表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

闘え!自衛隊!

防人(さきもり)の戦後

 ※この作品は史実を元にしたフィクションである。
 ①~海の章~大日本帝国海軍消滅後、日本の海を守る事になったのは、そのDNAを残した別組織がどのようにして、今の体制になった事は知られているようで知られていない。戦後の混乱期において日本の防衛体制がどのような経過を辿る事は、有意義な事であろうかと思われる。②~陸の章~1952年、三万人以上の増派をする事になった警察予備隊。(米)M1ガーランド小銃が足りなくなった事により米軍が押収していた旧日本軍の九九式小銃3万2500丁が教育用として貸与される。これは2年後の1954年防衛庁・自衛隊が発足した時に、そのまま陸上自衛隊の正式な装備となった。九九式小銃は、米軍が韓国軍に回すため本来の旧日本軍の弾薬では無く、米軍の小銃弾を使える様に、米軍の命令で改造されていた。反動が大きく、射撃した隊員の肩が腫れる上この改造九九式小銃は、耐久性にも問題があった。九九式小銃は、1961年に射撃禁止措置の命令が取られるまで、陸上自衛隊の装備として残っていた。
 ③~空の章~元帝国陸軍曹長であった市田島準平(いたじまじゅんぺい)は、陸軍特攻部隊の生き残りであった。もう戦争など、懲り懲りだと第二の人生をスタートさせようと思うも、何の因果か市田島準平は、戦後発足する航空自衛隊に入隊する事になる。日本にとっては初めての航空戦力の歩みは決して易しいものではなかった。この空の章は、防人の戦後第三弾にして集大成となるシリーズ完結編である。市田島準平の生涯を通じて日本の戦後の航空自衛隊の歩みを追うものだ。果たしてどの様にして今の航空自衛隊が出来たのか我々日本人にはそれを知る義務がある。
 このシリーズは、3人の日本兵にスポットをあて、陸海空各自衛隊の戦後の様子や略歴を辿る物語であり、上巻海の章100ページ、中巻陸の章100ページ、下巻空の章100ページで編制される。自分達の生まれる前の事だと投げ捨てず、しばし戦後の混乱期へのタイムトラベルにお付き合い願いたいと思う次第である。
最初へ 前へ 次へ 最後へ
エピソード 1 ~ 100 を表示中
Destroyer
2021/05/09 23:55
後始末
2021/05/10 14:27
復員
2021/05/11 14:11
第一復員省
2021/05/12 14:29
第二復員省
2021/05/13 14:33
復員庁
2021/05/14 14:52
海上保安庁
2021/05/14 23:17
連続性
2021/05/15 14:32
Y委員会
2021/05/17 14:18
海上公安局構想
2021/05/18 23:52
命懸けの機雷除去
2021/05/19 14:48
朝鮮出兵
2021/05/20 23:02
航路啓開部
2021/05/21 14:29
ゆずれない想い①
2021/05/22 14:56
ゆずれない想い②
2021/05/23 10:01
ゆずれない想い③
2021/05/23 23:00
受け継がれて行く技術
2021/05/24 14:13
旧軍の名残
2021/05/25 13:47
終戦連絡中央事務局
2021/05/26 14:39
防衛施設庁へ
2021/05/27 14:04
巨大な職場環境
2021/05/27 23:21
旧安保条約
2021/05/28 14:26
占領時代の終焉
2021/05/29 14:38
海上警備隊から警備隊へ
2021/05/30 14:14
集団的自衛権の誕生
2021/05/30 23:01
制服組と背広組
2021/05/31 23:22
保安庁の発足
2021/06/01 10:01
海上警備隊の実力
2021/06/02 00:15
警備隊の発足
2021/06/02 14:40
保安研修所
2021/06/04 14:43
保安大学校(防衛大学校)
2021/06/05 13:28
技術研究所(防衛研究所)
2021/06/06 08:19
警備隊の実情
2021/06/07 14:35
憲法解釈
2021/06/09 00:08
海上自衛隊の発足
2021/06/09 14:20
防衛庁・自衛隊の発足
2021/06/10 12:20
参事官制度
2021/06/12 10:02
文民ならぬ文官のお仕事
2021/06/13 23:48
自衛官の人事制度
2021/06/16 00:57
退職年齢
2021/06/16 14:45
警備艦「わかば」の誕生
2021/06/17 23:45
米軍兵士の犯罪を裁け!
2021/06/18 14:17
ジラード事件
2021/06/20 23:40
帝国海軍のDNA①制服
2021/06/21 14:56
わかばを使う理由
2021/06/23 14:34
復員作業の終了
2021/06/24 13:09
庁と省の違い
2021/06/25 14:46
自民党の源流
2021/06/26 09:13
専守防衛(戦防基①)
2021/07/01 10:45
国際連合重視(戦防基②)
2021/07/02 21:43
日米安全保障体制(戦防基③)
2021/07/03 09:05
基盤的防衛力構想
2021/07/04 09:51
核の傘
2021/07/04 23:23
旧軍人の処遇①
2021/07/05 22:56
旧軍人の処遇②
2021/07/06 09:34
旧軍人の処遇③
2021/07/07 14:35
旧軍人の処遇④
2021/07/08 10:25
憲法解釈①
2021/07/09 11:47
憲法解釈②
2021/07/10 09:48
三宅島噴火
2021/07/11 14:56
「わかば」一世一代の活躍
2021/07/12 14:22
発足、防衛施設庁
2021/07/13 11:19
「三矢研究」
2021/07/14 10:51
日本国民の想い①
2021/07/15 22:39
日本国民の想い②
2021/07/16 14:11
日本国民の想い③
2021/07/17 21:54
日本国民の想い④
2021/07/18 14:35
日本国民の想い⑤
2021/07/19 13:09
帝国海軍のDNA②施設
2021/07/20 10:32
帝国海軍のDNA③施設その二
2021/07/21 08:52
帝国海軍のDNA④ノウハウ
2021/07/22 13:04
自衛隊が持てない兵器①
2021/07/23 14:47
自衛隊が持てない兵器②
2021/07/24 14:04
自衛隊が持てない兵器③
2021/07/25 23:50
国産潜水艦の建造①
2021/07/26 09:19
国産潜水艦の建造②
2021/07/28 09:53
国産潜水艦の建造③
2021/07/29 10:37
日本の海軍力の素地①
2021/07/30 14:35
日本の海軍力の素地②
2021/07/31 09:07
日本の海軍力の素地③
2021/08/01 23:23
日本の海軍力の素地④
2021/08/02 22:51
時代の変わりめ①
2021/08/03 14:15
時代の変わりめ②
2021/08/05 12:47
時代の変わりめ③
2021/08/06 13:44
終わり行く定め
2021/08/07 12:38
数奇な運命の終わり
2021/08/09 23:00
散るは桜散らぬも桜
2021/08/10 11:14
シーマンシップ
2021/08/11 13:34
敬礼
2021/08/12 13:06
ありがとう
2021/08/13 14:02
これだけの力
2021/08/14 12:53
帽振れ
2021/08/15 23:31
スクラップ
2021/08/16 14:30
去る者は追わず応援する
2021/08/17 14:26
変わり行く世界
2021/08/18 09:20
わかばから紅葉へ
2021/08/19 23:50
最初へ 前へ 次へ 最後へ
エピソード 1 ~ 100 を表示中
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