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我が町の特産品は神様です。  作者: ロキ00
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帰還

「久しぶりね、まーくん。」

彼女は微笑みながらそう言った。

「まーくん」と言われるのは随分と久しぶりだ。村にいた時は気にしなかったが今聞くとかなり子供っぽく聞こえるな。

「「まーくん」、なんて言われる歳でもないよ。美姫姉。」と反論しても

「私にとっては「まーくん」は「まーくん」よ。」とまた微笑みながら言われればもう反論できない。

「大丈夫、人前では「まーくん」は使わないから安心して」

そうしてほしい。人前では結構恥ずかしい。

「それで本家の人間が俺なんかに何の用?おれに会ったなんて本家にばれたら美姫姉でも変な目で見られるんじゃないの?」

「心配してくれるんだ?」

「別に。」

「フフ、ありがとう。」美姫姉がニッコリと笑う。この笑顔は少しズルいと思った。


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