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美少女魔王 第51話 [こうなったら温泉作るか」

村の再建は思ったより早く進み、今では獣人族が住める家を建て、コルニの鍛冶屋やギルド協会本部そして俺たちの家を建築して、自給自足も行い、村から活気があふれている、といってもまだ4分の1くらいしか出来上がってない、更にはもっと人口を増やしてここに街でも作ったろうか?って思っているくらいだ。


「ハルさん、今日もお疲れ様ですね、いやーこうも汗をかく仕事をするのも悪くないですね」


汗だくになって畑仕事から帰ってきたカレン、最近冒険者からかなりかけ離れているけど大丈夫なのか?


「こら!そこさぼらない!これをあっちに運んで!」


「はい!お嬢!」


マイも自分の部下…?ができたのかてきぱきと仕事を与えている、こっちも大分冒険者からかけ離れているような気がする。


「お、ハル!こんなところにいたのか、ほい今日の獲物だ、大分この辺りも狩り尽くしているからそろそろ遠出しないといけない気がする」


「まじか…この村の食糧をどうにかしないといけないのは今後の課題か…」


ライは冒険者だな、うん、こいつは変わらないな。


「でも一応ウェアウルフさんたちにも手伝ってもらっているんですよね?」


「あぁ…あいつらはこの村を拠点してもらい、狩場の確保をしてもらっているからそろそろ何か来てもおかしくないよね」


「あやつらはこの辺庭じゃし…カレンのスキルじゃと生き物全員捉えてしまうので機能せんしのぉ」


レーヴァが突然出てきて、嘲笑っている。


「酷いですレーヴァさん、私だってやるときはやるんですよ!」


「にぎわかですね、ハルさん今回の討伐依頼も難なく成功していますね」


書類確認から戻っていたシルフィ。


「おっし、ならしばらくは問題ないね」


「そうですね!こうも汗かいたらひとっぷろ!浴びたいものですね」


「あら、カレンそれなら南に行けば滝があるから水浴びでもする?私も少しさっぱりしたいわ」


「う~む、冷たいのはあまり好みじゃないんですよね、やっぱりあったかいお風呂が好ましいです」


お風呂…?そういえば俺たちこの世界に来てからお風呂なんて入ってないな…水浴びとかして体を流したりしているしな…ここ最近は冷えてくるので俺はしばらく水浴びをしていない…最悪レーヴァに頼んで水を暖めてもらっているしね。


というかお風呂を作るか!この村に温泉を作るか!そうしようみんなが汗水たらして働くその一日の汚れを洗い落とす温泉!今日はこれに決めた!


「カレン…君の案に私は乗った!ここに温泉施設を作るんだ!」


「ひぇ!温泉施設ですか!?」


「お…オンセン?なんよそれ?」


「そうだな…軽く説明すると温かくて体の芯の底からぽかぽかする水だ!」


「おやおや、建設なら私を呼びたまえ!何やら面白いこと企んでいるじゃないか」


コルニまで集まってきた、これは本格的に作るしかないな


俺は場所を決めて、そこに温泉施設を建設することにした、素材は木材を中心にして、男女分けれるような間取りを設計した、コルニと獣人の複数人はそちらの建設をお願いした。


「さて…肝心のお風呂場なんだけど素材は石だ、そして…今回はこれを使おう!」


「まさか、私に依頼した錬金の内容ってこれに使うんですね」


「シルフィ助かるよ、水の魔石ってこんなに簡単には作れないからね」


「いえいえ、ハルさんの思い付きって面白いことがあるので私はスキル使うことに躊躇いはないです!」


水の魔石を所定の位置にセットする、ホントにこれはシルフィがいなかったら難航するものだったよ、魔石に魔力を流すと水が流れ出る、自身の魔力を送ることにより水として生成してくれるお手軽魔道具としとくか、ただこれだとただただ冷たい水なのだ。


水を貯めるためのスペースを確保し、石で囲い水が漏れるのを防いで貯める、貯め終わったら…。


「ん…っとこの位置にこの火の魔石を置く、これは強すぎると蒸発してしまう可能性があるのでそっと魔力を込める…」


火の魔石は魔力を込めると発火する魔石なのだがシルフィに頼んでカスタマイズしてもらい、魔石の周りに熱を放射させる魔石に作り替えてもらった、よし…徐々に水が温かくなってきた…でも水の温度を一定にしないといけない…これを解決させるには対流を起こさせないといけない、それで風の魔石も一緒に設置する、魔力を込めると風を起こすのだが水につけた上に中で魔力を込めると水は一定方向に流れるようにした、これで温めたお湯をお風呂全体に送り冷たい水はこちらに流れ温かいお湯は向こうに流れる流水を作成した。


