第二十六話 忘れてた報酬
どうも毎度Hekutoです。
ユニークやPVが順調に増えてきてニヤニヤしてしまいます。でも感想が中々いただけず若干ハラハラもしてます。そんな今日この頃ですが第二十六話『忘れてた報酬』はじまります。
『忘れてた報酬』
翌朝、俺は例のごとく早朝に目が覚めた、この社蓄としての生理現象は異世界に来て数日程度では変わらないらしい。そんな朝の憂鬱な気分を振り払うべく俺は朝風呂と洒落込むことにしたのだ。
「まぁあんなことがあった後だし若干の不安があったがな」
そう・・あの乱入逆ラッキースケベ事件、その反省を生かしゆっくりとお風呂を楽しむ為、メイドさん二人に付き添ってもらい見張りを頼み、万全の布陣でゆっくりとお風呂に浸かり疲れをとっている。
「ふぅ脱衣所の入口前でメイドさんが立っていれば如何にドジ娘メイドとはいえ乱入してくることは無いだろうふっふっふ」
この誰でもできる簡単な、しかし非常に効果的な作戦に俺は満足していた。
「そうは思わないかねワトソン君」
「?わとそんって誰?」
そう・・・『満足していた』・・つい先ほどまでは、
「むしろ私は、何故君が堂々と私の隣でお風呂に浸かっているのか不思議でならないよ」
そう、俺は今一人では無いのだ・・どこかデジャブを感じるこの状況なぜ彼女、ルルイア・グノーは私の入浴中にてってってという可愛い足音をたて、ザブンっと勢いよく私の隣に飛び込み盛大にお湯を私の顔にぶち当て現在進行形でマッタリと湯につかっているのか・・しかも湯衣すら着ずに。
「なにがなんだかわからないよ」
「いやそれは俺のセリフだからね!?」
「?」
「はぁ・・それより湯衣は着ないのか?着るもんなんだろ?」
「ん?ユウヒは着てない、それにれんぺいじょの騎士の人が友情ははだかのつきあい、でより深まるって言ってたから」
・・・ルルイアさんそれはいろいろと意味を履き違えていませんか?いませんか・・この年頃特有の物なのかこの子が天然すぎるのか、この後の展開を想像するとお兄さんお腹が痛くなりそうですよ?・・まぁ某心得のおかげか気はするも実際には全く痛くならない鋼の心なのだけどね・・うふふ変な感覚だよね・・。
「・・ユウヒなんだか楽しそう」
「それはまったくもって勘違いだからね?」
「?」
俺の言葉に首をこてっと傾げるルルイア、はぁ・・まぁ可愛いし別に俺が襲ったわけでもないしいいかな?でも何だかこうしてると昔の妹を思い出すなぁ・・今頃何してるのか最近じゃお兄ちゃん離れもしちゃったし普段何してるのかわからなくなってきたけど、あのバイト先の人たちに任せてれば大丈夫だよね・・流華。
「!!お兄ちゃん!?」
「あらぁんどうしたの?流華ちゃぁん?」
「あ、いえ誰かが呼んだ様な気がして・・」
「うふぅん・・心配なのはわかるわぁんでもきっとだいじょうぶ、なんてったってあなたのお兄ちゃんなんだからん♪」
「そう、ですよね・・ありがとうママ」
「む、届いたような気がする」
「どうしたのユウヒ?」
次元を超えて俺の思いが届いた気がしたが・・まぁ気のせいだろうな、そんな俺に気がついたアルだが俺は適当に誤魔化すのだった。
「ん?いやなんでも、しかしすごい説教の嵐だな・・」
今俺の目の前ではティーラが正座したルルイアを前にマシンガンのように説教している、流石のルルイアも若干涙目であり偶に視線を彷徨わせ俺を見てくるがその瞬間ティーラの咆哮が響くので視線が戻る。
「うふふ、もう二人とも仲いんだからお母さん妬いちゃうわ」
「はぁ・・ティーラこっちをまったく気にしてないな・・そういえばバルノイアの王様は?」
「うふふふふ・・何だかぁ腰が痛いらしくて養生してもらってるの」
