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ただのモブが推しカプを見守るだけの話  作者: 南江 行瀬


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13 テスト返却


 全部のテストが返ってきた。幸いにも赤点はなくて、俺の平穏な観察生活は無事守られた。

 そして……。


「和樹、どうだった?」

「赤点はなんとか回避したよ。ほら」

「ギリギリじゃん。まあ、補習にならなくてよかったね」

「うん。瑞希のおかげ」


 推しカプの平穏も守られた!!ありがとう黒崎!!よく頑張ってくれた!!!


「ちぇ〜、アイスはなしか〜」

「残念だったな」

「ん〜、まあ和樹の役に立てたならよかったよ」


 はい今回も尊い!!役に立てたならよかったって、もう黒崎のことどんだけ大切にしてるんだよ!!


「そういや、瑞希はテストどうだったんだ?」

「とりあえず学年10位には入れたよ」

「それ、とりあえずで済ませるもんじゃないと思う……」


 学年10位だと……!?白山ってそんな頭よかったのか!!?いや、確かに黒崎に教えたり、テスト前なのにバイトしてたりして、余裕があるなとは思ってたけど!!!


「そんな事より、赤点回避のご褒美にコンビニでスイーツ買ってやるよ」

「マジ!?やった!」


 はい可愛い〜〜!!スイーツでそんな笑顔なるかね!?可愛すぎんだろ!!普段クールだから破壊力がヤバい!!

 白山もなんだよご褒美にスイーツって!!!もう完全に黒崎の保護者じゃん!!!頑張った子供にご褒美あげる親じゃん!!!


「(でもそれがいい!!!)」


【今日の白黒】

・黒崎赤点回避

 ↑マジで助かった

・白山学年10位以内

 ↑新事実!!

・ご褒美にスイーツとか可愛すぎだろ!!!



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