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開戦

 城内が騒がしくなってきた。おそらく敵軍が来たんだろう。

緊張感がすごい。空気が張り詰めているのが俺でもわかる。


 怖い


 これが戦の空気か。こんな恐ろしい中で皆戦っているのか。


 父上、叔父上、祖父上、曾祖父上、そしてこの戦に参戦するみんな、頑張ってくれ!



「敵軍の姿を捉えました!」


「皆、配置に付け! 決して遅れを取るな!」


「おう!」


「弓を射掛けよ! 城門に取り付かせるな!」




「さあ皆の衆、旗を掲げよ! 声を出せ!

この梅雪斎と共に、一騒ぎしようぞ!」




「良いか! 兵も領民も関係ない! 今この時、お主等は田村の弓衆よ!」


「狙いを定めよ! 放てぇぇぇぇ!」



「猟師の矢が効いております! 敵勢怯みました!」


「さすが田村の領民よ。やりおる!」


 清顕が心底嬉しそうな顔で笑う。


「よし! 伏兵に合図を出し、我等もいつでも出られるよう準備せよ!」

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