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ただのモブが推しカプを見守るだけの話  作者: 南江 行瀬


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15 ノート1



「黒崎〜、ちゃんとノートとれたか?」

「なんとか……」


 放課後、黒崎の元には数人のクラスメイトが集まっていた。黒崎って、何だかんだでみんなに可愛がられている気がするのは気のせいだろうか……。


「それ、白山に届けるんだろ?」

「おう。家近いし、プリントも一緒に届けとく」


 ほう、家が近いのか……。まあ、幼なじみだし、近くても不思議じゃないか。それにいつも一緒に来てるし……ってことは家からずっと一緒ってことか!?


「お前らほんと仲良いよな」

「まあ、保育園の頃から一緒だし」

「腐れ縁的なやつ?」

「……とは違う、かな?」


 腐れ縁ではない……?えっと、ってことは好きでずっと一緒に過ごしてるってこと!!??

 なんなんだよ!!公式ですか!?公式仲良しでいいんですよね!!??


「この高校も、瑞希が行くから選んだし」


 …………っ!!!???な、なんだと!!??

 待て待て待て……!!突然の供給は心臓に悪いからやめてくれ!!そして叫ばなかった俺偉い!!


「……お前、ほんと白山のこと好きだよな」

「そりゃ友達だし。好きじゃないと一緒にいないだろ」


 あ゛あ゛あぁぁ!!!公式!!公式から好き発言キタコレ!!!いやまあ本人は友達として言ってるんだけど!!


「……まあ、仲良いのはいい事だな」


 そうだよな言葉失うよな!!分かるぞクラスメイトよ!!だって黒崎本人が好きだって言ってんだよ!!??何この急な供給!!!!



【今日の白黒】

・ちゃんとノートはとれたらしい

・白山と黒崎はご近所さん

・黒崎は白山が行く高校を選んだ

 ↑!!??

・黒崎が白山のこと好きって言った!!




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