投資話
「それは素晴らしい、明日の土地の価格を教えてください」
「はい」
亮が電話を切って戻るとロビンは目敏くそれに気づいた
「亮、その電話。衛星電話だろう」
「はい」
「それなら世界中で電話がかけられる、いいなあ」
ロビンが亮の電話を取り上げた。
「亮、この電話」
「しっ」
電話の秘密に気づいたロビンが何かを言おうとして
亮はそれを止めた。
「ロビン、それより短期間で儲かる話があるんですけど
いくら出します?」
「その電話に関係するなら1億ドル出す」
ロビンが笑って言うと亮は
「じゃあ、クリスの分も出しておいてください」
「わかった」
亮はみんなに言ってお金を出させ株で儲けて
皆に配当する計画を考えた。
「それともう一つ、ロビンその
サーモンの皮食べないのか?」
亮はテーブルの上のロビンの皿の
上のサーモンの皮を指差した。
「ん?」
ロビンはさらに残した皮をフォークでどかしていた。
「ロビン、それ食べていいか?」
「い、いいよ」
亮はサーモンの皮をフォークで刺して
口に入れて美味しそうに食べた。
「亮、お前それ好きなのか?」
ロビンは呆気にとられていた。
「はい、鳥の皮も鰻の蒲焼の皮も大好きです。
と言っても鰻の蒲焼はわからないか・・・」
「あはは」
ロビンは亮の変な好みに大声で笑った。
「亮、よかったら僕のもあげるよ」
クリスがそっと皿を差し出した。
「ありがとう、クリスを友情感じる」
「どういたしまして」
クリスは小さな声で答えた。
亮はホワイトハウスの方向性が決定したので
秀樹に電話をかけた。
「お父さん、お願いがあります」
亮の元気な声に秀樹が笑って答えた。
「なんだ」
「お金を貸してほしいんですけど」
「いくらだ?」
「50億円です。20億円はアリゾナに
作る水のボトリング会社の資本金、
30億円は投資金で利子をつけてすぐに返せます」
「わかった、バンクオブアメリカの
担当者に用意をさせる。
ところで体の方は大丈夫なのか?」
「はい、それで美佐江姉さんはさんたちは?」
「うん、元気に仕事をしている。
後で母さんに連絡をしておけよ」
「はい、すみません」
亮が電話を切ると秀樹はうれしさの
あまり顔がほころんで収まらなかった。
~~~~~
「コリーン、どうした?」
マシューがしゃがみこんでいる
コリーンに声をかけた。
「あっ、兄を助けてください!」
コリーンはマシューとイーサンに事情を話した。
「くそ!チンピラどもが」
イーサンがマンションを見上げるとマシューは
「コリーン、車に乗って待っていてくれ
この車は防弾ガラスだからロックを
掛けておけば安全だ。絶対出るなよ。
兄さんは無事に救い出すから安心しろ」
「はい」
コリーンはホッとして
SUVのスライドドアを閉めた。
「マシュー、どうする亮に連絡をするか?」
「いや、せっかく夕食を楽しんでいるところだ。
我々で解決しよう」
「そうだな」
二人は胸のホルダーからピストルを
抜いて確認をすると
マンションのフロントに入った。
「国家安全保障省DHSです」
マシューとイーサンはフロントの
男に身分証を見せると
マシューは迫力ある声で相手を威圧した。
「このマンションに族が入ったという
通報が入りました、捜査をさえていただきます」
「警備員を同行させます」
フロントの男はマンションで
問題が起こる事を避けたいと思った。
イーサンは警備員が付いてきたら邪魔なだけだと思って
「では、このフロントと地下駐車場を
しっかり警備してください」
「わかりました」
フロントの男はすぐに駐車場の
警備室に連絡を取った。
マシューとイーサンはエレベーターに
乗り込んで14階のボタンを押すと
「イーサン、部屋で犯人の
射殺を避けよう。死人が出た部屋には
住みたくないだろう」
マシューが首をすくめて言った。
「そうだな」
マシューとイーサンはピストルの
ロックをかけホルダーに閉まった。
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黒人の二人はキャディラックを
運転していた男を殴りつけ気絶させ
腕時計を腕から外すし、
胸のポケットから財布を抜き取った。
「くそっ!現金は100ドルしか
持っていないぜ。エバン」
「やはり現金を持っている日本人が
一番のカモだなハルク、あはは」
二人は地下駐車場からのエレベーターに
乗って14階のボタンを押した。
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1402号室のチャイムが鳴ると
エドがドアを開け声を上げた。
「あっ」
マシューとイーサンはエドを
押しのけ素早く部屋に入った。
「DHSだ。妹さんは保護した。敵は何人だ?」
身分証を見せたマシューはエドに聞いた。
「二人です」
「武器は?」
「ピストルを持っています」
エドが答えるとマシューとイーサンは
上着を脱いでソファーの上に投げた
「おい、撃ち合いになるかも知れない
奥の部屋に隠れていろ」
イーサンがエドに指示をすると
「は、はい」
エドは体を丸めてゲストルームの
ベッドの下に隠れた。




