死闘
これからの話をよくするために、文章のまとめ方や話の構成などアドバイスをお願いいたします。私は会話と会話の間をどのようにつなげは良いのかわからなくなることがよくあります。会話だけで物語を進めるのは簡単ですが、会話が多いと指摘されてなるべく会話以外の文を増やすよう心がけています。しかしなかなかうまくいきません。なのでどのようにすれば良いか読んでいただいている皆さんにアドバイスいただれば嬉しいです。気がむいたら感想に文章の改善点などを書いてください。
〜マリリアナ区:森林〜
リリムに突進をかましたサリエルは、リリムを紅葉たちの居る場所から数キロ離れたところまで連れてきた。
「ここまでくればお嬢様も気兼ねなく私と闘えるでしょう?」
「…どういうことかしら」
「だってお嬢様、勇者モミジに自分の正体が悟られるのを気にしていたではありませんか。これは、私からの配慮です」
「…敵に塩を送るなんて、甘っちょろいことね」
「いえいえ、魔力を開放していないお嬢様など、『相手にもなりません』からね。ここなら全力をだせますよ」
「あなた、私のこと舐めてるでしょ」
「ええ正直」
その刹那、リリムの剣とサリエルの剣とが触れ、擦れ合う。
触れ合った剣からは独特の金属音が響き森に反響する。
ぶつかり合う二人から衝撃波が発生して、森に住む小鳥たちが一斉に飛びったら。
「私を舐めたらどうなるか、その体に叩き込んであげるわ!!」
「それはどうでしょう。お嬢様こそ、私を舐めすぎなのではありませんか!?」
今、命懸けの乙女の闘いが始まった。
一方、ワカバとクロトラは、魔獣ベヒモスに苦戦を強いられていた。
「でえええええええい!!」
「どりゃああああああ!!」
力一杯剣でベヒモスの腹部を斬りつけるワカバとクロトラ。
しかし、二人の斬撃はベヒモスの硬い鎧のような甲皮によって阻まれる。
「クソッなんて硬さなんだ! 強度は鉄以上じゃないか!?」
「下がっときワカちゃん、おじさんちょっち本気出すわ」
そう言うと、クロトラは剣に魔力を集中する。
「より強く、より早く、より正確に!!」
《秘剣・『黒キリ』》!!
巨大な黒い斬撃を放つクロトラ。
斬撃は地面を削り取りながらベヒモスの巨体を横転させる。
巨体が倒れた衝撃でまた地面が揺れる。
「…ふう、まずまずやね」
「…凄まじいな、レートSの魔獣を一撃か」
「まあこれが超級勇者の実力ってことやね。さあて、メシ食いに町戻ろか」
町に戻ろうと、クロトラが後ろを向いたその時である。
ワカバは倒れた魔獣ベヒモスの巨体をしばし眺めてあることに気がついた。
(ベヒモスの体、一滴も血が出ていない!?)
「ま、まてクロトラ、まだ奴は死んでいない!!」
ワカバが叫んだその時である。
ゴゴゴゴと地面をゆらしながら魔獣は立ち上がり、奇声を上げる。
ガアアァァァアアァァァ!!
まるで何事もなかったかのように、魔獣は元気よく首を振り奇声を上げる。
「…まさか、効いてないの!?」
「…ウソやろ、ワシの本気の一撃くらってまだピンピンしとるやと!? どんだけのタフやねん」
ベヒモスは狙いを定め、グルンと半回転し巨大な尻尾を二人めがけて叩きつける。
「危ない避けろ!!」
間一髪、二人は尻尾を避けた。
しかし、攻撃の余波によって生じた土煙と石つぶてが二人を襲う。
「下がってくださいクロトラ、ここは私のスキルで」
《酸素操作:エアウォール》
ワカバは自分とクロトラの周囲10メートルにわたって酸素で作った壁を作り、石つぶてや土煙から身を守った。
「ほうほう、高圧で濃縮した酸素で強度の高い酸素の壁を作ったわけか」
「ああ、さらにこの壁の特徴として、触れたものを一瞬で酸化させ破壊する。それが岩だろうが生き物だろうがだ」
ワカバの言う通り、酸素の壁はぶつかる石つぶてを一瞬で粉々にしていた。
「…これだけ強力な技、相当な魔力を有するはず。体は大丈夫なんかワカちゃん」
「ああ、確かにこの技は強力すぎて私の貯蔵魔力ではもって数分だ。だから長くは使えない」
ワカバはそう言ってエアウォールを解除した。
「ふう…さてクロトラ、あの魔獣をどう倒す? このままでは詰みだぞ」
「安心しいやワカちゃん、おっさんにはちゃんと活路が見えとる!!」
「本当か!?」
「うんホンマ!!」
バッと勢いよくベヒモスを指差し、クロトラは言った。
「あいつをワシが、『ぶん殴る』!!」
「………………」
(このアホさ加減、モミジとどこか似ているような)
ワカバは深々とため息をついた。




