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『英雄の因子』所持者の『異世界生活日記』  作者: 笠井 裕二
堕ちた英雄

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409/414

封印 3

続きです。



◇◆◇



ー今のところ、全くの互角、だな。ー

「ああ…。ってか、お前、ネメシス殿の()にいたんじゃないのか?いや、本来はお前の身体な訳だが…」

ーその筈だったんだけどよ。ネメシスの奴は、こうなる事が最初から分かっていたらしいぜ?だから、この場に来る段階で、俺を一時的に引き離したらしい。まぁ、どういう原理かは分からないが、それで俺は、今は一時的にお前の中に避難している、ってとこだ。ー

「…もはや何でもありだな…」


ネメシスとアスタルテの人知を超えた衝突の中、そんな呑気な会話を交わしていたセレウスとハイドラス。


まぁ、ハイドラスは自身の身内が軽く“人間”を辞めている事に、半分くらい呆れていた訳であるが。


しかし…、とハイドラスは言った。


「だが、ネメシス殿の判断も分からなくはない。アスタルテ相手では、お前が()にいると物凄いハンデになってしまうからな。」

ーまぁ、単純に()()が二つになっちまう訳だしなぁ~。ー

「うむ…」


以前にも言及したかもしれないが、“高次の存在”同士の戦いにおいては、もはや通常の戦い方が通用しない。

何故ならば、“勝利条件”が全く異なるからである。


通常の戦闘においては、相手を無力化する事が勝利の絶対条件となる。


無力化。

すなわち、相手の『肉体』を破壊する事である。

(まぁこれも、武装解除をする、させる事によって、勝敗を決する事もあるが、ここでは『肉体』を破壊する事=相手を殺害する事、という定義で解説する事とする。)


簡単に言えば殺す事であるが、それ故に、相手より先にいかに致命的な一撃を食らわせるか、あるいは食らわない様にするか、などの技術、所謂“武術”が発展していった訳である。


しかし、それはあくまで、『()()()()()()()()()に過ぎない。


仮に、一度殺しただけではダメならば、その前提条件が全て崩れ去る訳である。


実際、以前にカエサル達が対峙したドレアム。

彼のバケモノは、驚異的な再生能力と回復能力によって、カエサル達を苦しめる事となった。


まぁ、(くだん)のバケモノの場合は、先天的な異常個体だっただけではあるが、しかし、“高次の存在”ともなると、もはや再生能力や回復能力の完全上位スキルとして、デフォルトで復元能力を持っているのである。


復元能力とは、読んで字の如く、元の状態に戻る事である。


それ故に、いくら『肉体』を破壊しても、次の瞬間には復元しているので、実質的に一切のダメージが無効となってしまう訳である。

(それ故に、冒頭の話の通り、この場の“魔素”による影響を一切受けないのである。

正確には、常に“魔素”からの干渉を受けている訳であるが、常に復元しているので、実質的に無効化している、という感じではあるが。)


これをどうにかする為には、相手の『永久原子』に致命的な一撃を与えるしかないのである。


以前にも言及した通り、『永久原子』とは、『肉体』、『精神』、『霊魂』の全てを内包したある種の“設計図”の様なものである。


それ故に、『永久原子(これ)』を破壊されれば、全てが終わるが、逆に言えば、『永久原子(これ)』を破壊しない限り、いつまでも決着がつかない訳である。


だが、その為には、『永久原子(これ)』を守る幾重もの防御を崩す必要があるのだ。


つまり、“高次の存在”同士の戦闘というのは、一見技術もへったくれもないノーガードの打ち合いに見えて(互いの復元能力によって実質的にはノーダメージ)、実質的には互いに張り巡らされた幾重もの防御を突き崩し、いかに相手より早く『永久原子』に必殺の一撃を入れられるか、という、ある種の陣取り合戦の様な高度な駆け引きが必要となってくるのである。


