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2 1日をふり返って

1話で満足してしまい、続きを書くのを忘れていました。でも面白い話は思い付きません。困った。

 夜の帳が降りる頃、やっと私の仕事は、終わりを迎えます。

 今日も一日頑張った。

予想した通り2回目の散歩は、おばあちゃんと話し好きのおばさんのお喋りが、30分以上続いた。いつもの事なので気にしません。

実は、お喋りが始まったタイミングで私はおばあちゃんの足元で寝ていました。少し要領と言う物を覚えました。

3回目の散歩は、おじいちゃんは急いでいるのか、いつもより早く歩きます。ついて行くのがやっとです。

時間がないのであれば、散歩は中止にすればいいのに。おじいちゃんも私も、よれよれになって帰宅。

帰宅直後4回目に突入。おばあちゃんも今回はお急ぎの様子。いつものコースを少し短縮して帰宅。おばあちゃんは直ぐに自転車に乗って出かけて行った。用事があるのなら、中止にすればいいのに。

二人とも仲が悪い様でも、性格は似ているのだろう。毎日の決まりごとは変更したくないらしい。

 お昼寝の後、午後の勤務に入りました。

 おじいちゃんもおばあちゃんもお昼寝します。散歩のために体力を温存しているのかもしれません。

 この季節、午後の散歩は3時ごろ始まります。

「マルちゃん、散歩の時間だよ。起きなさい」

 私のタヌキ寝入りは通用しません。私は精一杯、気怠そうに起き上がります。

「どうしたのかな。元気ないな。午前の散歩、早く歩きすぎたのかな?」

「キャンキャン」

 その通りだ。少し考えて歩け。

「何だ。元気じゃないか。それでは気合を入れて行こう。わしも頑張るぞ」

「キャンキャン」

 止めてくれ。いつも通りでいい。

「よし。その意気だ。帰ったら褒美にワンチュールをやろう」

「キャンキャン」

 よし行くぞー。(じじい)、もたもたするな。

 ワンチュールとは普段食べている極上のドックフードの更に上を行くスイーツだ。

 それは正に、王侯貴族のみが召上るべき食べ物。奇跡のスイーツだ。

 私は俄然やる気が出てきた。

 私とおじいちゃんは、黙々と歩いた。

 はあはあ、ひーひー。帰宅した。私とおじいちゃんは頑張った。

「早苗さんや、悪いがマルにワンチュールを上げてくれ。私には冷えた麦茶を一杯たのむ」

 若奥さんは御盆の上に、とても冷えた麦茶を持って来た。他には何もない。

「ごめんなさい。今、ワンチュールは切らしているの」

「・・・」

ごくごくごく。 おじいちゃんは自分だけ良く冷えた麦茶を一気に飲んだ。

「あー美味い」

「キャンキャン」

他に言う事は無いのか。散歩前の言葉は、あれは、空手形だったのか。

「マルちゃんは元気だな。わしは奥で休ませてもらうよ」

 そう言うと、おじいちゃんは家の奥に行ってしまった。

 ワンチュールの事など無かったかのように。

 年寄りは、都合が悪くなると、耳が遠くなったり、ボケた振りをする。

 おじいちゃんは、ボケた振りが板について来た。畜生!


 ない物をいつまでねだっても仕方がない。

しかし、この事は心の日記に書いておく。不当な労働契約違反だ。後日然るべき処置を取らせてもらう。

私が悶々としていると、状況は更に悪化した。

 おばあちゃんがやって来た。

「マルちゃん、散歩に行こう。午前は少し端折(はしょ)ったから、今回は少し足を延ばそう」

「・・・」

 私はリードに繋がれ、連れて行かれました。


 その後の事はあまり記憶にありません。

気が付くと夕食の時間でした。

「キャンキャン」

 旨い、旨い。

 労働の後の旨いめし。最高です。



大変遅くなりました。次回は何書こうかな。散歩の途中で他家の犬と遭遇でしょうか。

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