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ワールズダスト  作者: Hekuto


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第二十五話 ユウヒと食後の一騒動

 どうもHekutoです。


 二十五話『ユウヒと食後の一騒動』完成しましたのでお送りします。




『ユウヒと食後の一騒動』


 ここは晩餐会での派閥争いから少し時間が過ぎたどこかの一室、複数の机と書棚そして大量においてある羊皮紙や分厚い本、ここは文官派の大本営?所謂文官たちの仕事部屋である。しかしそこでは誰も仕事をしておらずなぜかあちこち傷だらけの者たちが力なく床に座り込んでいた。


「うぅ・・まさか奴らがこんな力技で妨害してくるなんて・・・うっ」


「いや・・違う、あの猪騎士に策を巡らそうなどと考える頭は・・無い!」


「じゃあいったいあれは何なんですか?・・うぅ足擦りむいちゃいましたよぉ・・ふぇ」

 どうやらこの文官達もユウヒに接触を試みたようであるが、疲れを感じるも力強く断言する言葉などから察するに騎士派に妨害されたようである、特に膝を押さえている女性はすでに半泣きである。


「まぁ何も見えていないのだろうな・・あいつらの行動方針だってしっかりあるのかわかったものじゃない、そのうち消えると思うが・・とりあえず今日はご苦労だった、やはり我々は直接動くには向かないのだろう。次は我々らしく行動しよう、解散・・」


「「「「おつかれさまでした~」」」」

 そうどこか投げやりに挨拶を終わらせるとある者はのろのろと立ち上がり部屋を後にし、あるものはそのまま気を失うようにその場で寝てしまう。


「(むぅ被害が大きすぎたな、これは別の方向性の策が必要なようだ・・)」

 文官派のリーダーらしき男が今後の方針に頭を痛める中、膝を擦りむいた女性は治療のため医務室へと向かっていた。


「あうぅ・・」

 しかし膝が痛いため涙目で情けない声を上げてしまう。さらに今の彼女は膝の擦り傷が長いスカートに触れることで激痛が走るのを防ぐ為に、スカートを腿の辺りまで右手でたくし上げた状態で壁に片手をつきながらよろよろと歩いている。その為、普段から露出の少ない彼女の白く細い足は薄暗い夜の城内でよく目立っており、薄暗い城内に足だけ浮かび上がりちょっとしたホラーのようにも見て取れる。


「はぁ~こんな姿誰かに見られたら・・うぅ情けないやら恥ずかしいやら・・・あ、ここは」

 いろいろな意味で涙が出てきそうな彼女がふと気がつくと、そこはユウヒの泊まっている客室の目の前であった。


「・・・・(別にユウヒと言う冒険者の人が悪いわけではないんでしょうけど)」

 彼女は、自分の今の状況をユウヒのせいにしてしまいそうな自分をどこかしょうがないと思う一方八つ当たりのようで情けなくも感じ、しばらくその場で休みながら客室の扉を眺めていた。するとその扉が急に開き、中から彼女が今日必死に接触を図ろうとしていた人物であるユウヒが出てきたのだった。そのあまりに急な展開に思わず息を止め固まってしまう文官の女性。


「おふろ~♪おふ?ん?だれで・・・おわ!?」


「へ?ひゃぁ!・・!!?」

 陽気に歌を歌いながら出てきたユウヒは、誰か居ることに気がつき振り向くも薄暗い廊下にくっきり浮き出たその綺麗な足に驚き、それが何であるか理解すると若干顔を赤くしながら声を上げる。その反応に首を傾げるも自分の現在の姿を思い出し、慌ててスカートを下ろすがそのせいで傷口にスカートが当たり痛みで声にならない声を上げ縮こまる女性。


「んん?怪我してんのか!?ちょっと待ってろ今薬持ってくるからな!」

 どうやらユウヒは右眼のおかげで目の前の女性の状態に気がついたようで、急いで自作の薬を取りに部屋に戻るのだが暗い廊下より明るい部屋の方が治療しやすいと考え直すと、また廊下に出て来るのであった。





