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3話 見つかっちゃった

単発討伐…主にギルドに所属しないランカーが依頼を受けて一人で怪物を倒しに行くことを言う。

ギルド「ワンダー」に所属してから、もう少しで1週間が経とうとしていた。

ワンダーの仕事内容は主に都心から離れた怪物を倒すというものだが、ほとんどがCランク帯だからロキやツクが単独で討伐しに行っている。その為、俺はずっと暇な時間を過ごしていたのだ。

ワンダーに所属する前は単発で怪物討伐の仕事を受けていたからほとんど1日ずっと動いていたせいか、動かない日が続くと体がムズムズして仕方がないのだ。

アレスにやる事を聞いても、ゆっくり休んどけと言われるばかりで本当に何もする事が無い。


「単発討伐に行くか」

ワンダーに所属していても、単発討伐の依頼なら受けてもいいと言われているからいつも通りのスーツを着て髪をセットして家を出る準備を始める。


今日の依頼はA級怪物の討伐依頼だ。A級怪物くらいならすぐに討伐は終わるから、今日は2件の依頼を受けるか。


そんな事を考えていると、急にピコンとスマホが鳴った。中を見ると


「至急!急いで事務所に来るように アレス」と書かれていた。


(アレスからの呼び出し?)


何か嫌な予感が脳を遮ったが、とにかく急いで事務所に向かう事にした。


拠点に着くと、周囲の雰囲気がいつもよりも閑散としているように感じた。

扉を開け、中に入りいつも通り目を瞑ると、今度はいつもりよりも賑やかな声が事務所から沢山聞こえてきた。

恐る恐る目を開けると、一番見覚えのある顔が俺の体をギューと抱き締めていた。


「やっと見つけた…!」


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