ソードと俺
ククラさんに連れられて俺は、ククラさんのお店に着いた。
「ここがわしの店だ」
「え?」
スットンキョンな声を出してしまった。そこの鍛冶屋さんは、俺が一度に行ったことのある『鍛冶屋ククラ』だった!だから名前聞いたことあったのか…
てか…あんまり良い思い出は、無いのだが
「さぁ、入れ」
ククラさんに言われるがままに入ると中からドタドタと大きな音がした!
「じじぃ!どこに言ってたんだよ!!」
…暴言と共に現れたのは、アイネさんだった。優しそうなアイネさんが暴言!
「うるさいぞ。アイネ。わしがどこに行ってもいいじゃろ。こうやってまた帰って来たのだから!」
ククラさんは、はっはっはと笑い手を広げると格闘家顔負けの回し蹴りがククラさんを襲った…
「あれ?君は…」
アイネさんが俺の存在に気づいたらしい。
「こんにちは」
頭を下げて挨拶をする俺。礼儀って大切だよ。ほんと
「アイネ。お前、こいつと知り合いなのか?」
ククラさんが甦ってアイネさんに質問をした。
「あぁ。この前来ていてな…」
「そうか。それは、丁度良かった。アイネ。あのソードを出してくれ」
「は?あのソードってもしかしてあれか?」
待って下さいよ!!ククラさん!
本当に俺にどんなソードを使わす気なんですか?
「じじぃ。あのソードは、使いこなせる奴が居るはずないだろ!特にレイくんは、筋力も無いのに!」
俺に直接言ってないのが余計突き刺さる。
…トレーニング始めよっかな?
「いいんじゃ!そんな事は!!些細な事じゃ!」
「それに、、もしかしたら…またあれが起きるかもしれないし…」
なんすか?あれって!!
俺がとても強い疑問を抱いているとククラさんが店の奥に消えていった。
「レイくん。ごめんね…じじぃの戯言に巻き込んじゃって」
さっきとは、全く違う優しい声色で言ってくれた。
「いやー。その…ソードってどんな物なんですか?」
俺が聞くとアイネさんは、うつ向き加減で口を開いた。
「あのソードはね…今まで、」
「これじゃ!」
アイネさんが説明しようとしたタイミングでククラさんが店の奥から一本のソードを持って現れた。
ククラさんが持ってきたソードは、一見どこも特別に見えない普通のソードだった。
「?」
俺は、難色を浮かべた。
「さぁ、持ってみろ」




