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人であるゴブリンであるが人を所望する  作者: 頑張るポチ(๑•̀ •́)و✧
第一章 人間化の法
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第五話── チッ──

今回話多いです。すいません(´・ω・`;)

((どうしましょー、来てくれますかねー))


念話で彼と話す。彼曰く報告したいことがあるらしく、すぐ来てくれ!とのことなのだけど「仲間ができたー」と言うとそのお仲間さんも連れて来て欲しいというのだ。


((さっさとしr......早くしてもらわないと困るよ。はーやーく))


((はいはい、分かりましたよー。無理って言ったら一人で行くっすからね))


((はぁ!?ふざけn......うんおうけいわかつたよー))


これは連れていかないと相当怒るパターンだ......。と瞬時に察知し、静夜っちに声かける


『あのー、ちょっと出てくれますー?あ、あそこでいいですから』


静夜っちは少し首をかしげたもののすぐ理解して、言った通りに席を立つ。と同時にリンっちと目が合ったのでとりあえずリンっちにも声をかける。


『こっちに来てくれっす』


手をクイクイッと動かすと、リンっちもスプーンを置いて少々おぼつかない足取りで来てくれた。


集会場を出て、すぐ横の芝生のところにふたりを連れていく。サクサクと心地いい足音を立てながら裏へと行く。

リンっちは今でも訝しそうか視線を送り付けていたけれど静夜っちが何か言ったのか次第に理解して言った。


『ここでいいっすね......。実はですね......行ってほしいところがありましてですね......』


『いいですよ。どこです?』


『あ、いいんすか。さすがはお優しいですね〜と、場所は光魔神殿です』


『えーと......どこです?そこ』


『えっ!知らないんですかー?フルージ唯一の神殿っすよー?』


『あっ、あーあーあれですか』


『絶対わかってないっすね......』


神殿の類は他にも存在する。と言っても神殿は国(島)で一つしかなくその神殿の神官は必ず【人ではない】ものが務める。理由なんて聞かれても困る。

神殿から分岐し寺と神社に分かれる。ほぼ一緒じゃねーか!と思うかもしれないがそう、ほぼ一緒だ。違う点といえば寺が男性が務め、神社に女性(巫女)が務めることだろうか。はっきり言って若い子しかできない仕事で、50歳以上は出来ないんだとか......。


『誰に話してるの?』


『テメーらっすよ!ちゃんと聞いてますかー!』


『あぅぅ、ごめん聞きそびれちゃった......』


『もう、仕方ないっすね!行きますよ?神殿の』


『本題に移ろうか?』


もう一度繰り返そうと思ったら静夜っちが止めた。

────ニコニコしながら......。


『そ、そうっすねー......。用は光魔神殿で神官の話を聞くことなので行くか行かないかなんすよ』


『もちろん行かせて頂こう』


『じゃ、じゃあ私も』


『サンキューっす。では行きますよ』


そう言って魔法で唱える。位置を特定する魔法だ。そういえば姉が得意だったなぁー。


『まだですか?』


リンっちが話しかけてきたが少し無視。集中する為に少し待っててくれい。


『できたっす。じゃあ、いきましょう』


徒歩で街を出ようとしたその時リンっちが首をかしげた。


『瞬間移動じゃないんですか?』


『そんなわけあるはずないっすよ!今のは位置を探してただけなんですから』


『えー』


『えーって言われても出来ないっすよ......』


『まぁまぁ、楽しく歩こうよ』


冒険者の中をくぐり抜け、どうにか街を出た。静かに木霊する木々のせせらぎを聴きながら、森の中を駆け抜く。


『早すぎますよぅ......』


『おっと、すまないっす。これが普通でしたから』


『まぁまぁ、急ぎでもないんでしょう?』


『そうっすね、そういえば急げなんて言ってないっすわ。はーやーくとは言ってましたっすけど』


どうにかこうにかして神殿にたどり着いた(早いと思っただろう、残念、1時間歩いたっス)


