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第零話 パラダイム
六人の英雄がこのパラダイムという国をつくった。前にあった国と同じく、中央の都会は賑やかに発展しているが、地方に行くにつれ貧しくなっていた。
この国にはある特殊な力があった。それは能力といわれる。能力は、すべての人々が持っていて、それを善に使うか悪に使うかは個人の判断だった。六人は犯罪を取り締まるために国軍をつくった。やがてこの国は軍事国家となった。
国軍といわれる組織は地域管轄局、政務局、軍務局、中央管轄局、司法局、外交局の六つの局で構成されている。准戦士、三等戦士、二等戦士、一等戦士、戦士官、上級戦士官、そして大戦士という階級があった。大戦士はパラダイムをつくった六人だけだ。
三等から一等戦士は隊員、戦士官は副隊長、上級戦士官は任意で独自の隊をもてる。その隊は局の下にある。
国は政治、軍事などあらゆるものをとり仕切られていた、六人の大戦士によって。