なんだかとてもうれしそうに微笑んだ後、その妙に艶々した頬に人差し指を当てながらなんでかしらねぇ?と話すルティアナ様・・腰の薬も追加かな。その後説教は小一時間ほど続き現在は朝食をとっているのだが、
「しかし昨日と言い今日と言い、王族と朝食を当然のようにとっている俺って・・良いのだろうか?」
「ん?僕は嬉しいよ?」
一般人が王族と朝食と言う普通なら早々無い状況を2日続けて体験している俺は、周りの状況を見ながら呟いてしまう、その言葉に反応したアルは手に丸いパンを持ったままキョトンとした顔をしている。
「気になさらなくていいのですよ?そうですねぇ・・そうです!私の事を第二の母だと思って義母さんって呼んでもいいのよ?」
「な、な、何を言っているのですか!ユウヒさんにご迷惑ですお母さま!」
・・・は!なんてこと言い出すんだこの人は、思わず思考が停止してしまったよ!てか狩人の心得を貫通するほどの精神攻撃って・・恐るべしグノー王家・・。
「・・そうなるとユウヒが兄に・・それも良いかもしれないね」
「・・ユウヒがお兄ちゃん?」
真剣な顔で顎に手を当て思案するアル、絶対にそれは無いと思うから何か想像しだすのを止めなさい、あとルルイアさん俺にお兄ちゃんとか・・何と言う強力な精神攻撃なんだ、君は確実にお母さんの血を色濃く受け継いでいるよ。と言うか思い返せばルティアナ様のイントネーションもどこか違ったような。
「はいはい、っとユウヒさん?私の事だけ様付けで呼ぶのは何だか仲間はずれみたいで悲しいわ・・もっと気楽に呼んでくれていいのよ?」
「???」
ティーラを軽くあしらうルティアナ様・・・ちょっと待て?俺ルティアナ様って口に出して呼んだ事あったか?・・まさか心を読まれた!?
「もぅ・・だ・か・ら・もっと気楽に」
これは確定か!?それとも詐欺の手口か!?わからん・・わからんがあの微笑みの奥には何か恐ろしい物を感じる・・・これは従わなくてはヤラレル。
「えっと・・はい・・ルティアナさん?」
「うふ、なぁに?・・もっと気楽でもよかったのだけど」
「はぁ勘弁してください」
そう言いながらティーラの口撃を片手間であしらうルティアナさんの微笑みから逃れるように視線を外すと、朝食に用意してもらったパンにジャムを付けて頬張る、どうやらルティアナさんはティーラと何か言い合っているようだが危険を感じた俺は聞かないことに徹したのだった・・あ、このジャム美味しいな。
「んーこれは美味しいが何のジャムだ?」
「そちらは三色マールのジャムですユウヒ様」
複雑な味のジャムが気になり、右目を使い解析しようとするも俺の左斜め後ろに待機していた例のふんわり白帽子の給仕の女性が教えてくれる。
「三色マール?」
「はい、エリエス国で品種改良されたマールで最近流通し始めた物です。一つのマールから3つの味が楽しめる不思議なマールです」
「へーそれは面白いな、エリエス国かぁ一度行ってみたいね」
俺の脳内アミール知恵袋でさっと調べてみるとグノ-から北の方角にあるらしい、そのうち行くことがあれば三色マールも探してみようと考えていると、
「ユウヒはこれからどうするの?エリエスに行くの?」
「んーまぁ縁があればな、とりあえず今日は宿を探してそれからギルドに行って依頼探しだないつまでものんびりしてられないし」
「そっかーそうだよね冒険者だもんね・・そうだ!?城を出ちゃう前に報酬渡さないと!」
「アル・・あなたまだ渡して無かったのですか」
「ほうしゅう?・・・・・は!?そういえば護衛分貰ってないじゃん!?」
これからの予定を話しているとアルがスッと顔色を変え慌てて話し出す。その言葉にルティアナさんが反応しアルの方を向く、その表情はこちらから窺うことができないがアルはガクガクブルブルと怯えはじめる、まぁ俺もすっかり忘れていたので何も言えないのだが。