※※※※※※※※


『ここが光魔神殿......』


一面が、薄く結界に覆われていた。学校を思わせるまさしく凸の形をしていて、真ん中には十字の印がついていた。汚れ一つなく新品のような雰囲気を醸し出していたが、実際は静夜っちの二分の一ほど長生き。


『やっとついたっすよ〜。おーい、ハクー!────ん?先客がいる......』


扉の向こう。目の前にいたのは間違いなく神官であるハクだったが誰かと話しているようだった。明るく、楽しげに、キラキラニコニコ、


『有り得ないっすね』


『えっ、何でですか?』


『あ、いや、こっちの話っす』


数十分間誰かと話してようやく終わったところだった。帰る先客にとりあえず挨拶をして前を振り向く。すると、


『──── チッ!』


舌打ちではなく悪趣味なチッという声が聞こえた。微かに。


『なんなんだよくそじじい毎日毎日来るんじゃねぇよー迷惑なんだよー?こっちはー。大体、今日も頑張ってますねー、とか言われなくてもこちとら頑張っとんじゃ!って思うんだけどどう思うよ?、、だよなーそう思うよなーやっぱり。毎回毎回話すネタが尽きるんだよなーこれが。何も起きない生活に嫌気がさしてて何気なく仲を作り上げってっけどまさかあんなに長引くとは思わんかったわー。はぁ...めんどくせえ。何か起きないかなー。隕石でもいいから降ってきてよー。大歓迎だよー』


始まったら(客が来るまで)止まらない愚痴を披露するハク。心の中ではもっとひどいことになっていることだろう...。そう、何を隠そう彼は普段ポーカーフェイスなのだ。僕以外誰も知らない実態なのだ。二人増えたけど。


『────あらら。これはどうもお客さん。って何だクロか』


『何だって酷いっすよ!連れてきましたよ!お・な・か・ま・を!』


『あぁ、聞かれてました?いつもの鬱憤バラシですよ。どうぞお気になさらずにゆっくりとおくつろぎください』


一礼する隠れハク。リンっちと静夜っちも少々驚いた顔で、しかも口を開いた状態だったがなんとなく礼をする。


『そうだ!報告しなければな!』


ハクはそう言って裏へと駆け出した。数分もしないうちに大量の紙が積まれた箱を持ってきた。リンっちは見たことなさそうに頭上にはてなをはやしていたけど静夜っちは知っているようだ。なんで知ってんの!?


『これは段ボール箱というのさ!っと別にこれの事じゃなくてもっと真面目な話』


『いつもの心の中のことについてっすか?』


『はぁ?何言ってんの?ばk......そんなこと話すわけないだろう』


......補足し忘れてたっすけどハクはどす黒な男性です。茶色の短髪に伊達眼鏡をかけた、いかにも表は真面目そうな男性です。


『どす黒いらんし、伊達もいらんし!バカにしてんの?』


『えっ、あっいや別にそういうことではないっすよ〜?』


仕方なく口笛を吹いて誤魔化す。あとでシバかれそうだ...。


『どうもこうも、少し前に襲撃があったんじゃないんですかなー?』


何もかも知っているような口ぶりでハクが話した。


『えっ、!なんで知ってるんですか!?』


『それはもちろん!天さ』


『分かるんすよ、街事情のことはすぐ分かるようになってるんす』


『......あとでシバく』


『はいはい、付き合ってあげますよ』


『それで?』


『そんなに聞きたいですかー?』


『自分から話そうとしてたんすよねー?ハク?』


『...はぁ、分かってないなぁクロは。』


『早く話してくれませんか?』


静夜っちはとても聞きたそうにいたずら心満載のハクを急かす(というよりそれが普通)。...何か静夜っちと関係があるのだろうか。


『魔物の異常発生だよ。声を出す、ね?』


まず驚いたのは静夜っちだった。なんだろう、気になる。


『近年はこういうことは無かった、一切ね。だけど一週間前から爆発的に増えたんだよ。特に生態も変化して声を出すね?問題はここなんだけど声の波長は人間と一致した』


『......!?』


流石に全員が驚愕する。まさか......


