美少女魔王 第21話 [お祭り中編]
トーナメント第1試合、俺たちの対戦カードは同じくBランク冒険者の人たちだった、こっちは俺とマイとカレンの3人パーティ、あちらは4人だ、盾と剣と弓と杖、悪くはないパーティだ。
「君たちが最近急激に上り始めているパーティか、ここは祭りだ、お遊びでくるもんじゃない、まぁここにきたからには正々堂々と勝負しようじゃないか」
正々堂々ねぇ?さっきから話している間にアイコンタクトしているのバレバレなんですけど、多分開始と同時に詠唱魔法を放つ算段なんだな、俺はよけるけど二人はよけれるかな?
そんな考えているうちに試合のゴングが鳴り響いた
「いくぞ!」
相手は動き出した、やはり後ろの魔法使いは詠唱を終えていたしかも開始する前から詠唱していたなあれ
『食らいなさい!サンダーストーム!』
開幕魔法を放った、電気を帯びた竜巻のように俺たちに襲い掛かってきたが
「なんですかこの魔法は…弱すぎて話になりませんね!『サンダーストーム』」
カレンが魔法で相殺した、しかもこっちのほうが威力が高いので相手の魔法を消し、そのまま魔法使いに直進していった。
「まずい!『プロテクトガード』」
盾を持っていた冒険者がカレンの魔法を防いでいた。
「お、驚いたな、まさか君たちも開幕魔法を放つことをするなんて」
「いえ?別に魔法が来ることがわかっていませんでしたよ?ただ放たれた魔法に同じ魔法を当てただけですよ」
「は?」
そりゃはっ?てなるよな…だってカレンさん容赦なく魔法放ちますもんね、しかも最初のころよりも詠唱していない速攻魔法を放っているので、これには正直俺も驚いている。
「ふっふーん!私はハルさんに負けないように魔法とスキルだけは鍛えているんですよ!おかげで今は詠唱破棄に常時『千里眼』発動状態!頑張りましたよ!」
「うん、頑張りすぎだねそれ」
というわけで特に俺とマイはなにもすることもなくカレンが相手冒険者を一網打尽にして第1試合は幕を閉じた、観客の歓声は大分すごかったとか。
そして第2試合が始まった、第2試合の相手はとてつもなくゴリゴリのマッチョの冒険者だった、俺はそれをみて、ちょっと気持ち悪いなと思ったが、もう一つ思ったのがこいつらの装備だ、なんだあれ…長い棒みたいで獲物がついていない打撃系の武器に見える。
「あら、今度の相手は子猫ちゃん達かしら?私たちの愛の前で叶わないかもしれないわね!」
ん?こいつらまさか…おねぇ!?
「なにを言っているんですか!私たちのハルさん愛はあなたには負けません!」
なにをサラッと言っているんですかねカレンさん、俺に向けて言わないでくれません?これ巻き込まれる予想しかしないんですけど…
「あら、ハルちゃんは仲間にモテモテなのねぇ、いいわあなたの愛は受け取った、そちらのお耳のお嬢さんは愛があるかしら?」
「はえ!?わ、私!?私がハルに愛を!?」
おっと?矛先がまさかのマイに向いてしまったぞ~?急な狙撃にマイは赤面しあながらたじろいでいる、ちょっとかわいい一面が見れたな。
「あ、え、その、!!わ、私はもちろん…ハルのこと…ぁぃ…してます」
「え?なんて聞こえないですよ~?こういうことははっきり明瞭にしましょう!ちなみに私は愛していますよ!ハルさん!」
「あらぁ~あなたの愛かなりいい感じじゃな~い気に入ったわ~それで?そこの子猫ちゃんははっきりいっちゃいなさぁ~い!」
なんだこれ
「あぁ…もう!言ってやるわよ!言えばいいんでしょう!私はハルを誰よりも愛しているわよーーーーーー!」
うわー言い切ったしかもなんか言葉増えてるし、しかも聞いてるこっちが恥ずかしい、うん、恥ずかしいっというよりおい!観客お前ら空気読んで黙ってるんじゃない!気まずいでしょうが!
「…負けたわ…どうやら私たちの愛はあなたたちには勝てないらしいわね」
難なく2回戦突破、ちなみにマイは恥ずかしさのあまり俺と顔を合わせてくれません、ちなみに俺も恥ずかしくて顔が見れません、はぁ…体が男ならこりゃよかったのに…残念ながら俺の体は女なので…。
「やりましたね!ハルさん!私たちの愛が勝ちましたよ!」
「うん、今回の一番の被害者はマイだよね」
「まぁまぁいいじゃないですか、パーティ内の問題もこれでさらっと解決しましたし?」
「よくないわ!別の問題がめぐったじゃないか!」
「ハル…いいのよ…私が思っていることを全開にできたから…」
赤面マイさん下を向き、俺の服のすそを持つ…かわいい!
「…次…いこっか」
そして俺たちはちょっとぎくしゃくしているけど問題なく3回戦目に進んだ、ちなみにこれに勝てば次は決勝…ということで見ました、対戦カード…ライ、着実に進んでいるなあいつ…。
3回戦目、なんというか恥ずかしさのあまり暴走したマイが相手冒険者を一掃したので今回出る幕がございません!ダイジェストにしてもひどい有様の3回戦目だった、ちなみにひと暴れできたのかマイはスッキリとした顔をして、カレンに一撃くらわしていた…理不尽!
次は4回戦目だ!ライ!今度は俺と勝負だな!
マイ…可愛い!
※マイの可愛さに免じて★降ってもいいのよ♪
(要、見てくれている人、評価してくれている人、ブクマしている人ホントに感謝しています、休みなく書きたいのですが仕事云々のおかげでうまいことことが運びませんので息抜きとしてこの小説を楽しんでください)




