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疎開
男はまず都会から離れる事にした。
離れる前に調達したいものがあった。
それは『散弾銃とライフル」であった。
崩壊前なら中古で合わして20万程度だったが免許なしの場合では足下を見られて倍であった。
「親父さんちょっとぼり過ぎじゃないの」
「いやなら他にいきな」
「親父さん、紙切れの金じゃなく光輝く黄金だとしたら」
「金かー・・・じゃあ30でいいよ」
「ありがとさん、あと玉を100発づつサービスで」
「お前さん、戦争でもする気かい?」
「生きていくためだよ。」
おれは10gの金を10本渡した。
実際の換算率でいくとg3300円だが
今後の為に色を付けておく価値はあった。
国家崩壊により、おこる暴動、殺戮、略奪が横行が当たり前になることがアンテナで感じる事が出来たので早い段階で
嫁の実家が和歌山の田舎に家族総出で移った。第2次大戦中の疎開と同じだなとおもいながら、いままでの住居にお別れをした。