『元は人間なのかもしれないってこと。なんでわかったのかは伏せてほしいんだけどねー。それの根拠となるひとつは声の波長が同じ、それと同時に行方不明者が増大してる。これは確定と言ってもいいね』


『あのぅ...。誰かが意図的にしてるんですか...?』


『だろうよ。実際にその式句は存在する』


『そ......いや、なんでもない』


静夜っちが何を言おうとしているのかは分からなかった。なんだろう。気になる。


『ここを見て』


ハクは箱から大きな紙を取り出し皆に提示する。そして洞窟の至るところに印をつけている中ある一つの洞窟を指さした。


『ここが発生源の最も多い場所の洞窟フーカ。ここを調査してもらう』


『ハクは行かないんすか?』


『これから用事があるのでね』


『嘘っすね。額に汗かいてますし、行きたくねぇと書いてますよしかも────』


『ハイハイ行けばいいんでしょー分かりましたよーだ......チッ』


『絶対友達出来ないっすよ。治さないと』


『ポーカーフェイス舐めんなよ?』


『はいはい』


『とにかく4人で行くことになっちゃったけど、それだからいうけど、俺銃だから』


『......』


『聞いてる?そこのお二人さん。銃だからね?』


『あっ......あっ......10代なんてお若いですね〜』


『いや、違うよ?全身見てわかんない?あっそっか付けてなかったわ────換装』


全身至るところに様々な銃が出現した。金属の光沢を帯びた冷徹の闇。


『え、えー!?』


リンっちはすげぇ驚いた表情、静夜っちは...目だけ驚いていた。さすが大人って違うな...。

※819歳です


『まさかのこの反応とは思ってもみなかったよ!説明してなかったの?道中とかに』


『面倒っす』


『言い訳するんじゃねぇ!』


『と、とりあえずそのフーカという洞窟に行ってみましょうか。自己紹介でもしながら一旦話を纏めましょう』


『さすが静夜っちですね〜。こいつとは違いますよ』


『あっそ!』


支度はすぐ出発できるように整えておいたので即出発した。神殿は危険地帯の関所でもあり、厳重に守られている扉を開錠し、ごつごつとした地帯へと足を運んでいった。躓きそうになりながらも、どうにかこうにかしてフーカという洞窟にたどり着いた。

────すいません嘘です。何回も魔物が出てイライラしてました。まさかの未開拓地&魔物の縄張りで大量の魔物の世話をすることになるとは......。世話といういかにも実力の差を思わせる言い方にしたのはリンっちと静夜っちのおかげである。

元々銃である擬人化によって人化したハクはとっても撃ちました。はい、それだけです。あとは私目わたくしめの拡散闇魔法でイチコロでしたはい。えっ、物足りない?すいません。閑話へどうぞ。


フーカと名がつく洞窟はかなり古びていて苔をあちらこちらで見かけた。入口の時点でもう怪しかった。縦に長い長方形の形をした岩が縦に二つ並び上に横長の岩が乗ってあるだけで入口がとても狭かったのだ。入るとまず見えるのは今にも壊れそうな階段だった。段数が多く段差が低かった。


『あっ、罠だ』


言った時にはもう遅かった。────あれ?これ自由落下中っすわ

自由落下とは角度が90゜の時に物を落とすことです(適当)


『ディフィール、ウール、コール!』


静夜っちの魔法がなければ皆の骨が巻きちっていたことだろう。

ウールって事は羊毛?あ、柔らかいってことかな?


『ありがとうっす!ってあれ?ハクーどこいったんすかー』


『ここだよ!ここ、ここ!』


目の前には銃があった。そう、かなり綺麗な銃が。


『相当の金持ちが落としたのかもですね昔に。いやぁ古びてないって言うのはすごいなー。盗るのもなんだかあれっすし置いておきましょうか』


『そ、そうですね......』


『ええ、そうしましょう』


『......そこ!空気読むとこじゃないって〜!』



会話が多い&だんだんコメディ化してる

本当に申し訳ありません(´・ω・`;)次からシャキッとしたい(です)と思います。

ついでに次は戦闘回です。描写下手ですが頑張ります。

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