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一途な羽ばたき
鼓動がずっと鳴っている
雨はまだ降り続いている
雲の上には見たこともない星があって
薄暗い空を太陽はまだ照らしているらしい
鳥は空を孤独に飛んでいた
心に羽が生えて
柔らかな土の上で眠る
いつまでもいつまでも楽園で
青いガラスの中の少女
青い髪が揺らめいていた
淡い微笑みを浮かべていた
灰色の空を見上げて
流れ星が僕の手元に落ちる
君は願いの意味を知ってるかい
赤い石から赤が滲んで僕の足元に落ちていった
あとがき。
昔の詩につけたキーワードの中から「体重計が知らない真実」という言葉を見つけたんだが。正直どういう意味なのか自分で全くわからないんだが。
見た目だけが全てじゃないぞ?




