが多いように思いますが、
(バブル崩壊⇒放物線の下降。下降の方が急角度なので、
放物線と言ってよいのかどうか分かりませんが・・・。)
まだ文明がピークを超えたとはとても言えないように思いますし、
起点から8割経過した時点など、事前には知りえません。
(化石燃料文明とも言われますが、石油消費量は、
リーマンを経てきた現在でもなお、年々増加し続けています。)
70年代に、基幹発明/理論は出尽くしたという説もありますし、
日本のバブル崩壊や、ソ連崩壊等により資本主義が勝利した
89年頃なのかもしれませんし、
やはりリーマンの2007年頃というべきなのかもしれませんし、
日本の「総人口」が減少し始める前年であり、
米共和党の自由貿易支持者が、突然、大幅に減少した年でもある、
そして第一次大戦から100年後にもあたる2014年がピークだった、
なんてこともあるのかもしれませんが、
いずれにせよ、ピークの8割くらいまで減少するのは、
当分先のようにも思われます。
(90年以前くらいからカウントすれば、
世界の人口も化石燃料消費量も増えているとは言え、
一人当たり消費量ではどうでしょうか?
環境制約にぶつかり続けて、代替フロンだの、省エネ技術だの、
様々な努力を積み重ねてきた結果、一人当たりのエネルギー消費は、
もしかしたら減少しているかも?
少なくとも食料生産ベースでは、一人当たりでみれば減少している
可能性が、結構ありそうな気がしますが・・・。
何しろ食料(穀物)増産はずっと頭打ちであり、
世界的に中流階級が消滅しているとすれば、富裕層や新興国中心に、
肉など低効率のエネルギー源は増えているとしても、
消費ではなく生産ベースで見る限り、
穀物など全てを含めた一人当たりでは減っていることも?
穀物と肉をどう換算するかにもよるかもしれませんが。)
まあ、今年中にブラックマンデーみたいな暴落があり、
来年オリンピック後くらいには、深刻なリセッション入りが明確
になって、団塊世代が後期高齢者となる2025年問題?の頃までには、
未曾有の金融危機が吹き荒れている、なんてことも十分ありうる
とは思いますけれど・・・。
いずれにせよ、アメリカがマイナス金利に一度タッチしてから、
そして、導火線(or信管)となるのは、やはり一番先んじている
日本なのではないか、という気がします。
なぜピークの8割まで減少したところで崩壊が始まると考えている
のかと申しますと、やはりパレートの法則とか、8対2が多いように
感じるからです。
パレートの法則では、例えば重要な意思決定は2割であり、
他の8割はどうでも良いか、さほど重要でないと言われます。
よって、2割の意思決定に資源を集中すべき、という訳です。
会社内でも、成果を出しているのは2割だけとか、
8割はお荷物ないし居ても居なくても変わらない、
みたいなことが言われたりもしますが、
それは一企業内の話で、社会全体に当てはめてはならない
と考えています。合成の誤謬みたいなものは、統計学とかで
よくありますよね?
(ちなみに、北欧方式の高福祉高負担も、一部の地域だけに
特権的に成立するもので、全世界に適用することはできない
と考えています。そもそも北海油田とか色々アドバンテージも
ありますしね・・・。
90年代くらいから、選挙で政権交代が起こったり結構揺れて
きていますが、まだまだ高福祉に変わりはないかと思います。
デンマークなんかには、グリーンランド効果(未来があるだけで
十分。ただそこにあるだけで、しっかり高福祉に貢献している。)
があるような気もします。
某大統領からグリーンランドを買いたいなんて話も出ましたが、
アメリカは、ヴァージン諸島だったと思いますが、実際、昔から
脅迫めいたやり方で取得するようなこともあったらしいですね。
働きアリの中にも、やはり何割かサボっているものがいる
ことが明らかになってきていますが、近年、そのサボって
いる奴を排除すると、かえって全体を維持できなくなる?
