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ただのモブが推しカプを見守るだけの話  作者: 南江 行瀬


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21 ゲーセン



 今日は休日。駅前のゲーセンに遊びに来た。誰とって?そりゃあ俺1人に決まってるだろ。俺に友達と呼べるやつはいないからな。…………なんか言ってて寂しくなるな。


「よ〜し、今日は遊ぶぞ……」

「あ、和樹〜!」


 っ!?白山!?ちょっと待てなんでここにいるんだ!?

 咄嗟に隠れたけど、バレてないよな?いや、たぶんバレてても何も言われないんだろうけどバレてないよな??


「瑞希、待ったか?」

「待ったよ。遅刻してるくせによくそんな事聞けたよね」

「あははっ、ごめんごめん」


 休みの日も黒崎と一緒なのか……。てか私服!!久しぶりに見るけど、推しの私服姿ってやっぱりいいなぁ〜!!


「で、和樹が好きなゲームのフィギュアがあるんだっけ?」

「そーそー!それが欲しくてさ!」

「クレーンゲーム得意だっけ?」

「いいや、苦手。瑞希は?」

「苦手」


 いや2人とも苦手なんかい!!いや、待てよ……これ推しに貢ぐチャンスなのでは??俺がそのフィギュアを取れば貢げるのでは??


「まあやれるだけやってみようよ。取れなかったら諦めよう」

「最近のクレーンゲーム難しいよね」


 お、移動した。見失わないように気をつけないと……。ここのゲーセン広いからなぁ。

 さてと、2人がやってるのは橋渡し系のやつか……。あれ沼る時はとことん沼るからな……。


「(諦めたら俺がやって撮ってやろう)」



【今日の白黒】

・まさかのゲーセンで遭遇

・2人の私服やっぱりよき!!

・フィギュア欲しがってんの可愛い!!




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