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生命誕生準備編

とりあえず無事に起きました。

死んでる間に色々なスキルのレベルも上がってるし、ある意味ラッキーな感じ。


で、死んで氷漬けになっているから身動きが取れないし、此処にはもう用も無いのでさっさとリビングに帰還。

リビングの時計を見たら、既に200年以上経過してるみたいです。

ちょっと予定外の時間を食っちゃったから、その間に何か変化があったかどうかを確認しなきゃ・・・。


今度は神体のまま、リザアースの状況確認作業。

ちゃんと始祖世界樹が成長してるのは予定通りだったんだけど、どうやら大気の循環に問題があったみたい。

大陸中央に配置した火山帯が問題でした。

現状だと大陸の西側に降水量が多くて、東側が少ない感じ。

だからと言って、また諸々いじるのは面倒なのでとりあえず河川等を配置する事で妥協します。

続いて北極と南極の大陸(両極大陸)が居住出来るレベルの環境じゃないので、そちらもちょっといじる。

後は“剣と魔法の世界なら冒険者ギルドが要るよね!”って事でそれ用の水晶的な物もモノリスの書に記述。

そこまで済んだら、後は自分自身のレベル上げかなぁと思って、適当な分体用の装備を作って準備完了。


・・・なんだけど、その前に居住区の充実を図ります。

まぁ単純に風呂とか客室とか鍛練室、給仕室、寝室、従者部屋×2なんかを造っただけなんですが。


それも済んだら、先送りにしていた作業に取り掛かります。


先ずはこの世界に誕生させる人類の記述作業から。

基本ファンタジーな世界にしたいので、そういった方向で色々と考えて記述。

ちなみに人類誕生はリザアース暦で1000年時点で自動誕生する様にしました。

それに伴い、氷河期は800年ぐらいで終了させる事も決定。

最後に悩みつつもギルド関連の記述を済ませたら、テストとして自身をギルド登録して色々と試してみる。

無事にそれも済んだら、早速“分体”で南極大陸の開拓作業を開始。



南極大陸に到着したら、既に氷の層がかなりぶ厚かったので早速魔法を使ってみる・・・。

が、死んでた間に既に俺ってチート化してた模様。サクサク作業が進みます。


でもねぇ幾らチート化してるとは言え、南極大陸も広いのですよ。

ぼっちで1ヶ月ほど延々と緑化作業(供給されるマナを増やすのも目的の1つなので)。

“寝てたら魔物に襲われる”なんて、ベタなイベントがあったぐらいなもんですわ。

当然チートな俺からしたら雑魚でしたが。

他には特に何も無い、延々と作業漬けの日々でした。


でもまぁ思いがけず魔物素材が手に入ったので、久々に居住区に戻り、風呂に入って休憩。

ついでに今までは風呂に入れなかったり、生活で不便だった事なんか用のスキルなんかを新たに追加。

後は魔物も追加したり、装備を追加したりとやりたい放題やったら再び緑化作業へ・・・。



緑化作業を続けつつ、色々なスキルレベルを上げつつ・・・な生活を2ヶ月ちょっと続けたら、やっと終了しました。

「色々と頑張ったな~」と思いつつ、南極大陸で目印として居た巨木の側でこの3ヶ月ほどを振り返ってたら、

俺の探知範囲にこちらへ近づいてくる魔物2匹を探知。

「何かな~?」とか思ってたら、モフモフな狐(テイル種)が追い駆けられてるではないかっ!


