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異世界を戦車として進む  作者: 赤崎巧
1章 旅立ち
71/313

71.一休み

「一度リンド商会に話を通した方が良いだろう。 だが、その前にギルドや酒場にも情報を集めないとな」


 まだまだ沢山しなきゃ行けない事も多いし、もっと上手くやる方法があれば良いんだけど、今のところは一つ一つ神降ろしをしたり、信仰が残っている所を戻すしかないもんなぁ。

 統一宗教なんか作ったら、いずれそれが基で戦争するのは眼に見えているし、出来る限り柔軟であって欲しい。


 人の流れに沿って大通りを進んでいくと、大きな酒場があり、店の外にまでテーブルやイスが置かれてる。皆お酒が入ったジョッキを片手に上機嫌でそれなりに出来上がっているみたい。


「リョウは少し待っていろ」


 カイは車内からお金の入った皮袋を持って酒場に行く。

 遠めに見ていると、何人かにお酒や食べ物を奢りながら何かを聞いてる。一箇所一箇所きっちり聞いている様子なんだけど、時折相手の表情も悪くなっているみたい。

 たぶん一時間くらいかな。色々な人に声を掛けたあとで、こちらに戻ってきたカイの表情はあまり良くない。


「今日は休む。 町の東に広場があるそうだからそこに向ってくれ」


 車体に乗ったカイと共に町の大通りを抜けていくと、たまに荷馬車に大きな壺を沢山乗せて運んでいる人がいる。布で口元を覆っているし、周りの人もくさそうにみているので、たぶん簡易トイレから出たゴミを運んでいるんだと思う。

 普段から余り使われてないっぽい広場の隅に止まり、今夜はここで一休みかな。

 カイは車体から降りるといくらか食べ物を出すと、小さな火をおこして焼いてる。

 少し離れた場所では同じように野営している冒険者もいるけど、向こうもこちらを気にしている様子はない。広場は野営した冒険者の人たちが使う場所なのかな。


「カイは宿屋に泊まらないの?」


「一人で寝るなど危険な事は出来ないだろう」


 聞いてみたけどやっぱり安全性とかが優先みたい。でも、やっぱり体をちゃんと休めて欲しい。

 73式装甲車なら中で横になれるかな。


【89式装甲戦闘車の条件を開放しました】


 また何かの条件をクリアしたわけね。条件が不明すぎるのでもう毎回考えても仕方ない。


800SP 89式装甲戦闘車


6550-800で残り5750SPと。これで開放されたので、一旦姿を換えてみる。


「これなら横になれる?」


 食事を終えたカイが車内を覗いている。結構広めだと思うんだけど。


「……そうだな。 これなら大丈夫だろう。 リョウ、何かあればすぐに起こしてくれ」


 車内にしまってあった毛皮を沢山取り出すと、カイは車内の床に敷き詰め横になった。それから数分もしないうちに眠りに入ったみたい。

 やっぱりちゃんと体を休められていなかったみたいだし、当分はこれでいようかな。


ざっくりとした簡単な説明

89式装甲戦闘車:

戦車に居ているけれどそれほど丈夫でもなく、戦車砲という大口径な武器も持たない。6人位の自衛隊員を比較的安全に一度に輸送するための履帯キャタピラと装甲を持った車両

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