籠絡王の台頭ー人狼になったら初恋を知って政治の世界まで知りましたー

2000年も昔から、ひっそりと生きてきた人狼の一族。その種族は吸血鬼の中でも列強を誇る。
人狼となったセルヴィとルキアは、人狼であることに苦しみながらも、彼らの青春を謳歌していた。
人狼になってもそれなりに普通に生きていくだろうと思っていたら、一族の真祖であるアルヴィンと彼女たちが出会ったことから、ルー・ガルーの一族は親子喧嘩を拗らせて政界進出を決断する。
籠絡王と名高い伝説の帝王が率いる、華麗なる人狼一族の物語。
前半ほのぼの＋青春。4章からが本番。
話が長くなりそうだったので、戦争編は第2作目に分割移行しています。

※国の設定はギリシャとしていますが、あくまで近未来仮想ギリシャですので、色んな国の政治体制、経済情勢などがごちゃ混ぜになっています。作者オリジナル機構や法律もあります。ギリシャをディスっている箇所が多いですが、想像で書いている部分も多いので、ご拝読いただく際はご注意下さい。