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「届け人」

「届け人、起きてますか?」


 私の家にノックして来る女性の声が聴こえる。


 日差しが顔に辺りむくりと起き上がりドアを開く。


「ふぁーい」


 コンコンと扉を開くと強烈な光が身を包み頭がくらくらする。


「もしかして二日酔いですか?」


 昨日は深酒してしまい体調がすこぶる悪い、そんな事はお構い無しシスターの格好したお姉さんは眩しい笑顔で挨拶を交わす。


「ビッグシスターが届け人を呼んでいます、また仕事の依頼かと思うのでお伝えに参りました♪」


 要件を伝えられるとシスターはにこやかに去っていった。


 ここは私が住む小さな村【ロスト】だ。


 私の名前はユカリ、仕事の都合上名前を伏せている為、皆からは【届け人】と名で知られている。


 私のチャームポイントはルビー色の瞳に後ろの髪が左右非対称が特徴的♪服装は軽装が多くミニスカートを愛用している。


 この世界は一年に一度スーパーノヴァと呼ばれる【神の雷】が各国の何処かに降り注ぎ死滅させる特殊な星【アステリズム・ダイヤ】。


 元々は七つの国があったけど二年ぐらい前に神の雷により不運にもその国一体が灰になり消えしまった。


 何故それが起きるのかは今現在解明されておらず、解明しようとしてた研究所は神の雷により潰えた。


 だから今は神様の裁きの方が知られてるのが多いかも。


 もっと寝たかったけど起こされてしまったからには急いで身支度を済ませて教会に向かう。


☆★☆★ 小さな村 ロスト


 ここはダイヤ星の中で真ん中の地域、この村自体は然程大きい訳ではなく単に中心地点というだけ。


 ここは王国【ベテルギウス】、この世界で一番栄えてるが土地が広い割に人口が少ない。半分以上の土地が余ってる為、移住募集の張り紙がそこかしこに貼られている。


 モンスターはここら一帯は少ないけど中心から離れると一気に治安が悪くなるが比較的過ごしやすい場所だと私自身も紹介してる。


 それ以外は特にこれと言った物は無い、私は二日酔いながらも日の光を浴びながら教会に向かう。

 

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