「ご、ごめんねユウヒ実は、報酬について父上といろいろ相談しててすっかり遅くなってしまって・・」
「いやまぁ俺も忘れてたし昨日晩飯いっぱい食べたし・・あとルティアナさんも落ち着いて」
「うふふ、どうかしましたか?」
青い顔で謝罪するアルに俺は問題ない事を告げルティアナさんにも落ち着くように言ったのだが振り向いた彼女はいつも通りの笑顔だった・・・。そんな感じで楽しい?朝食を終えた俺はアルの部屋へと案内されたのだった。
あぁユウヒの報酬を今まで忘れていたなんて・・本当に申し訳ない、ユウヒの援護が無ければ今頃僕は母上にナニヲされていたか考えただけで震えが走る。
「・・・アル大丈夫か?」
「う、うん大丈夫だよ?・・ごめんねユウヒ・・」
「別にいいさ俺も城を満喫したし忘れてたし問題無いぞ?」
本当にユウヒは優しい・・これが他国の外交官ならそこに付け込んできて様々要望を出してくるレベルだ・・比べる相手も悪いかも知れないけど、ユウヒの様なタイプの知り合いはあまりいないので特にそう感じてしまうのかも知れない、これが友達ってやつなのかもしれない。
「あははユウヒは優しいんだね・・でも期待しててね、報酬は父上と相談してバッチリ用意したから!」
「そ、そうか・・お手柔らかに頼む・・」
僕が気合を入れてそう言うと何故かユウヒの顔が引きつっている気がした、どうしたのだろうか?僕は分からず首を傾げてしまうのでした。
どうもリポーターのユウヒです!現在私はアルディス王子を先頭に彼の部屋に向かっております。王子の表情はとても自信に溢れたものでその足取りもどこか意気揚々としており、先ほどまでの震えどんよりとした表情はどこにもありません。
「(うーむ普通にお金でいんだけどなー・・でもバルノイアと相談してって辺りでそれだけじゃなさそうだよね・・)」
「こっちだよユウヒ」
「ん?おお、すまん」
報酬への不安と言う深層心理が作用したのか、自然と体が脇道にそれてしまうもアルによって素その都度軌道修正される。
「護衛の報酬だけじゃなくって危ないところを助けてくれたお礼も兼ねてるからね・・それにお金だけって言うのも味気ないでしょ?」
味気なくていいですよアルさん?いったい何を用意してくれたんですか?私はとても不安です。自重って言葉は重要ですよ。
「父上は最初女性の従者を付けるとか言ってたんだけど」
おいバルお前何くれようとしてるんだ。
「冒険者は命のやり取りが多いからそう言うのも必要だろって毎回お店に行くのもお金かかるからって・・・何の事なんだろうね?ユウヒ分かる?」
「さてなんだろうね・・そして従者なぞいらんぞ?」
ったくなに盛ってんだあのエロ親父、まぁそう言うのはよくあるらしいが俺の鋼の精神力には必要ないだろ・・言ってて何だか悲しくなったぞ、そしてアル・・お前はそのまま純朴で居てくれ。
「うん身軽な冒険者には、邪魔になるんじゃないかって言ったら諦めてたよ?」
「それは良かった俺は気ままに一人旅が良いからな・・」
ナイスアシストだアル!君への好感度が上がったよ、どっかの王様への好感度は下がったが。
「一人旅かぁ・・僕には無理だよねーいいなー」
「アルは大人しく王子様してろ・・どの道そんな事しようものならバルカスが飛んできそうだし」
だよねーと笑っているアルが急に立ち止まると目の前の扉を開けながらここが僕の部屋だよーと言うと中に入って行った。そしてリポーターユウヒもその後について部屋に入った、そこで見た物とは!?次週につづ・・かないけどね。
「ふむここがアルの部屋か・・」