で、所謂“王手”、『永久原子()』さえ攻めきれば勝ちという状況の中では、『永久原子()』が二つもある状況は不利でしかない。


もちろん、ネメシスとセレウスは全く別の人物であるから、仮にセレウスの『永久原子』が破壊されたとしても、ネメシスが負ける訳ではない。


だが、その場合、当然ながらセレウスはこの世から消滅する事となり、それはネメシスとて望む事ではないのである。


そうした訳で、そのハンデとなるセレウスを一時的にハイドラスへ避難させる事によって、互いに対等な条件にした、という訳であった。


「だが、互いに対等な条件であるならば、その圧倒的な経験値の差から、ネメシス殿に一日の長がある筈だ。」

ー…むしろ、そのネメシスと互角であるアスタルテの方が、どうかしてる、って事だな…ー

「それだけ、“信仰の力”による補強(バフ)が有効という事だろう。」

ーそりゃ、“アドウェナ()アウィス()”も欲しがる筈だぜ。ま、自分達の意向に沿えば、だがな。ー

「うむ…」


ネメシスとも互角を演じられるという事は、アスタルテの力は“アドウェナ()アウィス()”に匹敵する、という事である。


自らの代行者としてはこれほどの人物はいないだろうが、逆に自らの意のままに操れなかった場合、一転して強力な敵対者の誕生と相成る訳である。


セレウスの皮肉混じりの言葉に、ハイドラスは静かに頷くのであったーーー。



◇◆◇



「つぇ〜…。これでも“戦闘”には自信があったんだがなぁ〜…」


ネメシスは、アスタルテとの“戦闘”の合間にそうひとりごちた。



以前にも言及したかもしれないが、ネメシスは“アドウェナ(同胞)アウィス()”と袂を分かっている。


だが、当然ながらそれを、“アドウェナ()アウィス()”が黙って見過ごす筈もない。


言うなれば、“アドウェナ・アウィス”から見ればネメシスは裏切り者以外の何者でもない訳だから、意見が食い違ったから、“じゃ、別れよっか”とはならないからである。


場合によっては強力な敵となる可能性があっただけに(実際、ネメシスは“アドウェナ()アウィス()”の活動の妨害をしていた)、そんな者を放置する訳がないのである。


だが、少なくとも、事“戦闘”においては、ネメシスは“アドウェナ・アウィス”の中でもトップクラスの実力を持っていた。


それ故に、ネメシス()を倒す事は、いくら“アドウェナ()アウィス()”と言えど難しかった訳である。

(もちろん、不可能ではないのだが、その場合、かなりの被害を覚悟する必要がある。

寿命という概念から逃れる為に『肉体』という“殻”から脱却した“アドウェナ()アウィス()”は、見方によっては“死”というものを恐れているとも言える。

つまり、ネメシスを滅する為に自己を犠牲にしよう、などという殊勝な心を持った者は皆無だったのである。)


そこで、“アドウェナ()アウィス()”は一計を案じた。


戦って勝てないならば(実際には、勝てるは勝てるが、その為に自らを犠牲にしたくない、という保身があった)、相手の動きを止めてしまえば良いのである。


いかにネメシスが最強に近い実力の持ち主であるとは言えど、多勢に無勢。

それに、ネメシスも何度となく言及している通り、“アドウェナ()アウィス()”はある種究極の合理主義者であり、目的を達成する為ならば平気で汚い手をいくらでも使ってくるのである。

(カエサルにやった様に、人質を取ったり、という事である。)


こうした事があって、ネメシスは“実験場”の一つであるこの惑星(アクエラ)に“封印”されていた訳であった。


あくまで“封印”に留めたのは、下手に手出しした結果、手痛いしっぺ返しを食らいたくなかった、というのもあるが、ネメシスの存在は“アドウェナ()アウィス()”からしても貴重であった事もあり(それに、もしかしたら“アドウェナ(自分)アウィス()”とは異なる道を選択したネメシスこそが、“アドウェナ(自分)アウィス()”が求めていた“答え”に辿り着ける可能性もあったので)、まだまだ利用価値があると考えたからであろう。