だったか、あるいは働いていた筈の残った連中の中から、
またサボる奴が出てくる、ということが分かってきました?
以前、どこの公園にも、ジャイアンとスネ夫とのび太等が配役され、
出木杉君だけ、しずかちゃんだけにしてしまうと、結局その中から
ジャイアン役、のび太役をオーディションしなければならなくなる、
みたいなことを申しましたが、
活躍しているのが20%だとしても、
80%が「そのコストになっている」と見るべきなのです。
80%があるからこそ、20%が浮かび上がっていられる、
そのことは決して忘れてはならないでしょう。
(もちろん、80%を放任して良いという訳ではありませんが・・・。)
一企業としては、なるほど80%分の改善余地があるとしても、
社会全体では、必ずしもそれほどの余地があるなどとは思っては
いけないと思います。
それが拾った文明ということでもない限り、
文明にもコストがあるものと思われます。
そこでも、やはり8対2くらいの割合に落ち着くものなのだとすれば、
崩壊が始まる時点もまた、
8割くらいのラインになるように思える訳です。
個人的には、穀物価格高騰が本当の危機と考えていますので、
ラニーニャの状況は毎月確認するようにしています。
下記、気象庁サイトで毎月公表されます。
https://www.data.jma.go.jp/gmd/cpd/elnino/
文明はサーモスタットのようなものなのであって、
その温度制御の範囲は、まだ衣服から室内に拡張された程度に過ぎず、
気候変動には全然対応できないものと思われます。
(温室効果ガスで、あるいは太陽電池による太陽光の反射で?
核の冬で?とにかく気候変動を引き起こすことはできますが、
それに適応することは未だ困難で、中世以前と同じように、
甚大な影響を被ることになるでしょう。)
温度調節が、オーバーシュートと言うか暴走してしまった場合、
自律復帰するような機能は未だ持ちえていないものと思います。
まだ今も生き物である以上、何といっても気候が一番のインパクトで、
ほとんど全てを決定するものとも言えます。
それは直接的には、何よりまず(水と)食料ということでしょうから、
しかし気候変動を引き起こすほどの天災は稀ですし、
考えても仕方がないので、
ラニーニャのような変化なら結構予測も可能であるように思えますから、
個人的には注目しているところです。
核の配備後、まだ人類規模での飢饉は起きていませんが、
それはテクノロジーによるもの(核の力?)だったのではなく、
単に一定期間のラッキーに過ぎなかったのもしれません。
今のバブルは、皆が酔っている状態と言うより、
(暗黙のうちに)皆が団結している状態に近いと思われます。
皆が同じ方向に引っ張ることで、
何かに抗い持ちこたえようとしているのです。
(多数決的な繫栄と言えます。
しかし、多数決で、つまり、皆が望めばずっと平和が維持される、
なんてことは、これまで一度たりともありませんでした。たぶん。
戦争をしたい人は、常に圧倒的少数派だった筈ですが、
決してその多数決が通ることなどなかったのです。)
作用反作用の法則のように、
皆で引っ張っているということは、
その逆向きの力の存在が伺われます。
文明の放物線を引きずり落とそうとする、
時代の門番に抗っているのでしょうか?
放物線の上昇時も、ある意味皆が同じ方向を向いていますが、
皆が前を向いている限り、
それは健全なバブルと言えるのかもしれません。
しかし今は、非伝統的金融政策によってさえ、
新規投資(貸出)需要は増えず(だからインフレにならないのですが)、
ただ資産価格が上昇するだけになります。
(IT投資は結構あるでしょうが・・・。)
つまり、皆が前を向いているという訳ではなく、
不安を抱える人たちがそうするように、
お互い顔を向き合わせている状態なのです。
何だか次のバブル崩壊は危険過ぎる、
と誰もが危機感を抱き共有しているということではないでしょうか?