「治療するのに廊下じゃ暗いから部屋に入ってベットにでも腰掛けていてくれ」

 俺がそう言うと彼女は小さく返事をするとそろそろと部屋に入っていった。いったい何があったのか、俺は晩飯を終え何かと話しかけてくる連中を妄想魔法で振り切ると誰にも気づかれないように部屋にもどったのだ、それでお風呂に入りたくなったのでメイドさんに頼もうと思って部屋を出たら。


「目の前に綺麗な生足とかいろんな意味でドキっとしちまったぜ~しかも怪我とか・・メイドさ~んいますか~」

 妹なら確実に悲鳴を上げているようなホラーな出来事に、いろんな意味でドキリとした出来事に思いを巡らせながら、メイドさんの待機場所である向かいの部屋の扉をノックし呼んでみる。するとすぐに返事がありパタパタと足音が聞こえてくる。


「すみませんお待たせしました。何か御座いましたでしょうか?」

 ガチャリと部屋の扉が開くと、今朝お風呂に案内してくれたメイドさんが出きて不思議そうに首を傾げた。


「あぁちょっと頼みがあるんだけど」

 俺は水の入った桶とタオルをお願いした。すると彼女は汗を拭うと勘違いしたのかお風呂を勧めてきたがそれとは別の要件だと言いお風呂はこの後に入りたい旨を伝えると、すぐにお持ちしますと言ってくれたのでそのまま部屋に戻った。


「とりあえず傷を洗って綺麗にしてから塗り薬と包帯を巻くからな?」


「あ、あのぉ城の治療所にいければ大丈夫なのでぇ・・」


 俺の言葉にびくっとし語尾にいくにつれて小さくなる声で大丈夫と言うが、まぁ確かにそうなのだろうが、部屋の目の前で遭遇してしまったわけで、

「その足でふらふらと歩いていかれるのは今更不安だ、それにとって食うわけでもないんだとりあえず落着け」


「と!とって、食う!?はうぅぅ(これはアレな展開ですか!?しかしこれはチャンス!??・・しかしそんな枕で結果を出すようなこと・・いやしかしぃぃぃ!??)」

 なにやら俺の言葉に過剰に反応した後小声で何か言っているようであったがよく聞き取れなかった。 まぁちょうど意識がトリップしてくれたので荷物の中からまだ使用してない綺麗な手ぬぐいを取り出すと、即座に合成魔法で包帯に変える。だいぶ合成にもなれたため最初のように時間もかからず、また魔力の光も最小限で済んでいる、どうやらあの光は込め過ぎた余剰魔力の光だったようで一応合成の安定性に意味があるようだが出すぎても意味は無いようである。


「よし、こっちの準備はできたからすまないが傷を見せてくれないか?」


「は!?やはり王子のお客様にこのような・・」


「んなのいいから、アルも別に気にしないさ・・どうせまたあのニコニコ顔で流石だね!とか言うだろう

よ?・・言っててリアルに想像できてしまうな」

 俺の説得?が聞いたのか、分かりましたっと言うとスカートをたくし上げ膝の傷を見せてくれる。一応断っておくがしっかりスカートと両手でガードしてあるので見えるのは傷とそこから下の足だけである。・・・誰に断ってるんだろう?そんなことを考えながら俺は右眼の力を調整し傷の状態を確認した。


「(・・うぅん思ったよりとひどいなぁ・・)」



カシス・ノウマード ♀ **歳 文官

 状態:緊張 思考力低下

 異常検知:右膝裂傷 出血 鈍足 心拍数上昇 血圧上昇

 身体構造:**** *** */*/*:**/**/**

      ***** ****:**** **


 以上のような状態である・・ちなみに文字が読めない部分は所謂マナーモードである。気がつかないとは、言え知られたくない情報だろうからな・・どれが何かは想像に任せることにする。


 しかし結構な怪我だな・・歩くのも辛かっただろうに、傷口はほぼ血で固まってきてるがまだ少し出血しており痛々しい、痛みのせいだろうか?心拍数上がっているようだ。

「ひどいなぁ痛かっただろ?今メイドさんに水頼んでるからな・・まてよ今の状態って傍から見たら・・」


「ユウヒ様おまたせしまし・・・これは!?申し訳ありませんやはり女性が必要でしたか、気が利かなかったためにまさか文官の女性をつれこ「ちがうよ!?まず落着いて見てね!?」はぁ・・これは!・・ユウヒ様初めてはやさ「言わせないよ!?違うからね!?」」