だからこそ、裏切り者であるにも関わらず(普通ならば処刑されていてもおかしくない状況にも関わらず)、こうしてこの惑星(アクエラ)に封じられていた、という流れがあったのである。

まぁ、それはともかく。


つまり何が言いたいかと言うと、少なくとも、“純粋な戦闘力”、という意味では(これは、“通常の戦闘”でも、『永久原子』が関わる戦闘においても、である)、ネメシスはこの宇宙で最強格の一人だった訳である。


だが、アスタルテはそんな彼と全くの互角だった。


それはネメシスが、軽く自信喪失をするのも無理からぬ話だったのである。

(もっとも、ハイドラスやセレウスが述べていた通り、アスタルテが“信仰の力”という補強(バフ)を受けていた事もあるし、そもそもネメシスは、今現在はセレウスの『肉体』を借り受けている=本体ではない、というハンデもあるにはあるが、それを差し引いても、所謂“達人”であるネメシスに、元々が研究者畑の出であるアスタルテが食らいついていけるのは、それだけ“神”としての力、“信仰の力”がいかに強力無比であるかを物語っている訳であった。)


もちろん、だからと言ってネメシスは負けるつもりもないし、先程のネメシス(自身)の例もある通り、純粋に強いだけ何とかなるなら、そもそもネメシスは“封印”される事もなかった筈である。


皮肉にも“アドウェナ・アウィス”は、過去の出来事を通じてネメシスに様々な事を学ばせる結果となっていたのであった。


…まぁ、当の本人的には、色々と複雑は思いはあった事であろうが。



「はぁっ!」

「チッ!」


何度目かのネメシスとアスタルテの衝突に、そこかしこで発光現象が起こっていた。


これは、『永久原子』に到達する為に、邪魔な防御結界などを()()()、あるいは修復する際に起こる現象である。


高レベルの術者や使い手も、無意識的に防御結界や間合いを持っているものであるが、それが“高次の存在”ともなると、もはやそれらはデフォルトで備わっているものなのである。


それ故に、先程も述べた通り、元々が研究者畑の出身であり、セレウスやハイドラスの様な武人ではなかったアスタルテが、曲がりなりにも“達人”であるネメシスと渡り合えているのも、それが大きな要因の一つだったのである。


とは言えど、あくまでそれは、“スペック的に互角に戦える力を持っている”だけであり、別にアスタルテ本人が“達人”になった訳ではないのだ。


ここら辺は、後の時代のティア達『異邦人』・『異世界人』と同じである。


まぁ、彼らの場合は、本人ではなく、ゲームのキャラクター(正確に言えば、自分自身が創造したアバターではあるが)として召喚されてしまった関係で、スペック的にはこの世界(アクエラ)最強格だったのにも関わらず、(ゲームとしての経験ならばともかく)実戦経験が皆無(一部の特殊な事情を持った者は除いて)だった為、何ともアンバランスな事になってしまった訳であるが。


単純な戦闘経験値だけで言えば、召喚された当初は、彼らはこの世界(アクエラ)の駆け出しの冒険者にも劣っていた。

(まぁ、向こうの世界(地球)の比較的治安の良い場所で生まれ育った者達であるから、それもある意味当然なのであるが。)


しかし、その圧倒的なスペック故に、まるっきりの素人であったのにも関わらず、この世界(アクエラ)の英雄にも引けを取らない活躍をする事が()()()()()()()のである。


もっとも、それが通じるのは、自分達より下のレベルの者達に過ぎない。

(まぁ、彼らの場合、“レベル500(カンスト)”だった事もあり、実質的にはほぼ敵無し状態だった訳であるが。)


