第五十九話
説明をし終えて、白緑さんは食堂に行ってしまった。
これからどうしようか。
「ってか、色んな情報貰っちゃったね。しかもかなり重要な。」
「ですね。こんなにルーフのことを知ってるってことは、ルーフについて研究でもしたのでしょうか。だから逮捕されたとか?」
「そこは分からないよね。ってかなりヤバくないですか?これからどうします??マフィアを潰してって閻魔様には言われましたが、あの話聞いてしまったら無理やり潰すのもどうかなって気持ちになってしまいましたが。」
「別に看守に危害を加えなければいいんじゃない?一回閻魔様に聞いてみようよ。それより重要なことは、こんなに情報を手に入れられたって事だよね。あたしたちの当初の目的は何だったっけ?」
「あ。」
そうだった。
すっかり忘れていた。
カラフルの方々に『地獄にいる共犯者の尻尾を掴んで欲しい。』って言われてたんだった。
この情報があれば、少しは尻尾を掴んだことになるだろうか。
このままでは始まらない。
マフィア潰しは一旦保留として、ロズ達と話し合いたい。
「閻魔様にはいつでもここから逃げて良いよって言われたし、一旦外に出ようか。」
閻魔様から教えてもらった逃げ道から、順序良く脱出する。
意外と曲がりくねった脱出通路の先には、明るい地獄が待っていた。
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ここは、閻魔様が言っていた通り、どこの地獄にも属していないらしい。
こっからロズ達のいる紅蓮地獄まで、どのルートでいけば良いのか全く分からない。
一体どうしたら?
「大丈夫ですか?」
三人で唸っていた為気がかりだったのだろうか?
少女が声をかけて来てくれた。
「えぇ、でも少し道に迷ってしまって。紅蓮地獄までの行き方を教えて貰えないかしら?」
「それでしたら丁度いい。私も帰るところなのです。ついて来てください。」
その少女が行き着いた先にはエレベーターがあった。
「これで紅蓮地獄まで簡単に行けますよ。私はそこで働いている悪魔なのですが、丁度閻魔様に用事があって宮殿まで言っていたんです。あなた方は?悪魔ではなさそうですが?」
「あぁ、それは。話すと長くなりますね。」
「案内している縁です。ここから紅蓮地獄までは少々時間がかかりますから、少しお話ししましょうか。」
少女は改めて咳払いをし、こう名乗った。
「ユラです。よろしくお願いします。」
皆さんこんばんは!作者です!
今回も、よろしくお願いします!!
유라
案内してくれる女の子。
ちょっと不思議。