「ふふ、僕の部屋にいらっしゃい」
アルの部屋は普通だった、まぁ家具一つ一つは高価なのだが見た目は全体的に落ち着いた雰囲気である。
「・・ふむ質素とは言えないが落ち着いた雰囲気でアルらしい部屋だな」
「あはは、そうかな?そう言ってもらえると嬉しいかな?」
質素とは言えないだろう、黒光りする磨かれた机に要所要所に施された意趣が落着いた高級感を感じさせる洋服箪笥、お偉いさんお馴染みの天蓋付きベットどれもこれも高級品で俺の右目はそれらの価値を正確に教えてくれる、流石は王子様だね。
「とりあえずこの金持ちめと言っておこう・・それで俺の報酬は?」
「あはは、家具は控えめにって頼んでるんだけどね、報酬はこれだよ」
俺の言葉に苦笑いをするアルは、机の横に置いてある上部が開くカギ付のまるで宝箱の様な木製に金属部品で作られた箱を開けると、中から布袋を取り出し抱えテーブルまで持ってきた。
「これか・・」
「これだよ、まずこれが護衛の報酬金ね?でこっちが父上と相談したお礼」
俺は目の前のテーブルに広げられた布の中身を見ると思考が一瞬止まった、何故か・・それはまず報酬金だ、明らかに多いそして中身が少しこぼれたのか金色の何かが見える。
「アル?多すぎね?イノシシ討伐の何倍かある気がするんだけど?・・」
「んーとね一応王族の護衛の相場と護衛日数にアクシデント等も踏まえた正当な金額だとおもうよ?まぁ普通ならパーティ依頼か団体になるからこれを山分けする形になるのかな?」
アルは王子様でしたね・・まぁ今更だけど、金貨さんが見た目何十枚か入ってます日本円に換算すると俺の年収より高くなりそうな量だと言っておこう・・そして俺の会社は給料の安い黒い会社だ。
「そうか・・でこっちのは何だ?冒険者カードに似てるが2枚?」
「うんそれはねグノー国内の通行証と王家発行の証明書だよ」
俺が冒険者カードと同じくらいの長方形をした手のひらサイズのカードを手に取っ書いてある文字を見ているとアルが説明してくれる。グノー国内の通行証と証明書?いったいなんに使えるのか首を捻りながらカードを手に取ってみているとアルが説明してくれる。
「あはは、えっとね通行証はグノー国内ではいろいろ通行に許可がいる場所があるんだけどね?それは王家公認の通行所だからそう言った場所に無条件で入れるよ?」
どうも話によるとグノー国内に限らず各国保有の土地や遺跡また危険な場所には、進入規制があるらしく様々な条件で規制されているのだが、この通行証があれば最低ランクから最高ランクの王家のみ侵入可のエリアにも入れるとか・・とんでもない物を貰ってしまった気がする。
「おいおい良いのか?そんなもの俺に渡して」
「ふふ、ユウヒなら悪い使い方はしないでしょ?僕こう見えても外交の仕事してるから人を視る目には自信あるんだよ?・・それにユウヒは何かやらなくちゃいけない重要なことがあるんじゃない?・・ソレあると便利だよ?」
ニコニコ顔で俺を見上げながら話していたアルは途中から少し真面目な声色と表情になりながら俺に聞いてくる、どうやらいつもどこか抜けた感じがするがアルディスだが彼なりに何か見えていたようだ。
「・・そうか、確かにちょいとした頼まれごとがあるからな上手く使わせてもらうよ、そんな顔すんなって別に隠し事じゃないからさ」
「えへへ、ありがとユウヒ」
どうも聞いて良いのか迷っていたようで俺の返事に少し元気が戻ったようだ・・ただ、アルってイケメンだけどなんだか女の子っぽいよね見た目じゃなくてこう内面?的なところが・・やはり上と下女の子だからかな。
「ん?えっとそっちの証明書はねグノー王家が身元を保証するって物なんだ」
