第六十一話
「お話はいいですか?」
壁の横から、地雷系の女の子が顔を出した。
改めて見るとスゴイ格好だ。
これで戦うのかな。
「うん、いいよ。じゃ、また後でね。あ、アカリさん。ちょっと。」
「あたし??おっけ。今行くわ。」
「ではまた!!」
「エリエさん方は、こっちに来て!会社を案内するわ!!」
おぉ!
それは楽しみだ。
外見は結構広そうに見えたが、、どうなのだろう??
少しワクワクしながら、カタラさんとノアちゃんのところを離れた。
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バッっっっ
目覚めて早々に目にしたのは、りんごの皮を剥いているノルベルトさんだった。
勢いよく目覚めたせいで、ナカハラに攻撃されたお腹がすっごく痛んだ。
「い"っっっだ」
「あ、起きたんだ。安静にしてて。今動くとヤバいからね。」
「は、ハイ。」
ノルベルトさんに寝かされ、また天井を向く。
「あの、アルマズさんは?」
「アイツなら、もう目が覚めてリハビリ中だ。悪魔は天使よりも治りが早いらしい。王女がナカハラに勝ったあと、二日もしないうちに目が覚めて、『お腹すいたっ!!』って言ってたわ。」
す、スゴイ!
あの怪我でそんなに早く起きれるのか。
悪魔は怪我の治りが早いのか?
それは、戦闘で有利に働きそうだ。
「あ、そういえば、僕何日眠ってましたか?」
「四日だな。幸いロズくんもアルも、心臓や脳に近い傷は避けられていた。だから治りが早かったのか?質問はもういいか?とりあえず寝てろ。」
「はい。」
少し話してたらふわふわしてきた。
早く寝よう。
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「────ここは病棟だよ。戦ったあと、致命傷を負った人とか、気絶してしまった人とかがここに来るんだ。今はロズ君が寝てるわね。」
「え、ロズが倒れる??ロズって後衛でしたよね?致命傷を負うことって少ない筈では??ってかそんなことが?!」
「それが、今回の敵が強すぎて、ロズくんが後衛に回る時間すら無かったんだよ。」
そんな敵が。
ロズは大丈夫なのだろうか?
「ちょっと覗いていいですか?」
「俺も、ロズ先輩が心配です。」
「うん!勿論だよ!!」
許可を得たところで、病室の扉を静かに開けた。
そこにいたのは、りんごを剥いている男の人と、ベッドに横になっているロズだった。
寝ているのだろう。
安らかな様子だ。
良かった。
「お、来たのかベタ。」
「そうよ。この子達の案内でね。皆ロズくんが心配な様子よ。どう?なんか変化あった?」
「あぁ、さっきまで起きてたぞ。安静にしてろって言ったらすぐに寝たな。」
「え"?それ早く言いなさいよ!!ナースコール鳴らしたの?!」
「うるさいぞー、ベタ。ここ病室だから、静かに。それに押してある。」
「あ、、。これ以上私がうるさくしない内にお暇するわね。まだまだ案内するところがあるから、二人とも、着いてきて!」
「じゃ、またな。」
「お邪魔しました。」
皆さんこんばんは!作者です!
今回も、よろしくお願いします!!