「す…すごいですね…こんな簡単にお風呂ができるなんて思ってませんでしたよ」


「ほぼほぼ魔石のおかげだけどね…日本には電気って便利なものがあったんだなって今更ながらおもっちゃったよ」


「あはは…なんでもできる魔法みたいなものですよね、この世界に来てからそんな概念なかったんですけど」


「ひとまずこれと同じ装置を向こうの男子風呂にも作ろうか」


そしてコルニ達も建造が終わり、俺たちもお風呂建設が終了し、村に温泉施設が完成したのだ。


「ハルさん入りましょう!」


俺たち御一考は温泉施設に入った、フロントにつくとそこは木造を意識してとても和風に仕立てた、俺はお風呂に入るために男女分けられた暖簾をくぐろうとした。


「ハルさんそっちじゃないですよ逆ですよ逆」


「え?」


上を見るとそこは男子お風呂場だった、おっと間違えた、俺は今は美少女なのだ…まぁ散々自分の体は見たのだ…今更女子に欲情なんてすることはないない


「お風呂に入るときは服を全部脱ぐんですよ、一応あちらにも同じ説明の紙を置いたのでライボルトさん理解してくれてるといいんですけど」


「うぇ!?ぬ…脱ぐの?全部…?」


「はい、全部です、温泉と言ったら裸の付き合いじゃないですか!まぁ恥ずかしかったらこちらのタオルで隠しても大丈夫ですよ」


ちなみにカレンはすっぽんぽん、恥じらいなぞないそんな感じだ…にしてもデカい。


俺もすっぽんぽんだ、隠すものはそもそもない…にしても小さい。


「あはは…ちょっと恥ずかしいですね…私はそのタオル使います…ね」


「ふっふっふ…シルフィとやらよ、我はこの場全員引っぺがすと決めたのじゃ!それぇ!」


「う…ハルもカレンは隠してない…うぅ…こうなったら私も全部出すわよ!」


マイは意を決してすっぽんぽんに、うーむデカい、シルフィはいつの間にかいるレーヴァに布をはぎ取られてしまった…少しデカい。


レーヴァもちょっとデカいので俺は嫌悪感を一人感じていたのであった。


風呂場に出ると事前に暖めてあったお湯が湯気を出していた、この場に来ても暖かい。


「まずはルールを説明しますね、温泉に入る前は必ず…体を洗うことです」


カレンが説明途中に一人向かおうとしたレーヴァをわしずかみ引き寄せた。


「ぬ…こやつ…できる!」


「はいはい、レーヴァこっちに来るんだ」


俺は桶を用意してお湯を掬い取りレーヴァにかけてやった。


「ぬぅおおおお!暖かくて気持ちがいいのじゃ!」


「は…ハル…次は私にかけてほしいな…」


もじもじしながら近づいてくるマイ…かわいいな!っと思いゆっくり上からかけてあげた


「ん…確かに…暖かくてすごく気持ちがいいわ…」


「体を流し終わったらお湯につかるんだよ」


「むむ…ずるいのです!私にもかけてくださいハルさん!」


「そーれ」


俺は桶にお湯を汲み取り目の前に構えているカレンに思いっきりかけてやった。


「きゃあ!?私だけひどくないですか!?」


「カレンはお風呂のルール知っているでしょ、ほいシルフィ」


「ひゃあ!…あ…暖かい…」


「ほい全員流しならお風呂入るぞ~」


俺たち全員お風呂に浸かった、いやぁ…あったまるぅ…気持ちがいいのだ…今日一日の疲れが吹っ飛ぶくらいに。


「ハル、お風呂ってこんなにも気持ちがいいのね、私毎日来たいわ」


「そうですね、こんなに気持ちがいいのなら私も毎日来たいですね、書類整理していると足腰にくるんですよ」


「我は時々でええのぉ」


「私も毎日入りに来たいですね、いやぁいいもの作りましたねハルさん」


「そうだねぇ~あ…コルニのやつ忘れてた」


「そうじゃの今来たいみたいじゃの、どれ我がすっぽんぽんにして更には体を流してやろうではないか!」


そこにはコルニの悲鳴がこだまし、今日は温泉作って正解だったなぁってこの時はその思いしか思い浮かばなかった。

ー読者のみなさまへ


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最近更新頻度が非常に遅くて申し訳ありません、是非応援のほどお願いします。

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