仮に同じ土俵に立つ者達と対峙してしまうと、経験値や地力の差で、途端にボロが出てしまうのである。

(ここら辺は、“本物”と“偽物”の差、という事だろう。

実際、地道な修業、様々な経験を経て“レベル500(カンスト)”に至ったアキト達と対峙した際、始めこそ良い勝負となっていたが、徐々に劣勢に立たされていった。)


それは、アスタルテも同じだったのである。


先程から述べている通り、端から見た限り、実力は互角。


だが、戦闘の合間に独り言を漏らせる程度には、ネメシスには余裕が見えていたのである。


“そろそろ頃合い、かな…?”


ネメシスは、アスタルテの実力が分かってくると、そう考えていたーーー。



「ほらほらどうしましたっ!?先程から防戦一方ではありませんかっ!」


一方のアスタルテは、ある意味初めて発揮する自分の力に、半ば酔いしれていた。


いや、これはアスタルテが特別な訳ではない。


自分がとてつもない力を持っていると分かったら、誰しもがそういう心境に陥るからである。


実際、アスタルテや『異邦人』・『異世界人』は特殊な例だとは言えど、冒険者の中にもこうした、所謂“天狗状態”になる者達は多い。


ある程度経験を経て、“自分は強い”と思い込み、自分の実力を過信する。


特に、駆け出しから一端になる頃に、そうなる傾向が強い。(ここら辺は、向こうの世界(地球)の車の運転に似通ったところがある。)


初心者の頃は、まだまだ怖さもあるので慎重になるし、ベテランともなると、もはや自分の実力、自分の良い面も悪い面も分かっているので無謀な事はしないが、何でもそうだがその中間、慣れてきた頃が一番油断しやすいのである。


事実、車の事故率は、高齢者と若者が半分を占めているそうだ。


高齢者の場合は、認知機能や身体能力の衰えが主な原因であるが、若者の場合は、経験不足や慣れ、油断によるところが大きい、という統計もある。


冒険者の場合も似た様なもので、己の実力を過信し、己の実力に見合わぬ依頼を受けて()()起こす者達が後を絶たないのである。


つまり何が言いたいかと言うと、アスタルテの経験不足が、ここに来て如実に現れてしまった、という事である。


仮に、セレウスやハイドラスならば、そんな事にはならない。


何故ならば、彼らは元から軍属畑の出身であるから、これまでに様々な経験をしているからである。


故に、いきなりとてつもない力を経たとしても、それに驕らず、まずはその力がどういうものか、の把握に努める。


少なくとも、ぶっつけ本番で未知の力を頼りに、未知の敵と戦り合うなど、そうしなければならない状況でない限りはしないであろう。


これは、彼らが経験から、戦いが一筋縄でいかない事を熟知しているからである。


先程も述べた通り、彼らは軍属畑の出なのだ。


それ故に、彼らに一番要求される事は、勝つ事より()()()()()なのである。(特に、移民船団を()()していた関係上、そうした立ち回りは非常に重要だったのだろう。)


故に、試合やただのケンカなどと違い、一発逆転やラッキーパンチなどにすがる事はなく、綿密な戦術や戦略を駆使するのが基本なのである。


そしてそれは、アスタルテには全くないものであった。


言い方は悪いが、今の彼女は、最強に近い力を持った素人に過ぎず、素人故に何を仕出かすが分からない怖さもあるが、逆に素人故に、その引き出しには限界が存在するのである。


…それに、そもそも“戦う事”を想定するならば、以前から語っている通り、戦う前からすでに戦いは始まっている訳であるしーーー。


「…そろそろ終わらせるか…」


そうポツリと呟いたネメシスに、アスタルテは鼻で笑った。


「どうやって、ですか?見たところ、(わたくし)と貴方の力は全くの互角。いえ、若干ではありますが、(わたくし)の方が押している感じすらありますが?まさか、これまで手を抜いていた、とでも言われるのですか?」