今まで散々ぼっちだったせいか、モフモフゲットは確定事項。とっとと従魔として従える事にしました。

モフモフを追い駆けていたオーガを瞬殺して、散々お狐様をモフり倒した後、従魔契約発動。癒し要員を確保です。

名前はルナにしました(将来的にナインテイルまで成長させる予定なので)。

で、俺が瞬殺したオーガをルナちゃんが食べている間に、ルナちゃんを色々と魔改造。

伝説級までの殆どのスキルを付与してあげました。当然不死スキルも付与。


とりあえず南極大陸の緑化も済んだ事だしって事で、ルナを連れて居住区に帰還。

ちょろっとモノリスの書に記述修正してから、ルナとの触れ合いを楽しんだら今度は北極大陸の緑化作業へ。



俺が北極大陸の緑化作業している間は、ルナには南極大陸で狩りをして貰う予定だったんだけど・・・。

魔改造したせいなのか、従魔化したせいなのか、積極的に狩りをしないルナ。食っちゃ寝な生活してます。

これじゃぁ“神”である俺の従魔としてはダメじゃん。って事で特訓をする事になりました。


鍛練室にて特訓と言う名の蹂躙がありましたが、俺的には必要な事だと判断したのでスルー。

まぁルナには可哀相な事をしてるって自覚があるので、心が折れない事を祈るばかりです。

とは言え、まだ魂を持った存在じゃないはずだから、大丈夫だとは思うけどね。


ちなみに日程としては俺との組み手訓練日・自主訓練日・組み手訓練日・休日の繰り返しの予定。

まぁ年末年始は基本的に休日にする予定ですが。


で、午後からはまた独りで食材探し(ルナは案の定負けちゃったので、晩飯抜きで自宅待機になってます)。

先日寝ている時に襲われた魔物の件を思い出して、ダンジョンを捜索です。

あいつって年齢的に地上生活してたはずではないので、何処かにダンジョンがあるはず・・・。


と思って散々さがして、やっとダンジョンを発見。

早速吶喊してみたものの、かなり手間取ってその日のうちに攻略は出来ませんでした。

ルナとの癒しの時間を挟んで、翌日の自主訓練日に改めて吶喊して無事に攻略しましたが。


さらに翌日。組み手訓練の日です。引いたエリアが半水中エリア。

ルナにはかなり厳しいとは思いますが、どうせいつかは通る道。そのまま訓練続行です。

暫くルナが水に慣れるまでは訓練そっちのけで放置して、俺は泳ぎのレベル上げ・・・と言うか、

俺もテイル種に変身していたので、存分に泳いで気分転換。

テイル種って狐をベースにしてるから、流線型の体型だし、尻尾をうまく使えば水中でも自由自在に動けます。

水中遊泳を堪能したら、さっさとルナを撃破して本日の組み手訓練は終了。

俺は北極大陸で魔物狩り。


淡々と狩りをしていたら、バード種の雄と遭遇。

一瞬食材にすべきか悩んだんだけど、せっかくだしって事で従魔として従える事に。

名前はタリズにしました。で、ルナと同じく魔改造。

早速連れ帰って、晩御飯後のお風呂の時間ぐらいにはお互いに遊ぶ様になったので、ひとまずOKかな?


翌日は休日なので、1人(柱)と2匹で何をするか相談。

ルナから水遊びの希望が出たので、今日は水遊びの日にしました。

何度か鍛練室のドアを開閉(開閉でエリアが変化する様になってます)して浅瀬エリアを引いたので此処で決定。

最初は2匹を引き連れて水中散歩をし、水に慣れさせたら後は自由時間。


ちょっと個人的に問題が発生したので、俺はモノリスの書の記述変更やらの作業をする事に。

その間にルナ達の遊び用に魚を大放出して昼食代わりにします。


スキル追加やら修正やら。他にも大陸に名前を付けたり、部屋を大きくしたりと色々と作業したら、新しい従魔探索へ。

現状の組み手訓練をしてる感じだと、今の所はルナ達の方が圧倒的に弱くて俺の訓練にならんのですよ・・・。


で、何やかんやあって、無事にドラゴン(雌)をゲット。

名前はリヴィア(将来的にリヴァイアサンになって貰う予定だから)。当然魔改造もします。


風呂入って癒された翌日。またも訓練日ですが・・・案の定俺が蹂躙して終了。

“新規加入のリヴィアが頑張ったかなぁ?・・・”程度かな?


