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美少女魔王 第39話 [海のバカンス]

「君たちは…本当に…一体何者なんだ」


そうだった、レオを無視して討伐していたからあんまり気にかけてなかったけどこれ、冒険者の仕事だよね?ヤッベーどう言い訳しようかな?


でも一応、腕を買われただけってカレンが説明してくれたから多分、冒険者としてはバレてないとは思うけど、どう説明したらいいんだろうか?


「あー…えっとその…」


「…お願いだ、説明してほしい」


目が泳ぐ…どうしよう…ここで冒険者ってバラした方が…何事も起こらなさそうだけどそれはそれで、アリスとの約束を破る形になってしまう…。


「やれやれ…童よ、わかっておらぬの、我たちはこの男を除く、全員異種族ぞ」


「え?」


まさか…レーヴァから出たフォローは、俺たちが異種族と打ち明けたつまり…そういうことか、俺は、マイとカレンにアイコンタクトを送った、よかった2人とも理解してくれたようだ。


「そうですね、私はエルフ、魔人族です」


「私は、獣人族よ」


「我は魔族ぞ、ちなみに我の姉は、ハーフヴァンパイア…詰まるところ魔族なのじゃ」


「…だから…あの強さなのか…!魔族…!なぜ人間の暮らしをしている!」


「はぁ…だから打ち明けたくなかったのに、私はただただ普通に暮らしたいだけだよ」


これで話の本筋をズラすことにどうにか成功したけど、魔族って…そんなに危険視されるのか?


「僕は、魔族を許さない、勇者だからね」


レオは、俺たちを見ながら少し、距離をとっていた。つってもこいつあくまで勇者の末裔だよね。


「まぁ…まぁ落ち着きなよ、私の話を少しは聞いて欲しいかな」


俺は座っている体制を立て直そうとした時、レーヴァに首根っこ捕まられていたので、水着の紐が少し緩んでいたので、それを知らずに立ったので、それはもちろん…


ハラり…


布が落ちる、それはもうものの見事に。


「…っ!…!」


その光景を見ていた、レオとライは…一瞬止まり、そして次の瞬間には、鼻血を出していた。


俺は、初めてのことにびっくりして、固まっていたけど、よく考えたらこれめっちゃ恥ずかしい!あ、やっば!?顔が熱い!ていうかそんなにまじまじ見るなよこの…


「アホ共があああああああああ!」


拳をグーにして、レオとライを真下からスクリューアッパーで吹っ飛ばした。


その後、俺たちは浜で遊んだ、吹っ飛ばされた2人は伸びたままなのでそのまま放置して、女の子4人で遊ぶことにした。


「うぅ…危機を脱したのにこの屈辱…!もう…2人の記憶を消すためもう何発か殴るか」


「ハルさん!?それはダメですよ!?」


「ここすごい動きにくいわね…」


「お主ら、くらえ!『アクアショット』倍プッシュ!」


「うわぁ!レーヴァ悪質!?」


キャッキャうふふと4人で遊んで、日がくれた、そして帰る前に伸びていた2人を起こした。


「わかった…冷静に考えたら、魔族なのに魔獣とも戦っていたから、今は君を信じてみることにするよ」


「ならそろそろ帰りましょうか!暗くなってきましたからね」


「あーあ、もう少し遊びたかったわ」


カレン達が、歩みを始め帰宅する、その後ろ姿を俺とレーヴァは眺めながら前に進んでいた。


「いいのか?主よ、奴は勇者の末裔じゃぞ、我らの宿敵じゃぞ」


「いいさ、私は今は魔王ではなく、冒険者でもない一般の学生だからね、ささっと学園長の依頼をこなして、家業に戻ったとしてもレオと会うことはあまりないよ」


「それもそうか、じゃが油断は禁物じゃぞ、奴の能力は底が知れぬからの」


「わかってるって」


そして俺たちは学生寮に帰宅し、一夜を過ごした、朝出発し、街に帰らないといけないので俺たちは、マリス学園長に一言挨拶してこの水の都とおさらばした、一難去ってまた一難、今回も俺たちは動いてばかり、これが冒険者の性ってやつなのかな。


街に戻る間は何事もなく、馬車が道を駆け抜けていく風景をのぞいているばかりだった、そして俺たちは学園に戻ったのであった。


「皆、おかえり、旅先何やら問題があったようだね、話を聞こうじゃないか」


アリス学園長、ここに参上、俺たちの無事と帰還に大層ご満悦らしい、こちとらそれどころの問題じゃなかったんだけどね。


「マリスから聞いたわよ、盗賊に襲われたらしいね、しかもバッチリ解決しちゃって」


「たまたまですよ、それよりも気になることがある」


「闇の魔石…あれは危険なやつよ」


俺たちは息をのんだ、闇の魔石は盗賊一件の際に対峙した人物が所有していたもので俺たちに捕まる前に砕き自身に取り込み暴走した。


「そちらの件は、私のギルドにて調査を進めている、それより収穫はあったかな?」


ニヤニヤと見つめている学園長、その様子だと知っていて教えなかったなこいつ。


「この学園に地下があるって聞きました、私達はそれを調べます」


「アッハッハ、ついにたどり着いたか、いやーようやくここまでたどり着いたのは君たちだけよ!わかった、ここからは先は仕事の話だ」


部屋の空気が変わる、俺とカレン、マイはその空気をひしひしと感じていた。

ー読者のみなさまへ


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最近更新頻度が非常に遅くて申し訳ありません、是非応援のほどお願いします。

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