「いえいえ滅相もない。今の貴女相手に手加減が出来るほど、()()俺に余裕はありませんよ。」

「だったらっ!この戦いを、どうやって終わらせるおつもりですかっ!?」

「くっ!」


言いながらも攻撃の手を緩めないアスタルテに、ネメシスは何とかそれを凌いでいた。


確かに、所詮借り物の身体では、ネメシスは本来の力を十全に発揮は出来ない。


一方のアスタルテは、“神”としての力に加え、“信仰の力”もプラスした強化モードである。


むしろ、そんな彼女と渡り合えているだけ、ネメシスの戦闘能力も然る事ながら、セレウスの身体が限りなく“神”に近しい存在に成っている事の裏返しでもあった。


ただ、やはり“信仰の力”という補強(バフ)は強力で、長期戦になればなるほど、自身の力だけで戦わざるを得ないネメシスに比べ、アスタルテは常に供給されるエネルギーによって、体力、気力、精神力などにおいて明確な差が現れてしまっていた。

(ここら辺が、復元能力の限界である。

元の状態に戻る、とは言ったが、あくまでダメージ的な事であって、蓄積された疲れや体力の消耗までは戻らないのである。)


それ故に、単純な力押しでは、現状、ネメシスがアスタルテを倒し切る事は難しい訳である。


…そう、単純な力押しでは、であるが。


「…先程貴女はおっしゃいましたね、誇り高き女神よ。“騙し討ちによって簡単に(わたくし)を封じる事も出来たでしょうに”、と。」

「それがどうかしました、かっ!?」

「その通りなのですよ。確かに俺は、先程も述べた通り、自分自身に課した“ルール”によって所謂“騙し討ち”をするつもりはない。しかし一方で、本来俺は“戦士”であり“戦略家”でもある。故に、使う、使わないはともかくとして、常に自分に有利な手札をいくつも仕込んでいるんですよ。」

「………えっ?」


ネメシスの発言に、アスタルテは思わず攻撃の手を緩めてしまう。


「今回も同様です。そもそも“戦い”ってのは、“戦わずして勝つ”のがもっとも理想的であり、その為に、様々な戦略や戦術を立てるものなのです。残念ながら、貴女は“戦い”はまるっきりの素人だ。確かに、それを補って余りある力を持ってはいるが、それだけで勝てるほど“戦い”は甘くないのですよ。」

「…まさかっ!!??」


“…かつての俺の様に、ね。”


ネメシスの自嘲気味の言葉は、何かを察したアスタルテには聞こえなかった様である。


しかし、それも当然の事だったかもしれない。


ネメシスの言葉が合図であったかの様に、その場には幾重もの多重な幾何学模様が、アスタルテを囲む様に浮かび上がっていたからである。


「『龍脈系封神陣』。俺や貴女の様な存在を封じる為の術です。その性質上、条件は厳しいですし、儀式にえらく時間が掛かってしまいますが、その分、効果は折り紙付きです。対象が強ければ強いほど、その効果は増し、星の力と貴女自身の力を利用するので、自ら抜け出す事も不可能。これを解除する為には、誰かに“封印”を解いてもらう必要がありますが、この場は、人間はおろか、野生生物でさえ近付かない場所ですから、それも望みは薄いですね。」

「そんなっ………!」


幾重もの幾何学模様から、鎖の様なものがアスタルテに伸びる。


先程まで脅威的な力を見せていたアスタルテは、それを振りほどこうとするも、実体がない為なのか、全く効果がなかった。


ただ、不思議な事に、彼女を縛るかに見えたそれは、彼女の周辺で光の粒となっていた。

…いや、光の粒となっているのは、彼女自身だったのか…。


「チェックメイトです。」



誤字・脱字がありましたら御指摘頂けると幸いです。


いつも御覧頂いてありがとうございます。

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ぜひ、よろしくお願い致します。

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