そんな横向き状態のバブルには、常に崩壊の危険がつきまといます。
暗黙の団結により作り出されたバブルによって、
我々が抗おうとしているその相手方は、
しかし、狩りの仕方をよく心得ているようです。
こちらの緊張がゆるむ時をただ待っていれば良い、
そう分かっているのでしょう。
次の災害のエネルギーが蓄積される時間と、
それを忘却し、油断が構築される時間との関係は同位相になります。
オオカミ少年の話では、3回目?に本当にオオカミがやってきますが、
この3回目というのも、実際多いような気がします。
それが自然法則に適合的だからなのか、
脳の構造に由来するからなのか、などは分かりませんが、
とにかく3度目には必ず気が緩んでしまう、
それは事実上不可避なのです。
賢いオオカミは、ただ待っていればいい。
そしてオオカミが来た時、一番困ることになるのは、
いい加減なことを言い続けていた子供なのでした。
以前、2020年から新しい太陽周期になる、
つまり今が底なら、向こう数年は活動が活発になるのでは?
と申しましたが、
要するに、底の状態から全然立ち上がらなくなる、
ということのようですね。失礼いたしました。
ただ、環境変化と人間の行いとが、
打ち消しあうようなことはあまりないような気がします。
(太陽⇒寒冷化と、人間⇒温暖化で丁度よくなる。)
例え自ら招いたとしても、
環境へ後追い的な適応を迫られる(ドヤ顔の神に)のであって、
温暖化するにせよ寒冷化するにせよ、
環境変化を促進することこそあれ、
うまく相殺することはもちろん軽減することさえ稀である、
というような気がします。
相殺(軽減?)という組み合わせだけがないというのも、
逆に恣意的で不自然なのかもしれませんが、
自然が求める安定(状態)とは、「丁度良い塩梅」
という意味ではないように思うのです。
だから私は、温暖化対策を徹底し、
例えば化石燃料を燃やさないとか、肉消費をやめるとか、
地球を大事に使って都合よい状態を保つ、なんてことは
不可能だと考えています。
矛盾の噴出口が変わるだけです。
(理想論に傾倒し過ぎると、必ずより悪い結果に。
帝国主義も、そして民主主義も潰え、未来の埋蔵量まで
枯渇した地球上には、もう矛盾の排出先がないため、
副作用は同量かつ同時となるのです。)
唯一の道は、これまで以上の爆発的増殖のみであり、
そしてそれが、この星ではもう無理なら宇宙しかなく、
しかし宇宙は、まだ遥か遠くにある、ということになります。
未来の(可採)埋蔵量も枯渇し、どこに矛盾を捨てても
溢れ出してしまう、未来への雪玉は雪崩で返ってくる、
そんな状態になりつつあるのです。
(理想の上に成り立つ繫栄など存在しません。
これまでの繫栄には、矛盾のはけ口がふんだんに存在していた
のであり、決して都合の良いお話になどなっていませんでした。)
ところで、IPCCは、今世紀末頃に1メートルくらいまで
海水面が上昇する可能性、と警告しているようですが?
グリーンランドの氷がすべて溶ければ約7メートルとか、
ヒマラヤの氷がすべて溶ければ約1.5メートルとか、
南極の氷がすべて溶ければ約60~80メートルなんて予測までも
あるようですけれど、
それらの氷床/氷河がそこまで溶けるようなことはない、
若しくはそんなに上昇するという説は間違いである、
と考えているのでしょうね?
危機感を高めるためにも、数十メートルくらいのことを言っても
良さそうに思えますが、パニックを恐れているのか、それとも、
その他に何か理由があるのでしょうか?
(16歳の少女によるデモなどの活動が広がっているようですが、
世界を変えるまでに拡大することはないように思います。
まだ、それほどの衝撃がストックされていないからです。
悲劇のエネルギーとは言いたくはありませんが、空手形
で革命は起きないと考えています。)
また、1+1=2には証明があるみたいですね。
大変失礼いたしました。(ペアノの公理?)




