39/51
無意識
無意識だ。
落ちていった感覚の後にたどり着いた先には、無意識に立っていた。
レーザービームに撃たれた倒れたはずなのに
肩の痛みは、少しする。
けど、思っていたよりかは、平気だ。
いつもと何かが違う気がする。
不思議だ。
前を見るとそこには、魔族がいた。
そうだ!だんだん意識が戻ってきた!
俺は、選んだんだ!『勇者の魔力』を!!
ざっ!
強い風が吹いた。
風に乗って俺の髪も揺れた。
え?俺は、別にそこまで髪が長いはずじゃ?
自分の髪がかなり長くなっていた。そして、白色になっていた。
「これが…勇者の魔力?」
疑問がまだ残る。
実感が無い。
「おいおい、どうしたんだい?」
魔族は、不思議そうな顔で俺を見てくる。俺も不思議なんだよ!
「倒したと思ったら行きなり立ち上がって!髪が白色になって?」
「はは…俺もよく分かんない。」
素直な感想は、楽だ。
「まぁ、いっか。そんじゃもう一回死んでもらうよ!!」
そう言って魔族は、俺に向かってきた!!
夏が人を狂わせる!!