「や、やさ、やさ・・はうぅ」

 絶妙なタイミングでのメイドさん出現でその場は一瞬にして混沌と化したのだった。メイドさんは女性の扱い方について説明を始め、それを聞いた女性は混沌の極みに落ち異常項目に思考停止が追加される、この混沌を収めるのに結局20分ほどかかったのであった。


「はぁ・・まぁこれでいいな、効果は保障できるから傷も残らないと思うよ・・」


「あ、ありがとう御座います!」


「申し訳ありません、ユウヒ様の善意を勘違いしてしまいました・・」


「まぁ、いいさ勘違いされるような状態だったのは分かるし・・」

 俺は若干疲れた顔でそう返事をするのだった。しかしそんなことが起こっていたとは、治療をしながら女性になぜ怪我をしたのか聞いて見るとなにやら俺と接触しようとする派閥がいくつかあるらしく彼女もまた接触しようとした一人らしいのだが、どうもほかの派閥の妨害・・と言うより騎士派のブリッツ(騎士の使う突撃陣形らしい)に巻き込まれて撥ねられたようである。


「ほかにも怪我人いるんだろ?これとこれはあげるよ、こっちが傷用でこっちが打撲用の塗り薬ね」


「え?そんな薬みたいに高価なもの・・」


「まぁがんばって結果的に俺に接触できたみたいだし?ご褒美だと思えばいいさ」

 俺はそう言うと文官さんに塗り薬の入った陶器の入れ物を二つ渡す、それからーっと言ってさらに別の物を取り出しながら。


「これは明日渡すつもりだったんだけどねー?はい、メイドさん達で使ってくれるとうれしいんだけど?」


「これは?」

 俺は、メイドさんの手に蜜柑ほどの大きさをした陶器の入れ物を数個渡しながら説明をはじめた。


「これはハンドクリームだよ手荒れなんかに効く塗り薬だね水仕事とかした後にカサカサにならないように手に薄く塗るといいよ」


「そんな・・いえありがたく使わせていただきますお心遣い感謝いたします」

 どうやら受け取ってくれるようだ、実は市場調査をした時にハンドクリーム系の薬があまり無く、あってもただの油みたいなもので効果も微妙だったので材料になりそうなものを購入して作って見たのである。まぁ足りない知識を妄想で補ったため効果は小+止まりだけど店売り品よりマシなので良いとしよう。


「そいじゃ俺は今からやることあるから」


「はい、それでは失礼しました。この贈り物は皆で使わせていただきます」


「あ、あの私もありがとう御座いました。なんとお礼を言ったらいいか・・」


「別にいいさ、まぁ怪我に気をつけてね?」

 俺の言葉に少し顔を赤くしながら、はいと返事すると二人は部屋から出て行ったのだった。


「ふぅ・・いろいろと疲れちゃったなぁお風呂行ったらまた一騒動ありそうな予感もするし今日は良いかぁ」

 朝の一連の騒動を思い出してしまい何となく力が抜ける感覚に苦笑いしながら、アミールに送る物と連絡用の冒険者カードを準備するのであった。


「うん、こんなものかな?クレアザミの茶葉2種類とハーブと果物を使った茶葉3種類か・・今考えると作りすぎだなこのほかにもランクの低いのもあるし」

 今更ながら合成魔法で作った大量の茶葉や薬にやりすぎた感を感じるが、過ぎたことはしょうがないと考え直すと冒険者カードを手に取る、しかし俺はあることに気が付いた。


「あ?連絡用とは聞いたがどうやって使うんだ?念じるとかかな?・・うむむむぅ」

 使い方が分からずとりあえず念じてみる、しかし繋がる様子は無い。


「もっとこう斬新な方法かも?神って言うくらいだし、折り曲げるとか投げるとか・・ばくは「ちょちょっと待ってください!?」おお?」

 俺が斬新な通信方法を考えていると冒険者カードの表面から空中に光の帯が伸びると、何も無い空間にテレビ画面みたいなものが浮かび上がり、その画面の向こうには慌てた様子のアミールが映っていた。


