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君頼み  作者: 時雨良明
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夢心地

君と僕が最後に触れ合った時

誰かが近くで泣いていた

君のかじかんだ指先を見つめていた

僕の髪が風に煽られて

街路樹と一緒に揺らめいた

そして僕がこぼしたはずの言葉を

君は知らないふりで

ぽたり地面に雫が落ちていた


夢の続きを追いかけるように

脚は地面を蹴っていた

軋む地面が壊れていくのに

知らないふりした僕の手で

時計の針が無慈悲に哭くの


僕らの未来のかけらを集める

僕の手のひらで眩い魔法が

溶けるように消えていく

星空が変わらず眩しくて

冷めない熱を抱いていた

指先は君を小さく描いて

あとがき。

ストレスたまりすぎで頭まわんない。とりあえずあれだ。人の話聞く気がないくせして聞いてるふりしてる人はほんとに腹たつんで。僕もそういう気質あるけどね。



…ごめん、ごめん。完全に忘れてました。ごめんなさい。

2017/3/11執筆。

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