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美少女魔王 第20話 [お祭り前編]

今日はお祭りだ、この街のギルドで行われる行事で、夜になると開始するらしいのだが今朝なので夜までどうやって暇を潰すか考えているところだ。


「ハルさん!どうしましょう!なんと言いますか!どう時間を潰しましょうか!」


「うん、それを今考えているところなんだよ」


「手厳しいわね」


俺たちが絶賛悩んでいると、突然に部屋の扉が開きそこにいた人物はなんと...!


「そのことなら僕に任せてよ!君たちをエスコー...グボァアアアア!?」


うん、知ってた、もはや常人じゃない反応速度でマイとカレンがライボルトの腹部に重い一撃を与えていた、片方は拳で片方は足で。


「あー...大丈夫か?ライ?あ...こりゃ伸びてるわ」


「はっ!?すみませんついなんか体が反応しちゃって!」


嘘だな、こいつ『千里眼』でライが来ることを事前に知っていたな、じゃないとあのスピードでぶん殴れない、しかも地味に拳に魔力が宿っていたように見えた。


「あら奇遇ね、私もなんか偶然足を出したらそこにいた」


こいつも嘘だな、さっきから猫耳がピコピコ反応してたから多分足音で察知していたな、しかもカレンが拳と分かっていたからかまさか蹴りをするとは、あ、ちなみに俺もライが来ることは分かってた。


そしてライが目覚めるまで5分掛かった、どんだけの力で殴ればそんなに気絶するんだろ。


「はっ!?美少女に殴られる夢を見た!」


「いや、殴られてるし蹴られてたよ」


「おっとその声は我が愛しの君!ハルじゃないか!」


「やめい、気持ち悪い、それでライ?どうして君がここに来たんだ?」


「そうだな、単刀直入に言うと今日のお祭りの目玉、決闘場の参加をしてほしいんだ」


「決闘場?」


「あぁ、なんでもギルド内の冒険者の実力を測ったり、さらには余興として割と人気なんだ、熱い戦いや華やかな魔法の披露とかね」


「なるほど、それがお祭りの大目玉なんだ」


「そうなんだそしてここが本題なんだが、今回は決闘という形でパーティ参加で1位を目指すトーナメント戦が設けられたんだ」


「ふーん要は私達も出て盛り上げろってことかな」


「お察しが早くて助かるよ、君たち先日Bランクへ昇格したと聞いてね、ならこの闘技場の参加も可能なんだよ」


「ってことはライも出るってことだよね?」


「あぁ勿論さ、僕はAランク冒険者だからね、出ないわけにはいかないさ」


ということはもし俺たちが出ているとライのパーティと当たって戦うことがあるってことかそうなるとカレンとマイは多分黙ってないよなぁ?


「出ますか、ハルさん!私たちの実力を測れるかもしれませんよ!」


「そうね、これまで結構な依頼をこなしてきたけど対人戦はやったことないからちょっと出てみたいわね」


「話は決まったね、なら受付嬢にこのことを知らしてくるよ」


そうしてライはさっさと去ってしまった、ほんとにライは俺たちを今回の祭りに引き込むために来たのか、カレンとマイは一番やる気に満ちていた、俺は乗り気じゃなかった。


「主よ、よいのか?」


「ううん…まぁいいんじゃないかな?もう二人ともここまできたし引けに引けなくなってしまったし…」


「じゃあハル!私たちの装備整えるためにいくわよ!」


俺は二人に引っ張られて、コルニの武具店に行った、二人が自身の武器の調整をしている間、俺は暇だったので、適当にそこらへん見ていた。


そして時間は過ぎ、俺たちは闘技場に向かい、登録は済ましているので対戦カードを覗いた。


俺たちのチームはAチームでライのチームBチームなのでうまいぐらいに分かれていた、これで決勝行く前にあたることはなさそうだ。


「さてそろそろ一回戦だよ二人とも?準備はいい?相手はBランクだから油断はしたらだめだよ」


「わかっていますよ、ハルさんこそ、自分のステータスが高いからって油断は禁物ですからね」


「私は別に油断はしないわよ、ただ相手をちゃんと見るにこしたことはないわね」


俺たちはそれぞれ注意してこの試合に臨むことにした。

ー読者のみなさまへ


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最近更新頻度が非常に遅くて申し訳ありません、是非応援のほどお願いします。

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