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第14話 話を聞いて、依頼を受けてみた。

「さぁ、とりあえずギルドに行こか~。」


朝食にも満足した流也は早速ギルドに向かった。

扉を開けると昨日の賑やかさに比べると静かだった。


「えーっと、あーおったおった。」


昨日と同じ受付の所にマチルダが座っていた。


「お待ちしておりましたリューヤさん。改めてよろしくお願いいたします。わたくしマチルダと申します。それでは早速冒険者としての仕事内容やルール等を簡単に説明させていただきますね。」


「おっ、あっ、はいよろしくお願いします。」


昨日からいろいろな顔を出してくるマチルダに少々気後れしながらも流也はうなずいた。


「かしこまりました。」


そう言ってマチルダは説明していった。

内容としては、

冒険者はさまざまなクエスト(依頼)を受けそのクエストを達成する事で生計を立てるというものであった。クエストにはそれぞれランクがあり、


鉄<銅<銀<金<黒鉄<白銀<金剛石


の順にランクが上がっていくらしい。

クエストにランクがあるように、冒険者にもランクがありそれもクエストランクと同様らしい。

冒険者に入った最初は誰でも鉄級からでクエストは1つ上の分まで依頼を受けることが出来る。

一般的に銀級からが一人前、金級まで昇格できれば小さい街ならそこのトップとして活躍出来るらしい。黒鉄クラスからは国に手厚く扱われるらしく、金剛石級に関してはこの世界に3人しか存在しないらしい。3人とも化け物級の強さらしく、ひとりで国の軍隊相手でも勝てるらしい。


(やっぱゲームじゃないんだよな~。昔やっとったゲームは魔王を勇者が倒すってパターンやけど、魔王とかおらんらしいし。)


そうなのだ、マチルダの話によると、モンスターには種類が2種類あるらしい。


ひとつは通常の地上にいるモンスター、これは流也はゴブリンを倒しているので分かるのだが倒すと魔石だけを残して消えていく。そしてもうひとつはダンジョンに存在するモンスター、こちらはなんと倒しても消えないらしいのだ。要するにこちらはモンスター自体をいろいろな素材や食料として使えるらしい。存在するモンスター自体はどちらも同じ種類らしいのだが、同じモンスターでもダンジョンにいる個体の方が強いらしい。ただ行動パターン等は全く同じな為、より確実にダンジョンモンスターを倒す練習と魔石を取って金を稼ぐために、冒険者は地上のモンスターを倒すらしい。ローリスクな地上モンスターとハイリスクながらリターンも大きいダンジョンモンスターとを冒険者は倒して生計を立てているのだそうだ。


「ちなみにダンジョンに入れるのは銀級からです。」


ダンジョンに入るには最低でも一人前と呼ばれるくらいでないとダメらしい。危険も多く弱い冒険者は命がいくつあっても足りないらしい。


そしてこの世界には勇者も魔王も存在しないらしい。そんな名前は聞いたこともないそうだ。


最後に依頼について聞いてみた。


「クエストはあちらの掲示板に貼ってあるものを取ってお手持ちのギルドカードといっしょにこちらの受付に持ってきていただきます。受付で承認が出ましたらクエストスタートになります。」


「そうかありがとう。だいたいのことは分かったわ。さっそく、掲示板チェックでもしてくるわ。」


「わかりました。これから頑張って下さいね。あと最後に昨日は騙すような事をしてしまいすいませんでした。是非とも流也さんには冒険者になっていただきたくあのような言い方をしてしまいました。申し訳ございませんでした。」


マチルダは流也に対して昨日の出来事を謝った。


「もうええよ。なってしもたもんはしゃあないし、結局は自分で決めたんやから。とりあえず少しでも期待に応えられるようにさっそく依頼をうけてみるわ。」


流也は面と向かって謝られたことに気恥ずかしさを感じひらひらと手を振りながら、掲示板へ向かった。


掲示板に向かうとクラス毎に紙が貼ってあった。鉄級の依頼を見てみると、薬草の採取等の簡単な依頼がほとんどである。銅級でもほぼ同じだが、1つだけ目についた物があった。


「おっ、これにしよう。ちょうどええわ。」


流也は一枚の紙を取り、その紙を持ってマチルダの元に戻った。


「マチルダ、この依頼受けるわ。よろしく。」


と言いながら、先ほどの依頼書とギルドカードをマチルダに提出した。


「さっそくの依頼ありがとうございます。えー、銅級クエストのアイヌ草採取ですね。こちらは根ごと採取が条件になります。10枚で1束とさせていただきます。」


「わかりました。受け付けよろしくっす。」


「・・・はい。依頼を受け付けました。それにしてもいきなり銅級のクエストなんですね?」


「あ~、それはそのアイヌ草の生えてる所にらへんに用事があるからついでやねん。」


そう、アイヌ草の群生地が流也が通ってきた森の中だったので流也はこの依頼を選んだ神様のメッセージとやらを見つけないといけないし、金を稼がなければならないいまの流也にとってはありがたい依頼だった。


「では初クエストに行きますか~。」


軽い足取りで流也はギルドを出ていった。


考えながら作ってるんで遅くなりすいません。

ほんまに文才が欲しい・・・。

見ていただいている方、評価くれたかた。有難うございます。がんばります。

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