「・・・また大層なものを、それはアレか?借金するのもどっかで捕まった時も王家が助けてくれる的な?」
「うん!僕はユウヒに命を救われたからね・・次は僕が救う番だよね?」
「・・いや俺的にはそんなピンチには一生合いたくないんだけど・・まぁ何かやりたい時か怪しまれた時にでも見せればいいか」
「そうだね・・でも何かあったら遠慮せずに言ってね?それ門番に見せればお城も自由に入れるから」
アルの言葉に何かフラグが立ちそうで顔が引きつるも何とかその顔を元に戻すと、さらに引きつりるセリフを吐くアル・・お城に自由とか大丈夫かグノー王家またあんな襲撃が無きゃいいがな。
「まぁアルも何か困ったことがあれば言うといい・・・友のピンチに駆けつけるってのも熱いだろ?」
「ユウヒ・・」
俺に似合わない臭いセリフを言ってしまいなんだか恥ずかしくなってきたがそれ以上にアルの目がキラキラを通り越してウルウルになっているのに気が付き危険な香りを感じ始めた。
「(・・・・・あれ?これは不味い感じ?・・この感じ過去にもどこかで?)」
昔元の世界であったとある出来事を思い出し背中に嫌な汗を掻き始める。しかしその時救世主が現れたのであった!!
「アルディス様!」ガチャ!
その名は!メイ・フィール!アルディス付のメイドである!・・・しかしメイよ?仮にも仕える王子様の部屋にノック無しで突入っていいのか?
「わわ!?どうしたのメイ?」
「はわ!?あ、いえすみませんアルディス様・・ユウヒさんがもう城を出られると聞きましてもう一度お礼をと」
急に入ってきたメイにアルディスはビクッとして目を白黒させてメイに問う、メイは自分のやったことに思い直し頭を上下に高速で振りながら謝る・・その姿はパンクロック系のミュージシャンを彷彿とさせたが俺はそれよりもメイを賞賛した。
「メイぐっじょぶ!」
「「ぐっじょぶ?」」
「いや何でもない・・まぁお礼は十分してもらったし今も十分すぎるお礼を貰ったし、また来るからその時はまたお茶を・・」
「はい!お茶入れさせていただきますね?」
アルとメイはそろって首を傾げる・・やはりこの二人似てるな?俺の言葉にメイが元気よく答えてくれる、しかし俺が中途半端に言葉を切った為またも首を傾げる。
「忘れる所だった渡そうと思って持ってきてたんだよ」
「「?」」
「はい、お茶の葉だよ?また何種類か作ったからプレゼント、結構量もあるからみんなで飲んでね?」
俺は昨日仕訳したお土産分のお茶の葉を持ってきていたのをすっかり忘れていたので布袋の中から取出し渡した。それをキョトンとした顔で受け取る二人。
「また作られたのですか?」
「いつの間に?」
「まぁ特技だからな」
二人は俺の渡した袋の中を確かめるとその種類と量にびっくりしているようである、あとは・・ここで渡しとくかな。
「こっちはねバルノイア用なんだけど滋養強壮とかの薬詰め合わせね?効果は中に書いてあるから渡しておいて?でこっちは・・」
その後も用意していた置き土産を説明しながら出したのだが、結構な量だったのでテーブルの上は置き土産で埋まることになり、アルとメイは袋の中から次々にお土産が出てくるその光景にキョトンとして固まっていたのだった。
「でこれがルルイアに・・」
「「(ユウヒ(さん)いったいその袋にどれだけ入ってるの(ですか)!?)」」
いかがでしたか?今回はもっと早い時間に投稿するつもりが寝坊してしまいました予約掲載と言うのも試したほうがいいのでしょうかね?
現在、章管理してないですがそのうち話数もっと増えたらやろうかと思ってますそう言う意味では次回の話が次の章、話しへの分岐になると思いますこれからもユウヒの冒険は続きますので読んでやってください。それではまたここでさよなら~




