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第12話 これからの事を決めてみた。

流也は食事を堪能した、しばらくして部屋に戻った。


「明日の朝食も楽しみやな~。っと、さあ気持ち切り替えて明日からの事を考えていこか。」


『リューヤサマ。』


「ガイドリングか?どした?」


『ヒトリデオショクジチュウニマァマァオオキイコエデアノヨウニブツブツイイナガラタベルノハイカガナモノカト』


「えっ?そんな大きい声出してた?喋ってないでやろ?」


『マジデスカ?キヲツケタホウガイイデスヨ?ヘンナヒトニミラレマスカラ』


「誰が変な人やねん。ちょっと興奮してたかもなぁ。まっ気ぃつけるわ。」


自覚がない流也は話半分で聞いた。


「それより、これからの事やねんけど、いくつか聞きたいことあんねんけど?」


『ハァ、ホントニキヲツケテクダサイネ。マスターガヘンジンナンテイヤデスカラ。キキタイコトトハナンデショウ?』


「変人て・・・。まぁええわ。まず冒険者になってしもたけど良かったんかな?あと、これから俺はどうすればいいんかな?ゲームとかやと魔王倒すとかやろうけど、そんなんないよな?」


『・・・リューヤサマホントニナニモシラナイノデスカ?コチラキタトキニカミサマカラナニモキイテイナイノデスカ?』


「神様?」


『コチラノセカイニキタトキニカミサマカラナニカシラノオツゲガアッタトオモイマスガ?』


「はぁ?神様なんて会ってもないし、お告げなんかないぞ?電車で寝ててドアから出たらいきなりこの世界やったし!」


『カミサマカラオツゲモナイ?オカシイデスネ?リューヤサマ、コノセカイニキテカラワタシヲミツケルマデノアイダハナニヲシテイマシタカ?』


「えっ?こっちの世界来てから?いや普通に草原みたいなとこに出て、歩いてたらスライムに襲われて、逃げて・・・」


『オソワレタ?ブキモナイノニドウヤッテニゲレタノデスカ?』


「んっ、鞄をとっさに盾にしてそのまま逃げた。」


『カバンハドウサレタノデスカ?』


「そのまま置いてきたで、まだスライム生きてると思ったから。」


『ソウイウコトデスカ。オソラクデスガカバンノナカニカミサマカラノメッセージガハイッテイタトオモワレマス。』


「えーっ?いや確かに鞄の中身は確認してなかったけどなぁ~、そやけど神様もそんな直接言ってくれたらええんちゃうん?」


『カミサマハオイソガシイノデス。リューヤサマバカリカマッテイルヒマハナイノデス。』


「くっ、こいつほんまに・・・はぁでも確かにその通りかもな。」


ガイドリングの言葉に流也はイラッとしながらも同意した。


『デスガヒトマズノモクヒョウハカミサマノメッセージヲミツケルコトデスネ。』


「またあの場所に行くんか?」


『ソウデス。メッセージヲウケトラナイコトニハサキニハススメマセン。アシタハソコニイッテミマショウ。』


「わかった。じゃあ明日は朝一番にマチルダの所へ行って、それからあの場所に行ってみよか。」


流也は一先ず明日の予定を立てそのままベッドに倒れ混んだ。


「とりあえず今日はもう寝よう。いろいろあって疲れたわ。」


『カシコマリマシタリューヤサマ。ユックリオヤスミクダサイ。』


「んー、おやすみ~」


流也はそう言ってベッドの柔らかな感触につつまれて意識を手放した・・・


ようやく1日が終わりました。けどまだ何も知らないままの流也。このままで成り上がれるのか自分も不安っす(笑)

たくさんの人に見てもらえて嬉しいです。よろしければ評価してくれると嬉しいです。

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