次回作 予告
此処からは、SAKURAの次回作の予告となります。
興味のある方は是非ご覧下さい。
また、ネタバレが嫌な方は、ご注意ください。
……大祓から数日後。
陰陽師達の恋が、再び幕を開ける。
――久しぶりだな、保憲。
――何故貴様が此処にいるのだ……、保遠。
兄弟の再会
――早く己のものになるが良い。
――私は、貴様をけして離しはしない。保遠に渡しなぞしない……!!
うたかたの恋人達を引き裂く魔の手
――月読みの居ない夜は、只寂しいだけです。だから、会いに来てしまいました。……十六夜の君。
――てめぇも、俺と同じだな。誰にも必要とされていねぇ……、忌むべき存在なんだ。
過去の鎖に捕らわれた月読み
――人は必要としてくれる者が居る限り、死んではなりませぬ。俺が、いるでは
ありませぬか。この晴明が、いるではありませぬか……!!
――己にも守りたい者が、守りたい場所があることを貴公が教えてくれた。だから己は、奴の為に此の命を賭す。
苦悩の果てに見つけた、護るべき者
――漸く、護るべき者が出来たのだ。傍に居るべき者が出来たのだ……!! だから貴様を、死なせるわけにはいかぬ! 死ぬな、兄上……!!
……舞台を内裏に移し、再び陰陽師達の物語が繰り広げられる。
晴明達の運命は如何に。
SAKURAー十六夜ノ巻
近日公開(……の、予定)
此処まで呼んでいただきありがとうございます。
これでSAKURAは完結となります。
高校の時に授業の一環として執筆した本作が、此処まで創作の幅を広げられるとは夢にも思いませんでした。
授業で一年間掛けて書いたものをネット上で公開するために、結末が全く違う形でまた書き直すということは、想像以上に大変でした。
それでも、こうして無事に完結できたのは読者様の応援があったからこそです。
本当に、有難うございました!
さて、次回作についてですが、今プロットを書き込んで執筆の準備をしている最中です。
本作でまだ明かされていないある人物の過去・伏線や、新キャラを続々出す予定です。興味のある方、まあ見てやろうかと思ってくださっている心優しい方は、見てくださると嬉しいです。
また、次回作の準備が出来るまでは本サイトで公開している私の小説サイト「ずっと、ずっと。」で過去編や番外編を更新していきたいと思います。そちらも楽しんでいただけると幸いです。
では最後に。
協力していただいた友人達並びに読者の皆様。
本当に有難うございました!
美音