組み手訓練がかなり早く終わって、お昼御飯時間までに余裕があったから、先にお風呂へ。

と。

ルナがシングルテイルからダブルテイルをすっとばして、トリプリテイルに進化。

でもね?ルナ。

訓練に関係ないお風呂の掛かり湯で進化したとか、俺は素直に祝えないよ・・・。


午後からはルナ達の泳ぎ系&無呼吸系スキルのレベル上げ兼晩御飯代わりに昨日と同じくお魚作戦。

先に昨日と同じく、リヴィアも水に慣れさせたら、ちょっとだけ編隊飛行的な事をして遊びます。

こうやって遊んで水に親しんでくれれば、スキルのレベル上げも楽しんでくれるかな?って配慮。

途中、ミッシングマンフォーメーションになりかけたりしたので注意した以外は特に問題無し。

そこそこ楽しんだら、お魚大放出して後は放置。俺はモノリスの書の記述変更&ルナの進化祝いのケーキ作り。

ケーキはフルーツいっぱいのパウンドケーキにしました。


で、モノリスの書の加筆修正の前に改めて“神の居住区”のリフォーム作業。

まぁ空間を広げたり、目的別の部屋を増築したりしたぐらいです。


それが終われば漸くモノリスの書の修正作業。

で、ちょっと考える。

“現状のルナ達だとちと戦力不足かなぁ”と。

つー事で、新しく従魔にする魔物やスキルなんかを追加。後、ドラゴン系はブレスを吐ける様にしてみました。

他にはリザアースの標準日時の基点としてタイムオベリスクを設置してみたり・・・まぁ色々です。


パウンドケーキ食って風呂入ったら今日は終了。


翌日は自主訓練日。

俺は追加したい従魔を捜索しつつ、ダンジョンで食材確保。

ルナ達は自主訓練です。一応ダンジョンを見つけたら教えて欲しいので、一番最初にダンジョン入り口に案内しましたが。

とりあえずダンジョンで食材確保している間に探索魔法を使いつつ、従魔候補を探しつつの作業。

で、魔狼であるフェン(フェンリルにする予定)を無事ゲット。

続いてミニドラゴンのシファード(ルシファーミニドラゴンにする予定)をゲットしたら、予定終了。

途中、テイル種がごちゃっと居るダンジョンフロアに遭遇。

流れで1匹だけ狩ったけど、ルナの顔がちらついて狩れませんでした・・・。

後になって「何かテイル種特別扱いも変だな」と少し反省して、今後はちゃんと狩ります。


明日は組み手訓練の予定でしたが、どうせ予定していた従魔パーティーが揃った事だし、模擬戦をする事に。

今日加入した古参3人組はしょぼんとしてましたが、まぁどうせいつかは通る道って事でスルー。


明けて翌日。予定通り俺VSルナ達5人と模擬戦をします。

先ずは連携とか役割とかをはっきり理解させようと思って座学。

で、予定通り午後からは模擬戦です。まぁ、結局俺の蹂躙で終わりましたが。今後に期待って感じですかね。


さらに翌日。

今日は組み手訓練をします。

まぁみんな少しずつ頑張ってくれたけど、所詮はまだまだチートな俺には及びません。

午後からは従魔同士でチーム戦をさせつつ、俺は食材確保へ。


休日を挟んで12月31日。

数日前に予定していた、従魔同士の1VS1の対戦をしてみる事に。

結果、3勝でルナ・タリズ・リヴィア。フェンが1勝。そして全敗のシファード。

シファードはルシファーミニドラゴンにしたいので、攻撃魔法系を覚えさせていない&まだまだ弱いので、仕方無いです。

俺の読みだと、ステータス的にルナが全勝するだろうと思ってたんだけどねぇ。

俺の読みも甘かったですわ。


“従魔同士で戦うのもいい刺激になったかな~?”と自己満足していたら、フェンが俺とも戦いたいとの事。

向上心があると言うべきか、ただの無鉄砲と言うべきか・・・。

一昨日散々蹂躙してやったのに、まだまだ力量差を理解出来て居ないのでしょうか?

ちょっとフェンがおばかさんに思えました。


まぁ売られた喧嘩なので、嬉々として買った上で、思いっきり蹂躙してやりましたがね。

その過程で多少は連携も出来る様になってきたので、結果オーライです。


その後、全員で風呂に入って年越し蕎麦食べて就寝。

皆、今年一年お疲れ様でした。また来年からも頑張ろうね。

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