3章 王都決戦3 不死なる神鳥
本日2話目です
そしてやっぱり短いです
流し読みでどうぞm(_ _)m
偽朱雀は己を戒める鎖を炎で砕き
棺を炎の勢いを利用して抉じ開けた
棺を抜け出した偽朱雀は勢いを殺さずに黒い霧で作られた檻へと突進していった
上空では忌々しい黒い竜が理性が無いはずの自分ですら恐怖を覚える程
禍々しい黒い球体を圧縮している
だが、黒い竜があの球体を放つよりも早く自分はこの檻を突き破り
大空に舞ってしまえば回避できると確信した
そして
偽朱雀は棺を抜け出した勢いを殺さずに檻へと突進し檻を突き破った
檻を抜け出た瞬間
心の中で『勝った!!』と思い一瞬隙を作ってしまった
その一瞬の隙が命取りになるとも知らずに
檻を抜け出した瞬間、偽朱雀は眩い光に一瞬目が眩んだ
光の方向を見ると自分と色以外瓜二つの姿をした存在が目に見えた
偽朱雀は目を大きく広げた
そして次の瞬間
偽朱雀の体の中心を朱い矢が貫いた
『ヒィューーーーン!!!!!』
ズバァーーーーン!!!
『!!??!!?』
偽朱雀は体勢を崩して地上に落下した
そして
「メイさん!!お願いします!!」
『アカネさんが稼いでくれたこの好機無駄にはしません!!』
地上に落下した偽朱雀は見た光景は
先程自分が恐れていた球体が完成し今正に放とうとする黒き竜だった
偽朱雀を殺せるだけの膨大な力が収束させた
正しく不死すら滅ぼすことが出来るであろう一撃を
『キュィ!?!?』
『遅い!!黒霧魔法奥義【黒霧の息吹】!!』
収束されていた黒霧はメイのブレスと融合しながら地上に落ちた偽朱雀を飲み込んだ
『!!!!!!!』
黒霧の中からは偽朱雀の断末魔が聞こえてきた
そして黒霧が過ぎ去った地には
黒い金属の彫像と化した偽朱雀の姿があった
『触れた物を金属化する呪いの黒霧です
・・・生きたまま死になさい』
そう言いつつ地上へと降下していくメイも既に満身創痍だ
だが降下しながらメイは疑問を浮かべていた
(先程セイが偽物を討伐した時はアナウンスが聞こえた筈なのに聞こえない?)
降下しながらメイは彫像と化した偽朱雀を見た
(まさか・・・まだ生きているの!?)
メイがそう思った瞬間
ピキ
ピキピキ
パリィーン!!
彫像が崩れ落ちた
そして
彫像の中には小さな火種が燃えていた
火種は外気に触れた瞬間
爆発的に燃え盛り始め
その姿を巨大な鳥へと変貌させていった
『ヒョーーーン!!!!』
『・・・冗談きついですね』
メイは既に魔力も体力も限界
一方偽朱雀の方も満身創痍だが傷を
遅い速度だが回復している
(偽朱雀もすでに満身創痍・・・なら)
メイはボロボロの体に鞭を撃ち
『此処で私が仕留めてみせましょう!!』
最後の気力を振り絞り構えようとした
が
「メイさんは休んでいてください」
と言いながらアカネと朱雀がメイの前に割り込んできた
「『ここから先は私達の戦いです!!』」
エカラートから発せられるプレッシャーが増大し朱炎が地上に燃え盛り
『ヒョーーーン!!!!』
偽朱雀が力強く鳴き黒炎で朱炎を押し返す
睨み合う両者
地上は黒炎と朱炎が燃え盛り
二色の炎は勢いを増して行き
両者の炎が極限まで高まった瞬間
二体の不死鳥が激突する
次で今日ラストです
よければ読んでみてくださいm(_ _)m




