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繋げない夢
交わした言葉は記憶から消えて
思い出はどんどん壊れていった
君の顔が欠けた日記の
輪郭が欠けた思い出
指と指が届かない距離で
君の瞳と言葉を交わした
傷だらけなのは僕?君?
答えはここが夜になっても出ないまま
静かすぎる夜の中
僕の手と繋がる赤い糸を
君は覚えているだろうか
あとがき。
タイトルをつけるのが一番難しい気がする。多分主題が自分でわかってないとタイトルはつけられない。関連語をたくさんたくさん用意するし、それでもピンとこないし。
ついでに一旦ほっとかれた詩に新しく連を付け足すのも大変。何書いていいか悩むばかり。削るのはむちゃくちゃ楽だけどね。