「おお!つながった!」


「もぅ、つながった!じゃないですよ~普通に念じてくれればいいだけです。すぐに出れなかった私も悪いですが間違っても爆破なんてしないでくださいね?」

 呆れ疲れた顔をしながらそう言うアミール、どうやら俺が最後に考えた方法すら看破しているようだ、流石管理神である。


「まぁ使い方がわかれば大丈夫だ」


「んー、ところでそちらはどうですか?怪我はしてませんか?危ない事とか病気とか寝れないとか」

 しかたないですねっと言った感じの困った顔をしたアミールはすぐにいつもの顔に戻るといろいろと心配してくれていたのか聞いてくるが何やらそのままノンストップ心配になりそうだったので、


「ああ、まぁいろいろあったが無事だ問題無い」


「・・・ふふ、そうですかよかったです。ところで今回は何か用とかありましたか?」

 いろいろの所が気になったのか目を閉じ少し間があったが無事ということで追及はしないでくれるようだ。


「実は貰った能力でいろいろ作ってみたからアミールにプレゼントしようと思ってね、そっちに荷物送れ

たりできる?」


「え?プレゼントですか?はい物品回収用機能もカードに入れてありますので、ちょっと待ってください」

 そう言うと画面の向こうのアミールが何やら操作をしだすと俺と空中に浮かぶ映像との間に光る板が出現する。


「そのボードの上に送りたい物を乗せていただければこちらで操作して転送しますので」


「ボード・・この光る板の事か」

 俺の確認にアミールがはいと嬉しそうに答えてくれる、なんだかそれだけで癒される雰囲気である。そんな事を考えながらまとめていた五つの紙袋を光る板に乗せる。


「置いたぞ?」


「はい、それでは転送しますので手を出さないでくださいね?エラーで止まっちゃいますから」

 手を出さないでと言われ俺は瞬時に手だけ転送される恐怖の転送事故を思浮かべたのだがどうやら転送が止まるだけらしい、そんなことを考えてる間に目の前にあった紙袋はスッと消えると少し遅れてアミールの手元に現れる。


「便利なものだな・・」


「一応危険物の回収の為に入れた機能ですから結構大きい物も生物でも大丈夫ですよ?・・ところでこれは何でしょうか?」

 どうやらこの転送装置?魔法?には結構なキャパシティーがあるようである、何となく光る板を見ているとどうやらアミールは紙袋が気になるようだ・・それはそうか。


「こっちで手に入れたハーブや薬草それにフルーツ何かを合成魔法で茶葉にしたんだよ。質はそこそこ良いと思うんだ、よかったら飲んでみてくれないか?」


「ありがとうございます!後でゆっくり飲みますね・・それにしても力を与えて数日でそこまで使いこなすなんて・・」

 俺の説明にアミールの疑問顔がパッと明るい表情になりお礼を言ってくる。やはり贈り物はこの瞬間が嬉しいよね、そう思っているとアミールは少し真面目な顔をしながら何かを考える仕草をする。


「んーまぁ何かを作るって嫌いじゃないしその影響じゃないかな?また何か作ったら送るよ楽しみにしててくれ」


「うれしいです♪一応念じればユウヒさんからでも転送できますのでもし私が出れない時でも大丈夫ですから」

 本当にうれしそうに返事をしてくれるものだからこちらもついつい頬が緩むが、どうやら連絡が付かない時があるようだ。いろいろとアミールも忙しい身なのだろうか。


「ふむ、そっちは忙しいのか?」


「はい、少し問題がありまして・・それでぇユウヒさんにお願いがいくつかありまして・・」


「お願い?」

 何やらお願いがあるらしい、若干歯切れの悪い言葉と上目使い・・だからそのモジモジ上目使いは反則だと何度・・しかもそのアミールの行動にあわせて宙に浮かぶ画面も角度や高度を変えるのだ、なんと言う技術力。こっちの気持ちを知ってか知らずか、そんな断ることの許されないお願い事を説明しだすアミールだった。




