表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
89/138

ポーカー勝負

ディラーがカードを配りゲームが始まると資金が豊富にある

中国人とアラブ人はドンドンレイズをして掛け金を上げて

行き、亮とザックはスリーカード以下の

手役はフォールドしていく約束で

徹底的に負けを防いでいった。


しかしゲームに

参加してもしなくてもアンティ

(ゲームを始める時に払うチップ)代チップ

一枚1000ドル分がゲーム事に無くなって

行ってしまうのである。


ベンはラスベガスカジノに慣れており、

駆け引きが絶妙で何も考えないで

勝負して来る、アラブ人と中国人から金を巻き上げていた。


3デッキのカードを使い終えで集めシャッフルを

して再びカードが配られると

亮は初めてスリーカードの役で勝った。

続いてザックが勝ち二人が勝ち始めると

ベンは亮のカードを見ているケイティの表情に注目した。


「馬鹿なやつだ」

ベンはケイティの表情で亮の手役を予測し

ケイティの顔がにこやかになると

即座にフォールドをして行った。


~~~~~

一方スロットマシンをやっていた

祐希はジャックポットが当たり

25万ドルが当たり大騒ぎになった。

「祐希、どうして亮は当たるマシンを知っていたんだ?」

「なぜかしら、日本でパチスロへ通っていたのかもしれないわ」

「PACHISURO?」

ケンは何の事か解らなかった。


「日本にあるパチンコとスロットを合わせた

ゲームよ。レバーを引いてボタンを押して

 リールを止めるの」

「それはめんどくさい。祐希詳しいね」

「パパがパチンコお店を持っていたから」

「そうか、祐希も金持ちのお嬢様みたいだね」

「まあね」

祐希が笑うとケンはその笑顔に増々惚れてしまった。


~~~~~

カードのシャッフルが2度目になるとザックも

次第にポーカーの駆け引きを覚えて勝負する

ところと引くところを理解し勝ちが多くなってきた。


「あら?」

亮の配札が良いのに一度もチェンジをしない事が

何度か有ってケイティが時々首を傾げた。

ベンはその祐希の表情を見逃さずケイティの表情に合わせ

ゲームをするようになっていた。


亮とザックは順調に勝ち6番目にいた

アメリカ人は持ち金が無くなって

退席し休憩に入った。


「わあ、二人とも勝ったわね」

ケイティが亮とザックの腕に手を回すと

ブルーノが来た。

「どれくらい勝った?」

「僕が20万ドルでザックが30万ドルです」

「おい、あと30万ドル有るじゃないか」

ブルーノは心配するとケイティはすまなそうな顔をして聞いた。


「亮、私が亮の手札を見ているせいで、

ベンにばれてしまったんじゃないかしら」

「私もそう思う。プレイヤーじゃないケイティに

ポーカーフェイスは出来ないだろう」

ブルーノは真剣勝負に女を後ろに立たせるなんて

ふざけているような気がしていた。


「大丈夫です。おそらく今度席に着くのは

ベンの仲間で我々をつぶしにかかるはずです」

「おいおい、ちっとも大丈夫じゃないぞ」

「あはは、種は撒きました。後は刈り取るだけです」

「むむ・・・」

ブルーノが腕を組んで考え込むと亮がドアの方を見た。

「ブルー、スロットの所へ行ってお金の処理をしてきてください」


「どうした?」

「さっきそこのドアが開いた時、

ジャックポット音が聞こえました。

 おそらく、祐希かケンのスロットマシンが

大当たりをしているはずです。

二人とも21歳以下なのでお金を

受け取れないかもしれません」


「わ、わかった」

ブルーノは亮の言う事を信じて早足で

VIPルームを出て行った。


~~~~~

食事が終りマギーが玲奈に話しかけてきた。

「亮、大丈夫?」

「何か疲れたみたい」

「そうか」

マギーは亮が疲れていたのは充分知っていた。

「疲れたみたいね、マギーの方は?」


「うふふ、イーサンと楽しく飲んでいるわ」

「よかった。亮の事は気にしないで楽しんでね」

「ありがとうございます。

でも明日の朝ロビンの所へ行くので

 ほどほどにして帰ります」

「うふふ、そうね」

玲奈は亮がラスベガスに行ったのが

マギーとイーサンとマシューばれるのは

時間の問題でどう言い訳するか考えていた。


「まったく、亮の奴私を置き去りにして」

小妹が怒っていた。

「仕方ないわよ、亮はマギーとイーサンに

気を使って言ったのよ」

「それにしても、一言私に言ってくれればいいのに・・・」

小妹はまだ文句を言っていた。

「それでどうなの?亮の居所はわかったの?」

ラスベガスに亮が行った事を知っていた

玲奈が小妹に聞いた。


「それがまだスマフォがつながらないのよ

。GPSでも見つけられないし」

「まだラスベガスに着いていないはずよ

飛行機は繋がらないわよ」


「そうか・・・一応蓮華と桃華には

連絡してあるから何かあったら直ぐ駆けつけられるわ」

小妹はそう言いながらタイミングよ

く蓮華と桃華がラスベガスに居た

事がまるで計ったようで不思議な気がしていた。


~~~~~

今回のゲームはベンの提案でジョーカーが

入れられ、ノーリミット掛け金制限なしになり

プレイヤーだけではなくギャラリーにも緊張が走った。


新しいカード6デッキおろされシャッフルされて

ボックスに納められゲームがスタートした。


いくらシャッフルしたとはいえ、ニューカードは

マークが固まっている為に

ストレートやフラッシュが出る可能性が高くなる、

ちなみにA.K.Q.J.10のロイヤルストレート

フラッシュの出る確率は65万分の1ジョーカーを

入れると12万分の1一生お目にかかれない役だが、

6デッキが入っているので確率は一挙に2万分の1上がる。


映画や小説でロイヤルストレートフラッシュで

逆転勝ちのシーンが良く描かれているが

ありえない事ではない。ベンは仲間のカールいう男と組んで

ストレート、フラッシュを連発しカールと順調に

勝ち進み目の前に50万ドルのチップを

積み勝ち誇った顔で亮を見ていた。


一方亮は10万ドル、ザックは1万ドル負けていた。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