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01.目覚めと記憶

初投稿です。拙い文章ですがよろしくお願いします。

 目覚めると知らない天井があった。周りを囲うようにカーテンが掛かっているのでどうやら病院のようだ。階段から落ちてる途中の記憶がある。

 そして次々と浮かび上がり流れてゆく知らないけれどどこか懐かしい記憶やら嫌な記憶。


「これは夢?」


   ―― どうやら夢ではなく前世とかいうやつの記憶と意志が飛んできたのかもしれない。自分の身体なのにいきなり違う身体に意識を飛ばされたような妙な感じ。

 しかしそのような事をこの世界で打ち明けるのはタブーだ。良くて精神病院、悪いと政府に拘束されるという噂まである。


 この世界は四十年ほど前に世界的な大災害によりそれ以前の記録がほとんど消滅してしまったのだ。

「歴史」というのはそれより前は事実上存在しないことになっている。何か都合が悪いことがあるのかもしれない。


 もしその「存在しない歴史」を記憶していることを知られたら、政府に何をされるかわかったもんじゃない。


 誰にも知られないように過ごさなければ……。

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