「と言うわけで、もしかしたらユウヒさんの周辺で何か起るかも知れないので気が付いたことがあればその都度教えてください・・以上の二件です。」


「・・・」

 俺は一通りの説明を聞いて無言になってしまうそれは別に無理難題に対するものではなくむしろすでに起こってしまっておりこちらでも情報の交換済みな時点でどこか作為的な、ご都合主義的な違和感を感じたからだ。


「あのユウヒさん?」


「すまない・・それたぶん知り合いだ」

 俺の妙な雰囲気にアミールが心配そうな声で話しかけてくる。自分は別に悪いことをしたわけでは無いのだが同郷の同士の事だけに変な罪悪感を感じ絞り出すように話し出した。


「ほえ?」


「実は俺のちょっとした知り合いがこっちの世界に転送されたらしくてな・・もうすでに会っているんだよ」


「え?ぇぇえええ!」

 キョトンとした顔で俺を見詰めるアミールだったが俺の続けた言葉の意味をゆっくり理解すると驚愕の声を上げるのであった。しばしこちらで起こったことなどを説明し相互に情報交換をすること小一時間・・・。


「はぁ・・なるほど、でも危険な人じゃなくてよかったです。」


「・・・それで?あいつらの帰還は可能なのか?」

 一応危険な人間ではないが変ではある・・この世界がそれをどのあたりまで許容できるのか・・管理神がどこまで許容できるのかその辺は別の話ではあるが。そんなことを考え声が少し詰まってしまう。


「そうですね・・その方たちの状態の確認と上への報告、それから検討しないとわかりませんがたぶん帰還自体は大丈夫だと思います・・でも時間がかかるかと」


「まぁそれなら大丈夫かな・・あいつらも結構こっちの世界を楽しんでるし帰還方法があるってだけでも充分だろ」

 どうやらいろいろ面倒はありそうだが最終的には帰還できるようだ、時間か・・やはりどこも役所的なのだろうか。まぁあいつらも楽しんでるようだし問題は無いだろう、次会った時にでもこの話はしておくかな。


「それなら良いのですが、でもユウヒさんに頼ってよかったです。こんなに早く対象が見つかるなんて」


「あぁでもあれなんだろ?まだほかにもなにかしてる可能性があるんだろ?その辺も気にしとくよ」


「ありがとうございます。実はですね資料を整理してて思ったんですがユウヒさんに回収を頼んだ危険なモノも許可なく混入されたモノが影響してる可能性があるんです・・それに気が付いたのもこちらのデータベース上には本来無い歪みから推測したモノですから」

 どうやらアミールが調べた結果を聞くに、幾つかの問題とヒントと事件はどこかで繋がっているのかも知れないな俺にはその辺判断する材料が無いが、気になった事はアミールに伝えた方がよさそうだと考えているとピーピーと言う音が聞え出す。


「あ、あれ?また通信・・これは、すみませんユウヒさん通信が入ってしまって」


「いや大丈夫だ急ぎっぽいのだろ?」

 どうやら通信を知らせる音の様だ、何かを確かめるとアミールの顔に少し真剣な色が浮かんだので何かあったのだろう。


「はい委員会からなので・・あの、プレゼントありがとうございました!とてもうれしかったです。大切に飲みますね」


「それは何よりだできれば飲んだ感想が欲しいが・・それじゃそっちもがんばれよ」

 俺の言葉にアミールがはい!っと返事をすると光と空中に映っていた画面は消え、部屋にはどこか祭りの後を感じさせる様な静寂が広がったのだった。やはり贈り物をして正解だったなと星の浮かぶ空を見上げながら余韻に浸っていると俺はあることを思い出した。


「・・ラビーナって神様の事どうすんだ?」

 もう一つあったお願いでラビーナと言う神様の件は、顔を合わせるくらいいつでも良いとはいっておいたのだが・・。


「ん~加護かぁどんなんだろね?・・こっちから探すのも面白いかもな・・」

 そんな呟きを残しその夜はゆっくりと更けていったのだった。

 いかがでしたでしょうか?


 今回は少し文字量が多くなり誤字脱字多かったので、まだあるかもですが。何かおかしい所に気が付いたり感想がありましたらよろしくお願いします。それではまた次回のこの場で会いましょう。さようなら~

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